「ドングリ」という名前の植物はありません。ナラやカシの実をドングリと呼びます。ナラとカシは落葉と常緑の違いで、分類的には近縁です。玉川上水にはカシは少なめで、なんといってもコナラとクヌギが多く、たくさんのドングリが落ちています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f7/4f504c81efb97857d929140affa5f351.jpg)
コナラのドングリとクヌギのドングリ
さて、ドングリについてのクエスチョンです。
ドングリのお尻とチョンと尖ったのの、どっちが上でしょう?
「お尻というくらいだから、これが下でチョンのほうが上ですか?それとも、帽子をかぶっているみたいだから、こちらが頭でチョンのほうが下でしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cc/911685a93c27b72699d47632f208ddcc.jpg)
ドングリの上下
ドングリは秋のうちに根を出します。根は植物の下にあるのだから、根を出すほうが下のはずです。根はチョンのほうから出ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ba/842fbdbcdfe4ae09ac203b36dc0295e0.jpg)
コナラのドングリからの芽生え 2016.3.22
ということは「チョンのほうが下、帽子のほうが上ということになります。
というのは実は正しくありません。
ドングリの中身は子葉です。つまり根を出したのは子葉、つまり双葉です。根を出したあとは同じほうから茎を伸ばして本葉を出します。上の写真をよ見ると小さい茎がのびつつあるのがわかります。だから、ドングリのチョンは根を出すという意味では上になり、茎を支えるという意味では下になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/79/f1ba94ac6294e269caa7e69f15c45c22.jpg)
コナラのドングリから出た根と茎(2016.3.22)
ということで、チョンは上でも下でもなく、上下のあいだにあるということになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/a3/a6bc6ff7f72207f26786f5f277467fa8.jpg)
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コナラのドングリとクヌギのドングリ
さて、ドングリについてのクエスチョンです。
ドングリのお尻とチョンと尖ったのの、どっちが上でしょう?
「お尻というくらいだから、これが下でチョンのほうが上ですか?それとも、帽子をかぶっているみたいだから、こちらが頭でチョンのほうが下でしょうか?
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ドングリの上下
ドングリは秋のうちに根を出します。根は植物の下にあるのだから、根を出すほうが下のはずです。根はチョンのほうから出ています。
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コナラのドングリからの芽生え 2016.3.22
ということは「チョンのほうが下、帽子のほうが上ということになります。
というのは実は正しくありません。
ドングリの中身は子葉です。つまり根を出したのは子葉、つまり双葉です。根を出したあとは同じほうから茎を伸ばして本葉を出します。上の写真をよ見ると小さい茎がのびつつあるのがわかります。だから、ドングリのチョンは根を出すという意味では上になり、茎を支えるという意味では下になります。
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コナラのドングリから出た根と茎(2016.3.22)
ということで、チョンは上でも下でもなく、上下のあいだにあるということになります。
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