赤い水性の部屋

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闘争心

2007年11月30日 | Weblog
 スポーツや格闘技に限らず、燃えるような闘争心は必要である。最近知ったばかりで恥ずかしい話だが、一通の手紙『ダレル・ロイヤルの手紙』を紹介しよう。
 1960年代にテキサス大学のフットボールチームの名コーチであったダレル・ロイヤルが、夏休み帰省中の選手に、闘争心とフットボールへの情熱を訴えたもので、カレッジフットボールへの真情があふれる名文である。

 親愛なるロングホーン諸君

 打ち負かされること自体は、何も恥ずべきことではない。打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいることが、恥ずべきことなのである。  
            ~中略~
 諸君も三軍でシーズンを迎え、六軍に落ちることがあるかもしれない。一軍で始まり、四軍となるかもしれない。諸君が常に自問自答すべきことは、打ちのめされた後、自分は何をしようとしているのか、ということである。不平をこぼし、情けなく思うだけか、あるいは闘志を燃やし再び立ち向かっていくのかということである。今秋、競技場でプレーする諸君の誰もが、必ず一度や二度屈辱を味わわされるだろう。打ちのめされたことがない選手なんて、かつていたことがない。ただ、一流選手はあらゆる努力をはらって速やかに立ち上がろうと努める。並みのフットボール選手は立ち上がるのが少しばかり遅い、そして敗者はいつまでもグランドに横たわったままである。
                       親愛なるダレル・ロイヤル
                 『新フットボール専科』(後藤完夫 著)より

西部大会で負けた時、その次の日に全員が集まれたこと、そして新しい活動を、気持ちを振りしぼってはじめられたこと。今年の一番の思い出。