著者は現在も「大学への数学」などに寄稿しながら、数学オリンピックを目指す学生のためのセミナーの講師をされています。
中学受験の算数というと、解法パターンなどの知識が重要視されがちですが、本書では問題の考え方を少し変えるだけで、決して解法パターンに頼らずとも考えられるようになるいくつかの例があげられています。
さらに、著者は小学5年生の娘さんを持った架空の人物を登場させてその人物に算数の手ほどきをするという形をとって話を進めていきますので、お父さん、お母さんが読まれれば、題名どおり子どもに教えたくなってきます。
「図形でイメージして解く」として、65x65、73x77とか
1+2+4+8+16+32、1+3+9+27+81+243、
などが与えられます。できますか?分かってしまうと教えたくなります(笑)。
勉強としてだけではなくクイズとしても面白いと思います。同じく、宮本哲也氏も『強育論』や『合格パズル』などで、パズルの有用性を強調しておられます。うちの塾の生徒たちにも使っていますが、同じ算数の思考方法を用いるのに、導入が“問題”となっているのと“パズル”となっているのでは反応は大違いです。
(おっ、お二人とも哲也さんですね)
http://tokkun.net/jump.htm
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『子どもに教えたくなる算数』栗田哲也
講談社:254P:777円
もう小学校からだめ
授業参観が算数だと、お腹痛くなったぐらい!
一方オットは大学院で数学勉強しちゃうぐらい好きらしい
うちのこどもはどっちに転ぶかな?!
オットに出会ってから、、というかオットのトモダチがとってもとっても良い先生で(実際予備校の先生)難しい数学をとっても簡単に教えてくれるんです。例がいいんですよ
ああ、こんな先生に出会っていたらもしかしたら、数学嫌いになってなかったんじゃないかな。
大切ですね、こういう本!
小6のつるかめ算・・・かな。
1個50円のりんごと1個30円のみかんを合わせて40個買った。りんご代はみかん代より800円多く掛かった。
買ったりんごの個数はいくつでしょう。
答えは (30×40+800)÷(50+30)=25
りんご25個
となるのですが、どうして50+30で割るのか解りません。そこだけで結構ですので、教えて頂けないでしょうか?子供が受けた塾の試験問題です。
残念ながら、私は英語が専門ですので責任を持ったお答えができません。同僚の算数講師に、さきほど連絡を取っておきましたので、そちらのブログに飛んでいただけますか。
http://blog.goo.ne.jp/yoyogi-tokkun/
ただし、もう授業に入ってしまいましたので、回答には少し時間がかかると思いますが、やってくれることになっております。