葉の特徴を捉えるにはいくつかのポイントがあります。もちろん大きい、小さい、長い、短いといった基本的な特徴は重要ですが、もう少しつっこんだ区別点が必要になります。これはミズキの葉で、たいていの葉にあるように中央に1本軸があります。これは中肋といいます。中心になる肋骨ということです。そこから縁に向かって葉脈が伸びますが、ミズキの仲間は縁に近づくと縁に沿うようにカーブします。このことを「流れる」といいます。ナラやシデは流れないで直線的に伸びます。
ミズキ(左)、イヌシデ(右)
ミズキ(左)、イヌシデ(右)
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