藤原正彦氏のすばらしい小説が出されました。大変注目が集まっているようでうれしく思います。大型本でわずか56ページ、1260円だそうです。 “だそうです” というのは、まだ私は手に取っていません。
ただ、アマゾンの解説や、以前ご紹介した拙文 『古風堂々数学者』 のアマゾンでの書評を見ますと、その中に含まれている 『心に太陽を唇に歌を』 と同じ作品ですね、きっと。今、手元にないので確認できませんが…。
私は、“古風堂々数学者” の紹介文の中で、こう書きました。
どの内容も鋭い洞察に基づいた、刮目に価するものなのですが、特に最後の「心に太陽を、唇に歌を」は是非お読みいただきたいものです。本書全体が210ページほどで、その短編小説に40ページが割かれていますが、その章だけでも本書を読む価値が充分にありそうです。
それにしても、同じ作品が、“単行本” と “文庫本” とさらに本書とすべて出版社が違うことがあるのですね。講談社と新潮社と世界文化社…。よくあるのでしょうか???
すばらしい小説ですが、“古風堂々~” に含まれていますので、お子さんにプレゼントでもするのでなければ、文庫でもいいかなと思いまして…。ご存じないまま購入を考えていらっしゃる方のために、あわてて取り上げてみました。
心に太陽を 唇に歌を 世界文化社 詳 細 |
古風堂々数学者 講談社 詳 細 |
古風堂々数学者 新潮社 詳 細 |
副題が司馬遼太郎氏の “二十一世紀へ生きる君たちへ” とそっくりで…。
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ご紹介の本の詳細を見てみたら、自伝的な小説なのですね。これは子供にもよさそうですね。私も読んでみたいです。
昔の道徳・国語の教科書に載っていたお話を集めた本に「心に太陽を」という物語が載っています。「心に太陽を・・・、くちびるに歌を・・・」はドイツの詩だそうですね。(TBさせてもらいます。)
唯一定期的に購入している雑誌『ミセス』で、しばらく藤原正彦・美子夫妻の子育てに関する対談が連載されていて、たいへん好評だったようです。
『国家の品格』の考え方をご自分で体現している、というか、独特の考え方で、今の私たちにはなかなか真似のできない子育てだな、と思いました。
お子さん達は既に優秀な大人に成長されたようです。
まあ、やりとりを拝見していると、むしろ奥さまが「普通じゃない」という感じ(笑、優秀だという意味でです)でしたが。
ちょっと話が逸れましたが、この本の紹介、私も何かで読んで、気がついたら買おうかな、と思っていたので、相変わらずタイムリーな記事に感謝です。
このコメントを書き終えたら、早速アマゾンへ。
藤原氏のエッセーは読んだことがあって、藤原氏のキャラクターも強烈ですが、奥様の存在が素晴らしいですよね。
VIVAさん、先日からいろいろとアドバイス、有難うございます。
塾の国語の先生は専任の先生じゃなくて、お忙しそうなので(いろんな教室へ行かれるので、先生自身が捕まらない)、やはりここは親の登場でしょうか。
ああ~、また叫んじゃうのかな~。
昨夜も漢字の練習をしていて、とんでもない当て字で書いてくれちゃって、「意味を考えれば書けるでしょ!」と言ったら、「ちゃんと意味は考えてるよ。」だって。
ほぉ~、あなたの頭の中、見せて欲しいわね。
まぁ、それぞれのご家庭でいろいろな考えや状況は異なりますから、いいな、とかできそうだなと思うところを参考にして、自分なりに取り入れてみる、ということでよろしいのではないかと。偉そうにすみません。
だって、“普通じゃない”度なら、buckyさんだって負けてないでしょう。(ほめてるんですよ。怒らない、怒らない)
ところで、困りましたね。そんな塾なんか~、って言いたいけれど、無責任ですから控えますが、もう少ししたら父母面談があると思いますがいかがでしょうか。その時に聞くのでも良いのですが、できれば正式に『国語に関して相談がある』 と言って、面談を申し込まれることをお薦めします。
国語を伝えておけば、誠意のある塾であればちゃんと前もって、Danさんjunior の国語について、テスト結果などしっかり分析してくれるはずです。たとえ国語の担当が同席していなくても、情報を得てくるはずです。
それが適わないようなら、思い切って…、です。
読みやすくて便利なのだけれど、どの本にも共通して感じることは、留学先のイギリスや、知り合いの高名な学者先生の話を引き合いに出すところ。まだ留学が珍しい時の体験を書くことは、珍重されるだろうっていう匂いを感じ、人物的には、少しマイナス、そのくせ文章が洒脱だから好き、そういう評価でした。
その後「国家の品格」で超有名人になり、天皇制で持論(旧皇族を復活させても絶対に男子でなくては意味がない)をきっぱりと主張しておられた氏をテレビで見て、その後は本を手にしていません。
ユーモア、実は好きだったのだけれど…。