こんな話も大まじめ「奈良大峰山・天狗に昇格した鬼」

▼山の伝説ひとり画ってん「奈良大峰山・天狗に昇格した鬼」
【概略】
 役ノ行者といえば修験道の祖。各地の山々や神社などに像が見ら
れます。それには必ずといっていいほど2匹の鬼(前鬼・後鬼)が
ついています。
 これは鬼から昇格した天狗だという。前鬼は赤目で斧を持ち、後
鬼は黄色い口をしていて、兄弟だとも夫婦だともいう。酒を飲み赤
い目をして歌う夫鬼を、黄色い口を開けて笑う女房鬼をあらわして
いるのだという。
 役ノ行者が信貴山で修行中、2匹の鬼が邪魔をします。行者は空
を飛んで鬼を追いかけ、生駒市鬼取の里、髪切りの里で捕まえます。
いまそれぞれの場所に鬼取山鶴林寺、髪切り山慈光寺というお寺も
あります。
 こうして折伏された鬼たちは、行者の忠実な従者となったという。
のち2鬼は行者の遺言により、大峰の行場守護のため、吉野と熊野
の境に「前鬼の里」で天狗になって山を護り続けていると伝えます。
その子孫は、「五鬼」と称していたという。
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