4年に一度のワールドカップサッカー! 今日はやはりサッカーの本。ここまでご紹介した、サッカー関連の本は、
『サッカー株式会社』 クレイグマクギル、 『決戦前夜』 金子達仁、 『山本昌邦備忘録』 山本昌邦、 『サッカーの国際政治学』 小倉純二 です。
もうストックがないだろうなぁと思っていたのに、すばらしい一冊が残っていてうれしくなりました。本書です。子ども向けですがぜひお読み下さい。
主人公のハルは、サッカーが大好き。ところが、“女はダメ”と中学のサッカー部で門前払いをくってしまいます。“あ~サッカーしたい、サッカーしたいー”と叫んでいた、ある日突然、彼女の身体に、事故で植物状態になった元Jリーガー、友也が乗り移ります。
一度は断られたサッカー部も、ハルのケタ違いのプレーを見て入部を許可します。サッカーをしている時は幸せですが、実はハルは兄を亡くしており、母子二人でくらしているのですが、母は兄のことが忘れられず、暗い私生活を余儀なくされていました。
しかし、自分に同居する友也のサッカースピリットに刺激され、少しずつ希望がよみがえります。試合に出始めたハルは、大活躍。ゲームシーンは、臨場感にあふれ、“パス!シュート”と心で叫びたくなります。
また、プレー場面とは対照的に、身体を共有するハルと友也の毎日はドタバタの連続ですが、徐々に心が和らいでいく過程がほほえましいのです。最後はお楽しみです。
二人の運命に最後までひきつけられ、切なく、楽しく、そんなストーリーでした。生徒に薦めて、読んでくれた人は『先生、こういうの他にもないですか?』 と言ってくれて好評でした。
http://tokkun.net/jump.htm
『もう一度キックオフ』風野潮作 真咲ナオ絵
岩崎書店:173P:1260円
p.s. そういえばサッカー好きな生徒が突然、『先生、この記事爆笑だよ』 と言って、朝鮮日報のこのコラムを教えてくれました。興味のある方はどうぞ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/02/20060602000055.html
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ワールドカップ サッカー 『もう一度キックオフ』風野潮 真咲ナオ
ゆうきと申します。わたしも塾講師です。
(本業不景気につき、副収入目的でしているバイトですけど。)
塾のオーナーさんの方針で、
私が生徒に特定の本を勝手に勧めることはできないのですが、
生徒から勧められた本が、けっこう面白いことはあります。
本当に面白い本は、きっと、どんな年齢層の人が読んでも、面白いんでしょうね。
ではでは。
しかしこれだけ入ると面白いですね、日本もドイツのような調子でいけばいいんだけど、どうも日本は点数を入れるのが本当に下手みたい、いつもゴール手前で糞づまり、コーラックを飲んで試合に出てほしいものです。
でもちょっと無理かな。(苦笑)
それはそうと本書、ゆうきさんのおっしゃる通りです。大人、子どもに関係なく心に残る良書だと思っています。ぜひこれからもお付き合いさせて下さい。ありがとうございました。
kazuさん:最後までご覧になったんですか?それでこんなに朝早起きで?kazuさんこそご苦労さまです。それにしても、このドイツと引き分けた日本の実力も期待して良いんですよね?私は素人ですからわかりませんが。今日の新聞には、ドイツでは日本が引き分けたことに国民が驚いているようで、今大会の台風の目と、書いてありました。kazuさん期待の柳沢、コーラックでもボラギノールでも正露丸でも、効くならなんでもいいから、ぜひ得点してもらいたいです。