来年のノーベル医学生理学賞は、メッセンジャーRNAワクチンの基幹技術を開発したカタリン・カリコ女史に、ほぼ確定したように言われている。
従来、ワクチン開発には5~10年かかるといわれてきたのに、ファイザー・モデルナ両社は、わずか1年あまりで有効率95%の驚異的なワクチンを世に送り出した。
これは、「あらかじめ仕組まれていたような」と、苫米地英人博士が驚嘆している。
https://www.rcc-icr.com/post/no-156-%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%AB%E8%87%B3%E3%82%8B%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
カリコ女史の研究は、迫害と軽視に耐え忍ぶ日々だった。ただ、世界で唯一、研究価値を見いだしたドイツ・ビオンテック社が、この研究を世に出した。
この苦難物語は人類史上の美談として、メディアに大きく取り上げられている。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-situation/detail/hungary.html
しかし、このワクチンに関する評価に疑義を提起したアメリカの多くの学者が、なぜか職を追われたり、フェイスブックやツイッターなどの代表的SNSが、ワクチンへの疑問を検閲排除するなど、不可解な統制の動きが拡大していて、このワクチン普及の背後に、何やら得体の知れない力が蠢いているように思える。
ファイザーの副社長は、副反応問題を取り上げた途端に解任されてしまった。(mRNAワクチンの具体的な副反応警告は、なぜか削除されている)
https://www.satoh-clover.com/2016/02/16/473/
メッセンジャーRNAワクチンは、非常に新しい技術である。といっても、すでにSARSやMARSが登場したときには、アメリカ政府による治験が行われ、アメリカは、これを認可しなかった。理由は、副反応で死者が出たからということのようだ。
しかし、今回の新型コロナでは、緊急性が高いという理由で特別な認可が行われた。
ワクチンのメカニズムとしては、たくさんの解説が出ているが、いろいろなサイトで複合的に学んでいただきたい。
https://www.cas.org/ja/resource/blog/covid-mrna-vaccine
このワクチンの本質的な問題については、苫米地博士の解説が的を得ているが、なかなか理解は難しい。
https://www.youtube.com/watch?v=KZTVjlUMuUc&t=208s&ab_channel=%E8%AA%AD%E3%81%BF%E8%BE%BC%E3%81%BF%E4%B8%AD
ワクチンがどういうものか、という理屈は、下記のサイトがわかりやすい。
https://kujira-zaitaku.clinic/blog/957.html
簡単にいえば、ジェンナー以来のワクチンは、極少量の病原体を体内に入れて抗体を作らせるというものだが、生きた病原体→生ワクチンの効果は高いが、失敗して発病させてしまうリスクが大きいため、病原体を殺して(不活化)体内に入れるのが一般的だった。
しかし、メッセンジャーRNAワクチンは、病原体の一部の設計情報を体内に入れることで、リボゾームが、その設計図に従って抗体蛋白を作り出すという画期的なメカニズムだ。つまり、ホンモノの病原体(ウイルス)ではなく、表面にあるイボイボの突起の設計図をワクチンに仕立てた。
以下の図にあるように、病原体ウイルスは、スパイク蛋白という感染のための突起を持っていて、これが被感染者の細胞にあるACE2受容体に接触することで体内に侵入し、莫大なコピーが開始されて発病させる。

このスパイクタンパクの設計図だけをメッセンジャーとして体内に入れておくと、細胞リボゾームが、抗体蛋白を作り始める。
これで、ファイザー・モデルナなどは、感染した患者を発病させない有効率が実に95%という驚異的なワクチンを世に送った。
しかし、問題なのは、ワクチン接種者は発病しなくなるが、感染から解放されたわけではなく、無症状キャリアとして、他人と接触する行動範囲で他人を感染させ続けるということだ。
この凄まじい有効率のワクチンをわずか1年で製品化したこと自体は、苫米地氏がYouTubeで述べているように、不自然で不可解なものを感じる。
通常のワクチンは、10年もかけて、少しずつ治験を積み上げても9割を超える有効率を得ることは困難だ。
しかも、ワクチン接種者は、ウイルススプレッダーとして、その後も活動するのだ。
苫米地氏は、上のYouTubeリンクで述べているように、ワクチンによって体内に入ったメッセンジャーRNA設計図は、勝手に同じスパイク蛋白抗体をどんどん作り出して、人間が本来もっている遺伝子情報を改変してしまう恐れがあるという。
つまり、体内に入ったワクチンの設計図にしたがって、人体が本来持っていない別の遺伝情報を持ってしまう疑いがあるという。
これで、何が起きるかと言えば、新型コロナ禍は確かに克服できたかもしれないが、数年後に自然免疫が変化し、スパイク蛋白特有のサイトカインストームのような「免疫劇症反応」が起きやすくなるのではないか? と指摘されている。
これをアメリカで問題提起した研究者たちは、職場から追放されたり、論文がネット上から削除されたり、不可解な言論統制を受けているという。
このワクチンが普及することで、とんでもなくトクをするGAFAMのような巨大資本によってだ。
もしも、これがワクチン接種者を5年後にサイトカインストームに陥らせるとすれば、世界中で信じられないような死者が出て、あたかもビルゲイツが2009年に提起した「ワクチンによる人口抑制が成功する結果になってしまう。
https://ameblo.jp/james-ishi/entry-12588685106.html
問題の核心は、このmRNAワクチンが、体内に入ると、勝手に遺伝情報を書き換えて、たくさんのスパイク蛋白を体内に作り出し、次に、新たな病原体の侵入時に、強烈なサイトカインストームを引き起こして宿主を殺してしまうのではないかという懸念だ。
しかも、それは、1年後かもしれないし、10年後かもしれない。初めてのワクチンの本当の挙動は10年観察しなければ分からないというのが、ワクチンなのだ。
もちろん、決して、そんなことは起きない。このウイルスは、エイズウイルスのようなDNA転写酵素を持っていないからとか、プロテアソームという分解装置が消してしまうとか、メッセンジャーによるDNA改変を否定する解説が大量に出ているし、WHOや各国政府もそのように説明している。
http://wakaba-jibika.jp/blog/2021/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%EF%BC%88mrna%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%EF%BC%89%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%88%EF%BC%91.html
だが、本当のことは苫米地YouTubeが説明しているとおり、「わからない」というのが現在の唯一の回答だが、5年もすれば、副反応の長期的症例が揃ってくるので、はっきりした結論が出るだろう。
なお、RNA遺伝子は、DNA遺伝子のような二重螺旋転写修復機能を持っていないので、DNAの千倍のスピードで突然変異を繰り返すのが常識だ。
だから、恐ろしく致死率の高い恐怖の疫病が登場しても、案外早く収束するのは、突然変異が毒性を上げることもあり、また下げることもあり、全体として、猛威を振るったあとに軽毒化して、収束することが大半だ。
これはスペイン風邪のプロセスで知られている。というより、ペストであっても、エボラであっても同じで、まるでトルネードのように暴威をふるっても、通過後は静けさを取り戻す。
今回の新型コロナ禍が、どれほどの期間、猛威を振るうかといえば、多くの研究者が来年あたりには収束すると予測している。
我々のなずべきことは、自己免疫を強化することだと、このブログでくり返し述べてきた。決してワクチンや治療薬に頼るべきではない。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0566312
だが、ワクチンは、その副反応が2年や3年で消えるものではない。5年、10年を経てみなければ、その本当の効果は分からない。だから、ときとして病気の本体よりはるかに始末の悪いワクチンが登場してくるのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=lhlZ6OLwfUo&ab_channel=%E6%AE%8B%E9%85%B7%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F
***************************************************************:
余談
ギャオで見られる海外ドラマ=クリティカル救命チームを見て、またまたアメリカと日本のドラマ水準のあまりの格差に涙した。
https://gyao.yahoo.co.jp/episode/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB%20%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%95%91%E5%91%BD%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%80%80%E7%AC%AC12%E8%A9%B1/6061377b-5ff9-4d3f-be59-9747a53cca7c
もうすぐ終わるので、最初から通して見ておいた方がいい。30分ドラマなので一節ごとの展開が分かりやすい。
とにかく、手術のリアリズムが凄い。シリコンラバーだと分かっていても、メスで切り裂いて噴き出てくる血のリアリズムは、日本ドラマのどこを探してもない。まるで、警察に通報したくなるほどだ。
なにせ、日本では日本刀で叩き切っても血の一滴も出ないのだから。
腸や臓器の切断のリアリズムは、もう凄い! としか言いようがない。
ああ、日本でもこれほどリ迫真的アリズムが大切にされるなら、テレビの価値も上がるのだが、私にとっては、テレビドラマは幼稚園児の紙芝居なみの粗雑さで、何の価値も感じられない。感動もない。だから受信料なんて百年は早いというしかない。
ドラマというのは、感情移入して感動を生み出すためには、演出のリアリズムと役者の演技力がすべてだ。BBCもアメリカも、日本の半世紀以上先を行っている。こんな稚拙なレベルでは、日本ドラマの命運は絶望的だ。
ただ、気になったことがある。事故負傷者を開腹すると、内臓破裂のケースが多いのだが、主人公の黒人外科医は、片っ端から切除摘出してしまう。
だいたい、脾臓・肝臓は外壁がないので破裂しやすい。脾臓は、盲腸や扁桃腺と同じように、長い間本当の機能が知られていなかったので、外科医師の多くが甘く考えて簡単に摘出してしまっていた。
だが、最近では重要な免疫機能が知られるようになって、今では滅多なことでは摘出しない保全療法が行われる。
肝臓も破裂していても、一部残せれば再生の可能性があるし、脾臓は例え破裂していても保全しなければならない。
なんで、アメリカでは、片っ端から切除してしまうのか疑問がわいた。アメリカは拝金王国だから、保全養生などと時間のかかるやり方は嫌うのだろうか?
この手術風景を見ていると、ああ、「これで1億円は超えたな」とか思いながら経費を思い浮かべている。
(失礼、アメリカだと思ってたら、エゲレスはロンドンの総合病院だった (^^;))
私は5年ほど前、脚立が壊れて肋骨を折った。医者に行かずに放置したが、5年経ても、激しい苦痛を感じることがある。左脇腹の上の方なので、脾臓の位置だ。今になって、この激痛は肋骨ではなく、その下にある脾臓が血腫破裂したのかと思う。
こうした激痛のあとに、目がかすんだり視力が急激に衰えるからだ。
クリティカル救命チームのドラマを見ていて、自分の体の疑問が解けることが多く、もの凄く有用な番組だと思った次第だ。
従来、ワクチン開発には5~10年かかるといわれてきたのに、ファイザー・モデルナ両社は、わずか1年あまりで有効率95%の驚異的なワクチンを世に送り出した。
これは、「あらかじめ仕組まれていたような」と、苫米地英人博士が驚嘆している。
https://www.rcc-icr.com/post/no-156-%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%AB%E8%87%B3%E3%82%8B%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
カリコ女史の研究は、迫害と軽視に耐え忍ぶ日々だった。ただ、世界で唯一、研究価値を見いだしたドイツ・ビオンテック社が、この研究を世に出した。
この苦難物語は人類史上の美談として、メディアに大きく取り上げられている。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-situation/detail/hungary.html
しかし、このワクチンに関する評価に疑義を提起したアメリカの多くの学者が、なぜか職を追われたり、フェイスブックやツイッターなどの代表的SNSが、ワクチンへの疑問を検閲排除するなど、不可解な統制の動きが拡大していて、このワクチン普及の背後に、何やら得体の知れない力が蠢いているように思える。
ファイザーの副社長は、副反応問題を取り上げた途端に解任されてしまった。(mRNAワクチンの具体的な副反応警告は、なぜか削除されている)
https://www.satoh-clover.com/2016/02/16/473/
メッセンジャーRNAワクチンは、非常に新しい技術である。といっても、すでにSARSやMARSが登場したときには、アメリカ政府による治験が行われ、アメリカは、これを認可しなかった。理由は、副反応で死者が出たからということのようだ。
しかし、今回の新型コロナでは、緊急性が高いという理由で特別な認可が行われた。
ワクチンのメカニズムとしては、たくさんの解説が出ているが、いろいろなサイトで複合的に学んでいただきたい。
https://www.cas.org/ja/resource/blog/covid-mrna-vaccine
このワクチンの本質的な問題については、苫米地博士の解説が的を得ているが、なかなか理解は難しい。
https://www.youtube.com/watch?v=KZTVjlUMuUc&t=208s&ab_channel=%E8%AA%AD%E3%81%BF%E8%BE%BC%E3%81%BF%E4%B8%AD
ワクチンがどういうものか、という理屈は、下記のサイトがわかりやすい。
https://kujira-zaitaku.clinic/blog/957.html
簡単にいえば、ジェンナー以来のワクチンは、極少量の病原体を体内に入れて抗体を作らせるというものだが、生きた病原体→生ワクチンの効果は高いが、失敗して発病させてしまうリスクが大きいため、病原体を殺して(不活化)体内に入れるのが一般的だった。
しかし、メッセンジャーRNAワクチンは、病原体の一部の設計情報を体内に入れることで、リボゾームが、その設計図に従って抗体蛋白を作り出すという画期的なメカニズムだ。つまり、ホンモノの病原体(ウイルス)ではなく、表面にあるイボイボの突起の設計図をワクチンに仕立てた。
以下の図にあるように、病原体ウイルスは、スパイク蛋白という感染のための突起を持っていて、これが被感染者の細胞にあるACE2受容体に接触することで体内に侵入し、莫大なコピーが開始されて発病させる。

このスパイクタンパクの設計図だけをメッセンジャーとして体内に入れておくと、細胞リボゾームが、抗体蛋白を作り始める。
これで、ファイザー・モデルナなどは、感染した患者を発病させない有効率が実に95%という驚異的なワクチンを世に送った。
しかし、問題なのは、ワクチン接種者は発病しなくなるが、感染から解放されたわけではなく、無症状キャリアとして、他人と接触する行動範囲で他人を感染させ続けるということだ。
この凄まじい有効率のワクチンをわずか1年で製品化したこと自体は、苫米地氏がYouTubeで述べているように、不自然で不可解なものを感じる。
通常のワクチンは、10年もかけて、少しずつ治験を積み上げても9割を超える有効率を得ることは困難だ。
しかも、ワクチン接種者は、ウイルススプレッダーとして、その後も活動するのだ。
苫米地氏は、上のYouTubeリンクで述べているように、ワクチンによって体内に入ったメッセンジャーRNA設計図は、勝手に同じスパイク蛋白抗体をどんどん作り出して、人間が本来もっている遺伝子情報を改変してしまう恐れがあるという。
つまり、体内に入ったワクチンの設計図にしたがって、人体が本来持っていない別の遺伝情報を持ってしまう疑いがあるという。
これで、何が起きるかと言えば、新型コロナ禍は確かに克服できたかもしれないが、数年後に自然免疫が変化し、スパイク蛋白特有のサイトカインストームのような「免疫劇症反応」が起きやすくなるのではないか? と指摘されている。
これをアメリカで問題提起した研究者たちは、職場から追放されたり、論文がネット上から削除されたり、不可解な言論統制を受けているという。
このワクチンが普及することで、とんでもなくトクをするGAFAMのような巨大資本によってだ。
もしも、これがワクチン接種者を5年後にサイトカインストームに陥らせるとすれば、世界中で信じられないような死者が出て、あたかもビルゲイツが2009年に提起した「ワクチンによる人口抑制が成功する結果になってしまう。
https://ameblo.jp/james-ishi/entry-12588685106.html
問題の核心は、このmRNAワクチンが、体内に入ると、勝手に遺伝情報を書き換えて、たくさんのスパイク蛋白を体内に作り出し、次に、新たな病原体の侵入時に、強烈なサイトカインストームを引き起こして宿主を殺してしまうのではないかという懸念だ。
しかも、それは、1年後かもしれないし、10年後かもしれない。初めてのワクチンの本当の挙動は10年観察しなければ分からないというのが、ワクチンなのだ。
もちろん、決して、そんなことは起きない。このウイルスは、エイズウイルスのようなDNA転写酵素を持っていないからとか、プロテアソームという分解装置が消してしまうとか、メッセンジャーによるDNA改変を否定する解説が大量に出ているし、WHOや各国政府もそのように説明している。
http://wakaba-jibika.jp/blog/2021/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%EF%BC%88mrna%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%EF%BC%89%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%88%EF%BC%91.html
だが、本当のことは苫米地YouTubeが説明しているとおり、「わからない」というのが現在の唯一の回答だが、5年もすれば、副反応の長期的症例が揃ってくるので、はっきりした結論が出るだろう。
なお、RNA遺伝子は、DNA遺伝子のような二重螺旋転写修復機能を持っていないので、DNAの千倍のスピードで突然変異を繰り返すのが常識だ。
だから、恐ろしく致死率の高い恐怖の疫病が登場しても、案外早く収束するのは、突然変異が毒性を上げることもあり、また下げることもあり、全体として、猛威を振るったあとに軽毒化して、収束することが大半だ。
これはスペイン風邪のプロセスで知られている。というより、ペストであっても、エボラであっても同じで、まるでトルネードのように暴威をふるっても、通過後は静けさを取り戻す。
今回の新型コロナ禍が、どれほどの期間、猛威を振るうかといえば、多くの研究者が来年あたりには収束すると予測している。
我々のなずべきことは、自己免疫を強化することだと、このブログでくり返し述べてきた。決してワクチンや治療薬に頼るべきではない。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0566312
だが、ワクチンは、その副反応が2年や3年で消えるものではない。5年、10年を経てみなければ、その本当の効果は分からない。だから、ときとして病気の本体よりはるかに始末の悪いワクチンが登場してくるのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=lhlZ6OLwfUo&ab_channel=%E6%AE%8B%E9%85%B7%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F
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余談
ギャオで見られる海外ドラマ=クリティカル救命チームを見て、またまたアメリカと日本のドラマ水準のあまりの格差に涙した。
https://gyao.yahoo.co.jp/episode/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB%20%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%95%91%E5%91%BD%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%80%80%E7%AC%AC12%E8%A9%B1/6061377b-5ff9-4d3f-be59-9747a53cca7c
もうすぐ終わるので、最初から通して見ておいた方がいい。30分ドラマなので一節ごとの展開が分かりやすい。
とにかく、手術のリアリズムが凄い。シリコンラバーだと分かっていても、メスで切り裂いて噴き出てくる血のリアリズムは、日本ドラマのどこを探してもない。まるで、警察に通報したくなるほどだ。
なにせ、日本では日本刀で叩き切っても血の一滴も出ないのだから。
腸や臓器の切断のリアリズムは、もう凄い! としか言いようがない。
ああ、日本でもこれほどリ迫真的アリズムが大切にされるなら、テレビの価値も上がるのだが、私にとっては、テレビドラマは幼稚園児の紙芝居なみの粗雑さで、何の価値も感じられない。感動もない。だから受信料なんて百年は早いというしかない。
ドラマというのは、感情移入して感動を生み出すためには、演出のリアリズムと役者の演技力がすべてだ。BBCもアメリカも、日本の半世紀以上先を行っている。こんな稚拙なレベルでは、日本ドラマの命運は絶望的だ。
ただ、気になったことがある。事故負傷者を開腹すると、内臓破裂のケースが多いのだが、主人公の黒人外科医は、片っ端から切除摘出してしまう。
だいたい、脾臓・肝臓は外壁がないので破裂しやすい。脾臓は、盲腸や扁桃腺と同じように、長い間本当の機能が知られていなかったので、外科医師の多くが甘く考えて簡単に摘出してしまっていた。
だが、最近では重要な免疫機能が知られるようになって、今では滅多なことでは摘出しない保全療法が行われる。
肝臓も破裂していても、一部残せれば再生の可能性があるし、脾臓は例え破裂していても保全しなければならない。
なんで、アメリカでは、片っ端から切除してしまうのか疑問がわいた。アメリカは拝金王国だから、保全養生などと時間のかかるやり方は嫌うのだろうか?
この手術風景を見ていると、ああ、「これで1億円は超えたな」とか思いながら経費を思い浮かべている。
(失礼、アメリカだと思ってたら、エゲレスはロンドンの総合病院だった (^^;))
私は5年ほど前、脚立が壊れて肋骨を折った。医者に行かずに放置したが、5年経ても、激しい苦痛を感じることがある。左脇腹の上の方なので、脾臓の位置だ。今になって、この激痛は肋骨ではなく、その下にある脾臓が血腫破裂したのかと思う。
こうした激痛のあとに、目がかすんだり視力が急激に衰えるからだ。
クリティカル救命チームのドラマを見ていて、自分の体の疑問が解けることが多く、もの凄く有用な番組だと思った次第だ。