みやしたの気まぐれblog

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11月北陸への旅行 その3「富山地方鉄道でアルプスエキスプレスに乗る」

2015-12-24 01:12:37 | 乗り鉄
11/21-23の三連休で行ってきた北陸方面への旅行の続きです。

11/22の朝になりまして、この日は電鉄富山駅からスタート。富山地方鉄道の鉄道線に乗り、宇奈月温泉駅を目指します。
富山地方鉄道は路面電車と鉄道線を運行していますが、鉄道線は電鉄富山駅から元北陸本線と途中平行しながら宇奈月温泉へ伸びる本線と、本線の稲荷町から岩峅寺へ伸びる不二越・上滝線、本線の寺田駅から伸びる立山線があります。
今回は朝の電鉄富山発宇奈月温泉行き急行電車に乗りますが、この列車の運用が事前の調査で16010形「アルプスエキスプレス」での運用であることがわかっていたので、これに乗車しました。

富山地方鉄道16010形は元西武5000系「レッドアロー」の車体に国鉄485系の足回りを利用した車両で(5000系の足回りは西武10000系で再利用されたため)、3両編成で転属しましたが、後に中間車を増結用に取り外し、2両編成での運行になりました。最初はこの中間車と先頭車1両が電動車だったんですが、中間車外しの際に両先頭車が電動車になっています。
2011年になって、2編成のうち1本が「アルプスエキスプレス」に改造されることになり、増結用の中間車を徹底改造して組み込みました。外観こそ、西武レッドアロー時代の雰囲気を色濃く残させましたが、車内は水戸岡列車らしい仕上がりになりました。走行シーンの撮影は過去何度かしていたんですが、今回初めて乗車します。なお、中間車は特急運行時は事前予約と特別料金が必要なんですが、今回の急行運用では追加料金不要で乗車できました。


朝の電鉄富山駅。ホームにいたのは元京阪3000系の10030形


元東急8590系の17460形もいました。この電車は大井町線用の姿のまま運用していて、地鉄鉄道線用車両では唯一のロングシートかつステンレス車



16010形が入線してきました


なぜか、宇奈月温泉側には特急「アルプス号」のヘッドマークが。運用上は急行です











先頭車の車内です。一部テーブル付の固定クロスシート化され、展望スペースが設置されました。シートモケットも交換済み。片側の先頭車には富山地方鉄道の電車では多分唯一、トイレが設置されました










中間車の車内です。物販コーナーがあります。シートは全て交換されており、テーブル付の向かい合わせ席、窓を向いた席(回転可能)、ボックスシート、本棚席があります。特急運転時は特別料金がかかる車両です


物販コーナーのお品書き


車体側面にはいくつかロゴがあります



17460形との並び



まだ朝の早い時間、天候は曇りでした



車内にはこんな物も飾られていました



本棚の本とデッキからの入口の暖簾


中間車の車番はクハ112。国鉄車番ルールだとクハは制御車(運転台付き)の三等車(一般車)なんですが、この車両は運転台も無く、特別料金がいるという、国鉄基準とは矛盾してます。まあ、富山地鉄ですので


鉄道線の路線図が扉上にありました。微妙にレトロ調



列車は上市駅でスイッチバックするので進行方向が変わります


まだ薄暗いですが、立山連峰の姿は見えました


宇奈月温泉駅に到着

宇奈月温泉で下車したら、次はトロッコです。以下、次回。
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