以前お世話になった保護者に「先生やせたね!」と言われて調子に乗ってしまった赤い水性@部屋でございます。
今日はスプリングバンドフェスティバル2012でした。昨夜のロシア料理パーティーで40~50度のウォッカを3杯も飲んだのに、なぜか朝の4:30に目が覚めて、未だに全然眠くありません。
なにせ、第1回目のSBF2000の立ち上げ当時に参加し、2001,2002と出演させたいただいていましたが、それ以来、10年ぶりの復活ですから、気合い十分です。2000の出演者だった生徒が、今、YWOでレッスンをしてくださっているのですから時代は流れています。
さて、今日はホールでの演奏ということで、定期演奏会を春から秋に移した我がYWOにとっては、今までの定期演奏会のワンステージに近いボリュームとエネルギーを注ぎ込むこととなりました。
お正月のイオンのコンサートから2ヶ月、ヴォーカルアンサンブルやソロ重奏コンを経験してのコンサートでした。完成度という点ではまだまだな面が多く、十分な準備と瞬間瞬間の高い集中力をもっと身に付けたいと思いました。
その分といってはなんですが、勉強になったことや得られたこと、移動や運搬をすることで演奏の前段階の経験値を積むこともできました。そして大切なことは、アウェイでもホームのように活動するためには、いつもと同じことを同じようにやる、『練習は本番のように、本番は練習のように』ということです。
とにかく今は、目の前の結果よりも、日常の過程を大切に考えています。そして、その日常の過程のクオリティが高くなり、習慣化してはじめて自分たちの技となると考えます。
体幹練習、基礎練習、基礎合奏、チューニング、発声練習、合唱練習、マーチング練習など、どれも毎日は3、40分程度の小さな過程ですが、1年間毎日同じことをやっていくことで、完成形をイメージしています。
『まっすぐすくすく伸びる』というより、『螺旋状に渦を巻いていく』という感じというか、スパイラルというか、うまく表現できませんが・・・わかりますでしょうか?
休憩の時間を借りて、合唱の持ちネタも連続でやってっました。今年の目玉は
『A Little Jazz Mass』(チルコット)より「キリエ」です。昨年の宮殿に続き、「なにソレ!!?」的な曲になりますが、吹奏楽部ならではのPiano,Bass,Drumのトリオが入る合唱になると思います。
「グローリア」もいい曲でしょ?

休憩中ということで、実行委員会より撮影の許可をもらいました。1年前に比べると、声楽を習っている分、発声も随分良くなっていると思います。生徒も今日はそれを感じることができたのではないでしょうか?1年の積み重ねは偉大です。