「島」で始まる沖縄の食材
(2007年7月30日の記事の再掲です。)
しまこしょう(島胡椒)……ヒハツモドキほか多数の名前があります。
しまごぼう(島牛蒡)……細くて味わいがありますが、けっこう高いのです。
しまー(島)……泡盛。シマー小(シマーグヮー)とも言います。
しまぎゅう(島牛)……県産牛のことではなく、泡盛のミルク割りです。
しまざき(島酒)……泡盛。アームイ。カラザキ。
しましょうが(島生姜)……よくわかりません。後で調べて書き加える予定。
しまだいこん(島大根)……大きくて丸くて、カブのような味わいでした。
しまだこ(縞蛸)……これは「島」ではありません。もともとは縞模様のあるタコ。「島だこ」は誤用ですが、県産のタコを島だこと呼ぶことも。しかし「アフリカ産島だこ」がよく売られています。
しまどうふ(島豆腐)……沖縄の豆腐。ヤマトゥの豆腐は大豆を煮てから絞りますが、沖縄では生のまま絞って豆乳を煮て固める「生搾り法」でつくられます。スーパーの安売りでは1丁620グラムで88円で売られています。冷却しないでアチコーコーなものもあります。
しまなー(島菜)……からしな。漬けものの少ない沖縄で、このシマナーだけは例外的にほとんど塩漬けのチキナー(漬け菜)にして、チキナーチャンプルーに用いられます。
しまにんじん(島人参)……チデークニ。「チ」は「血」ではなく「黄」。黄にんじんとも言います。
しまにんにく(島大蒜)……小粒で薄皮がピンク色です。黒糖漬けなどにします。
しままーす(島マース)……塩。沖縄では専売塩を使いませんでした。いろいろな種類の島マースが製造・販売されていますが、一番安い塩で十分です。
しまとうがらし(島唐辛子)……小さくて短くてかわいい。ほとんど「コーレーグース」にしているみたいです。
しまばなな(島バナナ)……小ぶりです。高いです。黄色い状態では食べられません。黒くなりかけて、ぶら下げたものに虫がたかるようになると甘くて酸っぱくて。
しまらっきょう(島辣韮)……浅漬けにします。細長いものが多いですが、種類はいろいろあります。