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赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

敬老祝寿会

2009年09月21日 | Weblog
今年も地元の敬老祝寿会で演奏させていただいた。
ディズニーランドほどではないにしても、『100%楽しんでもらえる』ために、そして『自分たちにとってもプラス』であるために、また、今後のスケジュールを考えたとしてもプラスになる会にするために、パッと思いつくだけでも以下のようなことを考えて演奏した。

1 初めての会場を経験にインプット
  地域にどのような施設があるかを知ることで、今後の活動場所の一つとすることができる。学校が耐震工事などで夏休みに使えなくなった場合の練習場所の一つになりうる良い場所であった。(エアコンもあったし・・・)

2 靴は履かない
  74歳から参加という、会である。自分からみてもあと38年後という、途方もない話である。人前で演奏する時には足元まできっちり決めるのだが、なにしろカーペット敷きの室内である。「ウチの中で靴を履くのは死んだ人」という考えのお年よりもいるだろうし、気分を害されてはいけないので、あえて靴下履きで演奏。

3 選曲は昭和が基本で、テレビなど馴染みのあるものでなおかつ、今後のイベントでも使用していくことができるもの
  テレビばかり見ているといっては失礼だが、仕事をしている現役世代よりはテレビの試聴時間は長いだろう。また、季節感も出したい。今回の選曲は
①行進曲『若い力』 ← 運動会シーズン、昔の人(40歳以上かな?)は誰でも歌ったことがあるはず。純粋マーチなので、パレードに使用でき、『栄冠は君に輝く』とともに、10月4日の市の収穫祭パレードや野外演奏会のパレードで演奏ができる。日本のマーチ名曲集でのパレードはきっと他の団体では見られないだろう。
②涙そうそう ← これは今まででも人気があり、評判が良い
③風笛 NHK連続テレビ小説「あすか」より ← 定期演奏会で使用するので、今のうちからどんどん演奏して、改善していかないとすぐには上手くできない
④川の流れのように ← 今回新曲。楽譜の出来が思ったより良い。昭和最後の名曲。『セーラー服を脱がさないで』と同じ作詞とは思えない。
⑤青い山脈 ← 同じく昭和の名曲。服部克久先生のお父様である服部良一先生の曲。バンド維新につながるというと無理があるが、無縁ではない。

室内の演奏で、ドンチャカうるさい曲は控えてみた。逆に一緒に歌ったり口ずさんだりするほうが、楽しんでもらえるのだ。

4 楽器紹介で、自分の孫(地元の子)を前面に出し、活動に対する地域からの協力を得る。
  楽器の起源やエピソードなどを盛り込み、紹介していく。お年寄りは、能書きをよく聞いてくださる。

5 主催側にも気持ちよく、呼んで良かったと思ってもらえる行動をとる。
  お弁当など、もらえるものはもらってサッサと帰るというようなことはしない。「気は心」でしてくださっていることに対しては、こちらも「心」で表す。具体的には書けないが、決して儲けようという行動はとらない。

6 宣伝はオーバーにする。
  ここぞとばかりに定期演奏会や日ごろの活動、コンクールなどの成果を大げさに報告する。ただ伝えるのではなく、チラシや報告の回覧板や便りで追い討ちをかける。こういうことはケチらない。いずれ人が人を呼び、回収できるのだから。

イベントの前の練習や準備は本当に大変だが、一瞬で思いつくだけでもコレだけの効果がある。待ってくださっている方が一人でもいる限り、しっかりと準備をして演奏に臨むべきなのだと思う。

この敬老祝寿会を皮切りに、怒涛の本番大連発の幕開け。身体がもちますように・・・