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賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ツバキ 「和歌の浦」

2022年04月23日 | 椿・サザンカ
今日も4月から開花するツバキで、1859年の「椿伊呂波名寄色附」に記載の江戸古種を。


「和歌の浦」。白~淡桃地に桃色の小絞りや縦絞りが細かに入る八重の中輪。花期4~5月。
大きさがあまり変わらない17、18枚の細長く平坦な花弁が三、四重に重なり、広く平開して貧弱な筒しべか散しべを抱える。白地から紅地まで花色に変化が多く、白、紅の単色花も咲く。


「紋繻子(もんじゅす)」。濃紅地に白斑の入る八重、筒しべの中輪。花期4~5月。
弁数20枚ほどが三、四重に整然と重なる。花弁は左右から内に抱えた樋状弁。弁には大小の差がなく、上半部はゆるやかに外曲する。白斑のない枝変わりが「繻子重」。酷似するものに「鈴鹿の関」「羅撰染(らせんぞめ)」がある。


「日暮(ひぐらし)」。白~淡桃地に紅色の縦絞り、白覆輪の八重、筒しべの中~大輪。花期4~5月。
15~16枚の丸弁が三、四重に重なり、平開咲きからゆるやかに反曲する。