大阪のデパート売り上げが 他都市に比べて《六年ぶりに前年比プラスに転じた》と報道していた。 数字的に僅か 0.7%なのに見出しは大きい。
先日1288話「大阪府警犯罪8万件報告せず」で統計発表数字も そのまま信用できないことを取り上げた。現役時仕事に関連して「数字で示せ!」と言ったり言われたりした。自分は表示された数字を鵜呑みにしない癖がある。どうも数字や活字で示されると一般的に信頼性は高いと思われるが 出てきた結果の数字に 背景経過が気になる癖。
「経済好循環の実現」を目指す安倍内閣は、個人消費と輸出で 経済を好転させるシナリオを描いてきたが、どちらも伸び悩んでいる 今年に入り 日銀や 政府は 経済情勢は好転して 良い方向になっていると 都合のよい数字を強調していた。ここにきて 個々の数字は別にしてトータルでは 数字的にも 良い方向には向いていない。
GDP 年率6.8%減 貿易収支 25ケ月連続赤字 経常収支4ケ月赤字 財政赤字GDP比 250% 10年国債利回り0.4%(世界最低)
最近気になっていること 良い数字は針小棒大 悪化数字は取り上げ方地味。
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