むら里はいかい「田の神さま」


▼某月某日・むら里はいかい「田の神さま」




今のように農業技術が発達していなかった昔、農作物の出来、不出
来は生活にかかわる問題でした。とりわけ、米の不作は、村々の存
亡にも影響します。


人々は作物の収穫を司る神として大昔から農神、田の神を祭り、豊
作を祈るのでした。


田の神は地方によって、農神、さく神、さんばい、亥の神などと呼
ばれ、昔の人は春、山の上から田の神になって里に降り、稲を守り、
秋、収穫が終わると山に帰ると考えました。


神が里に降りることを「さおり」、山に登ることを「さのぼり」と
か、「さなぶり」といって、お祭りをします。


この「さ」は神のことで、早苗や神聖な田植えをする早乙女の「さ」
と同じ意味です。


しかし米が余って減反、転作の時代、遊休田を見て、田の神も、さ
ぞ目をシロクロ小さくなっていることでしょう。


千葉県八千代市でも以前はそおり(さおり)の日、田のすみに七株
ぐらい苗を植えて田の神に捧げる行事がありました。


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▼終わり
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