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賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

蜑小舟(あまおぶね)

2025年04月13日 | 椿・サザンカ
今日から2010年4月(3、10、17、25日)に町田市の薬師池公園で撮影したツバキです。

「蜑小舟(あまおぶね)」。朱紅色、八重、蓮華咲き、筒しべ、中~大輪。花期3~4月。沖の浪、藻汐、釣篝(つりかがり)とは枝変りの関係といれるが不明。アマオブネは、房総半島から南の太平洋側、南日本を含むインド太平洋暖海域の岩礁海岸に生息する半卵形の巻貝で、その貝殻を漁師が使う小舟に見立ててついた名ということです(アマオブネガイとも)。





「波裏(なみうら)」は桃地に紅の縦絞り、白覆輪の八重咲き、割しべの中輪。 花期は3~4月。「沖の浪」の実生





上記2品種が「沖の浪」に関わりがあるということで参考までに緑化センターの沖の浪を。
「沖の浪」は、淡桃地に紅色の濃淡が混じった縦~小絞りが入る白覆輪、八重、蓮華咲き、筒~割しべの中~大輪。花期3~4月。白覆輪が目立たなかったり、花色の枝変わりが出やすい。1695年の「花壇地錦抄」に載る江戸期の名花のひとつ。


次の2種も参考までに。
「藻汐(もしお)」。鮮やかな朱紅色の八重、蓮華咲き。筒しべの中~大輪。花期3~4月。「沖の浪」の紅色の枝変り。12~13枚の花弁が三重に重なった椀状咲きになり、弁間が透いてやや蓮華性を帯びる。(2010年3月14日薬師池公園で)


「釣篝(つりかがり)。朱紅色地に白斑が入る、八重、花弁はやや中折れ、筒しべ、中~大輪。花期3~4月。「藻汐」に白斑がはいったもの。1859年の「椿伊呂波名寄色附」に記載された江戸期からの古種。(静岡県伊東市の小室山公園で2014年3月撮影)


4月の薬師池公園に戻って
「おはじき」。紅色の八重~千重咲きの小~中輪。花期3~4月。内弁は尖る。矮性のユキツバキ栽培種。新潟産。





ドイツのタンタウの2回目です。今回は1986年から2009年までに発表した品種のうち34種102枚です。(品種名の後のHTはハイブリッド・ティー、Fはフロリバンダ、Sはシュラブ、LClはつるバラです)
BGMはJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番ニ短調 5.シャコンヌ」を「クラシック名曲サウンドライブラリー」からダウンロードしました。



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