赤い水性の部屋

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Fioretti合唱団

2006年09月20日 | Weblog
 月曜日に舞阪町民センター(現在は舞阪文化センター)で地元の子供たちによるFioretti合唱団のコンサートが行われ、その指揮をさせていただいた。昨年の浜松市との合併記念など、何かの機会には指揮をさせてもらっている合唱団で、団員の中には小学生の低学年からの子もいる。
 団の設立の目的が果たせつつあること、合併により舞阪町の全面的な支援を受けられなくなること、団員が大きくなり、それぞれの道に進んでいくこと、指導者や運営面での難しさなどからこの演奏会を持って解散することになってしまったのだが、そのせいもあって、大変感動的な演奏会になった。また、ゲストにはバイオリンの吉崎さん、チェロの立川さんをはじめ、フルートには以前も共演させていただいたことのある鈴木賀映子さん、さらにピアノ伴奏には、全国で活躍されている中岡太志さんをむかえ、室内楽形式の伴奏という豪華な音楽会になった。
 アマチュアの私がプロを相手に指揮の仕事をするというのは大変な緊張であったが、練習の中でも、お互いに意見を交わし、本番はやりたいことができた演奏だったと思う。なにより、こちらが指示しなくても、プロは本番中にこちらに教えてくれるから本当にすごい。一回一回の合わせだけでも吸収できることがあった。それにしてもこのオレがプロを相手にモーツアルトを指揮するなんて、今後無いね。
 さて、子供たちのほうはというと、これがいままで彼女たちを指揮した中でも一番の出来ではなかっただろうか。集中もしていたし、何よりも指揮に反応し、とても表情豊かに歌ってくれた。そしてアンコールのビリーブでは指導者の白柳さんといっしょに感動的な合唱を歌ってくれた。このときは、もうリハーサルのときから感動したね。こちらも本気になったヨ。
 次の日の学校が、どうも調子が出ず、自分の演奏会の翌日のような気の抜け方というか、疲れ方をしていたので、「あ~、オイラ、昨日かなり本気だったな~」って感じたワケ。とはいうものの、本業は本業。休むわけにはいかないもんね。
 さて、9月10月は、指揮するコンクール・演奏会が6回。毎週本番だね。11月1日の文化発表会をいれると7回。それまでもつだろうか?いやいや、3年生と最後まで走らなきゃ。

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