25年前に一人暮らしを始めたときから、
祖母の桐の箪笥と一緒に移動してきました。
同じ京都に居ながら別々に生活するのは世間体が悪いと父が言うので
日が暮れてから友人のつれあいのトラックで引っ越しましたが、
箪笥にベッドに本箱にレコードと結構な荷物でした。
東京を経て沖縄にまで旅した箪笥も、無事に京都に戻ったわけです。
1年間、同じ部屋で寝起き(?)してきましたが、
地震で箪笥が倒れたら下敷きになると気がかりで、
隣の部屋に移動することにしました。
狭い部屋では写真も撮れなくなると記念撮影し、
引き出しを抜いてエッチラ運んで移動完了。
これで安心して寝られます。
あらゆることの能率が低下したのが悩みですが、
考えてみると家が広くなった分も母の分も、
家事は確実に増えているのです。
箪笥の移動と同時に模様替えもして、
もう少し効率的に生活できるように改善したいものです。……ち
昨年、京都に戻って最初に手がけたのは梅干づくりでした。
中央市場のある七条通りで、キレイに紅が差した大きな南高梅を
見つけて衝動買いしたのです。
母もここ数年は父の介護で手づくりしていなかったので、
貴重な自家製の梅干は食べるのもガマンしてきました。
紫蘇をたくさん使って鮮やかな紅しょうがもつくり、これも大事にしています。
今年も手づくりの季節がやってきました。
先日、髙島屋の地下でキレイな小梅を見つけ、また衝動買い。
すでに梅酢も上がって、紫蘇の登場を待つばかりです。
近くのスーパーに出かけたJは、青梅が安かったと興奮して帰宅。
一昨年につくった梅酒は、首里の「えころん」さんの紹介で
ヤンバルの農場に出かけ、自分で無農薬の梅をもいで漬けたものでしたが、
残り少なくなったので今年は梅酒も仕込み、お酢にも漬けてみました。
ついでに、庭のミントの葉っぱも。
ミントリキュールは和菓子の色漬けにも使われますが、
着色料の不自然な鮮やかさ。
真っ青とか、真っ赤とか、真っ緑とか、苦手です。
私たちは、ゴーヤーやカラシナの緑、島にんじんの黄、ミニトマトの赤、
紅芋の紫、紫蘇と梅酢で漬けた自家製しょうがの紅、を愛しています。……ち
元気に育つとうれしい……金美にんじんサン
沖縄の「島にんじん」はゴボウのように細長くてキレイな黄色で、
冬場のお皿の彩りにぴったりでした。
京都の「金時にんじん」と同じ東洋種。
沖縄では島にんじんの時期が終わると、
黄色い西洋種の「金美にんじん」がスーパーに出回り、
これも重宝していました。
本島南部(豊見城市あたり)で橙色の西洋にんじんと
一緒に栽培されているようです。
京都では錦市場の「川政」さん、藤井大丸地下の「タベルト」で
黄色いのを見かけるだけで、なかなか手に入らないのです。
となると、自家栽培するっきゃない。
昨年の暮に植えたものは寒くて成長が遅かったのですが、
暖かくなってから母が種を蒔いたものは立派に育ちましたので、
写真をご覧あれ。
当店「こがね御膳」の目玉「おぼろ寿司」に混ぜ込むと、
色鮮やかでうれしくなります。
堆肥を加えて土にも気を配り、今日は3回目の金美にんじんの種蒔きです。
収穫が楽しみ。……ち
京都に戻って丸1年になりました。
何も手につかないままの1年だっだような気がします。
そんなに大きな変化があったわけでもないようなのに、
自分で制御できないことばかりが増えたように感じます。
野菜の切れっ端から土作りを始めたり、パセリや木の芽を料理に添えたり、
自家製の梅干、紅しょうが、紫蘇の実、梅酒をつくったりするのは楽しいのですが。
事務作業をすぐに溜め込んでしまい、それがストレスになって悪循環しがちなのです。
こうしよう、ああしようと思いつくのに、実行に移すまでに時間のかかること。
牛祭りの面をいただいたお隣の庭で、大きなグミの実が生っているのを見つけました。
グミといえば小さく渋いものと思い込んでいましたが、サクランボほどの大きさで、
甘くておいしいのです。
さっそく断って実を採らせてもらい、焼酎に漬けました。
真っ赤でカワイイです。
気分一新、元気でいきたいものですねー。……ち











