野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
【野の本・山の本】「ドングリ遊びと生食」
「ドングリ遊びと生食」
林の中でドングリをたくさん見つけます。
ドングリは、クヌギなどの果実で、いろいろな形があります。
地面に落ちたドングリは、次の年の春になると水分を吸収し、皮を
破って芽を出します。
ドングリはまた、森や林にすむ、リスやネズミ、クマなどの大事な
食料でもあります。
それにしてもあんなに渋い実を食べて動物たちはよく便秘しないも
のであります。
丸い、球形のドングリは、クヌギ、カシワ、アベマキのもの、広だ
円形はシラカシ、イチイガシ、卵状だ円形はミズナラ、ウラジロガ
シ、だ円形はウバメガシ、アラカシ、アカカシ、長だ円形はコナラ、
マテバシイのドングリだそうです。
たいていのドングリは、渋くて人間には食べられませんが、イチイ
ガシ、ウバメガシのものは食用にもなり、カシワのドングリからは
でん粉がとれます。
ドングリでおもしろいものを作り、いろいろな遊びができます。
(拙著『野の本・山の本』秋編から抜粋しました)
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▼終わり
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