今日も4月から開花するツバキで、1859年の「椿伊呂波名寄色附」に記載の江戸古種を。

「和歌の浦」。白~淡桃地に桃色の小絞りや縦絞りが細かに入る八重の中輪。花期4~5月。
大きさがあまり変わらない17、18枚の細長く平坦な花弁が三、四重に重なり、広く平開して貧弱な筒しべか散しべを抱える。白地から紅地まで花色に変化が多く、白、紅の単色花も咲く。

「紋繻子(もんじゅす)」。濃紅地に白斑の入る八重、筒しべの中輪。花期4~5月。
弁数20枚ほどが三、四重に整然と重なる。花弁は左右から内に抱えた樋状弁。弁には大小の差がなく、上半部はゆるやかに外曲する。白斑のない枝変わりが「繻子重」。酷似するものに「鈴鹿の関」「羅撰染(らせんぞめ)」がある。

「日暮(ひぐらし)」。白~淡桃地に紅色の縦絞り、白覆輪の八重、筒しべの中~大輪。花期4~5月。
15~16枚の丸弁が三、四重に重なり、平開咲きからゆるやかに反曲する。

「和歌の浦」。白~淡桃地に桃色の小絞りや縦絞りが細かに入る八重の中輪。花期4~5月。
大きさがあまり変わらない17、18枚の細長く平坦な花弁が三、四重に重なり、広く平開して貧弱な筒しべか散しべを抱える。白地から紅地まで花色に変化が多く、白、紅の単色花も咲く。

「紋繻子(もんじゅす)」。濃紅地に白斑の入る八重、筒しべの中輪。花期4~5月。
弁数20枚ほどが三、四重に整然と重なる。花弁は左右から内に抱えた樋状弁。弁には大小の差がなく、上半部はゆるやかに外曲する。白斑のない枝変わりが「繻子重」。酷似するものに「鈴鹿の関」「羅撰染(らせんぞめ)」がある。

「日暮(ひぐらし)」。白~淡桃地に紅色の縦絞り、白覆輪の八重、筒しべの中~大輪。花期4~5月。
15~16枚の丸弁が三、四重に重なり、平開咲きからゆるやかに反曲する。