赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

444

2010年06月29日 | Weblog
 銀河鉄道999(スリーナイン)の4号機は444(スリーフォー)カペラ4号。
 テレビ放映の第9・10話「トレーダー分岐点(前・後編)」で登場した気がする。CM時のアイキャッチ画面でメーテルと並んでいるのが444。
 222(ビオナス2号)と777(プレアデス7号)と未来ステーションのおもちゃを持っていたな、確か。

そんなマニアックな話ではない。

 明けても暮れても考えるのは吹奏楽部とその部員たちのことばかり。
 それにしてもこの暑さ、音楽室は32度。「暑さに負けず、けじめをつけて頑張ろう!」と気合で乗り切ることはできても、気合では勝てないことがある。

 管内の気温が1℃あたり3Centずれるのだが、毎日の練習で気温28度くらいで442ヘルツでチューニングを普段からしていたとしよう。今日は12セント高い計算になる。1ヘルツが4セントであるから、普段と同じように演奏したら、自動的に3ヘルツピッチが上がることになる。つまり基準ピッチを445ヘルツにしないと、いつもと同じように演奏できないことになる。

 逆に春先や冬などは「合奏中に32小節ほど休みがあって、楽器を休めていたら管の温度が10℃下がった」ということが発生した場合、再び吹き始めたとき、予定よりも30Cent低い音が鳴ってしまう。7ヘルツ以上も低い場合、もはや耳が破壊されるウネリであることは、以前HDでみんなに体感させてあげた通り。
 また、エアコンのかかったコンクール会場では、外気温の34度から、室内の26度で18セントダウンだと、4ヘルツ以上変わってしまう。しかも管内が結露してしまう。

 「音程が悪い!」と怒っていてもどうしようもないので、基準を444ヘルツにしたら、あっさりいいサウンドになったよ。気合でも自然現象には勝てない。