こんな話も大まじめ「山梨県茅ヶ岳の天狗・江草孫右衛門」


▼山の伝説ひとり画ってん「山梨県茅ヶ岳の天狗・江草孫右衛門」
【概略】400字
 茅ヶ岳の伝説の怪人孫右衛門は天狗とも仙人ともいいます。ある
時山中で、仙人が碁を打つのを見ていて、家に帰ってみたらすでに
三代もの時が過ぎていた。
 孫右衛門は世を捨てて天狗になったという。江戸時代初期までは
山仕事をしている人の前に時々あらわれたという。正徳年間、村人
が山仕事中、うっかり孫右衛門の昼寝のジャマをして怒らせてしま
った。
 たちまち、大風が吹きはじめ黒雲空を覆い、篠つく雨ととどろく
雷鳴に村人は生きた心地がしなかったという。命からがら逃げ帰っ
た村人の話では孫右衛門は、逆立てた頭髪は真っ白で頬ひげは胸ま
でとどき、大きな目がらんらんと光り、草の葉、木の皮をつづって
着物にしていたという。
 茅ヶ岳西南の尾根(新左右衛門尾根)にはいまも孫右衛門を祀る
祠があるといいます。
・山梨県北杜市と同県甲斐市との境
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