野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
こんな話も大まじめ「天狗にもお経があります」
▼山の伝説ひとり画ってん「天狗にもお経があります」
【概略】
天狗といえば山の妖怪。修験道で修行する行者が、各地の霊山の
天狗を招いて祈念を込める時に唱える「天狗経」というお経があり
ます。室町後期にはすでに唱えられていたものらしいという。
天狗といえば山の妖怪。修験道で修行する行者が、各地の霊山の
天狗を招いて祈念を込める時に唱える「天狗経」というお経があり
ます。室町後期にはすでに唱えられていたものらしいという。
その内容は「南無大天狗小天狗十二天狗有摩那(うまな)天狗数
万騎天狗、先づ大天狗には、愛宕山太郎坊、妙義山日光坊、比良山
次郎坊、常陸筑波法印、鞍馬山僧正坊、彦山豊前坊、比叡山法性坊、
大原住吉剣坊、横川覚海坊、越中立山縄乗坊(しじょうぼう)、富
士山陀羅尼坊(だらにぼう)、
万騎天狗、先づ大天狗には、愛宕山太郎坊、妙義山日光坊、比良山
次郎坊、常陸筑波法印、鞍馬山僧正坊、彦山豊前坊、比叡山法性坊、
大原住吉剣坊、横川覚海坊、越中立山縄乗坊(しじょうぼう)、富
士山陀羅尼坊(だらにぼう)、
……とつづき、をんあろまや、てんぐすまんきそわか、をんひら
ひらけん、ひらけんのうそわか」と、48の天狗名が出てくるお経
です。
ひらけん、ひらけんのうそわか」と、48の天狗名が出てくるお経
です。
ただこのお経は四国石鎚の行者たちが、あちこちの天狗名を唱え
ているうちに、徐々に出来上がってきたものではないかという。そ
の証拠に近畿以西の天狗が圧倒的に多く、「八天狗」にも登場する
丹沢大山の伯耆坊や、関東東北の有名天狗名が抜けてしまっていま
す。
ているうちに、徐々に出来上がってきたものではないかという。そ
の証拠に近畿以西の天狗が圧倒的に多く、「八天狗」にも登場する
丹沢大山の伯耆坊や、関東東北の有名天狗名が抜けてしまっていま
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……さらには【本文(筆者のページ)】へ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/temg/temg09.html
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★おわり
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