玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します

ミズキ

2016-11-07 08:21:36 | 11月の植物


ミズキ 2016.11.30

紅葉といえばカエデですが、「いや、ナラの褐色の黄葉も捨てたもんじゃない」という人もいます。でもよく見ると捨てがたい黄葉もいろいろあるようです。ミズキは色が抜けたような淡い褐色でなかなかきれいでした。
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ムラサキシキブ

2016-11-07 08:14:18 | 11月の植物


ムラサキシキブ 2016.11.30

 紫という色は日本では尊い色ということになっていて、神主さんでも位の高い人の袴は紫色です。あの紫色が世界中で共有されているかというと私はあやしいと思っています。英語のpurpleは藤色のような淡い紫のようです。
 ムラサキシキブの紫は神主さんの紫よりは淡く、ピンクがかっています。平安人のもっていた紫のイメージがこれだとすると今の日本人のものとはちょっと違うようです。
 ところで紫(むらさき)というのは「群咲き」で、植物がかたまって花を咲かせている状態のことです。そういう咲き方をするムラサキという植物があり、それが名前になったのです。ただしムラサキの花は白で、あまり群生するわけでもないので、なんだか変だなと思います。むしろタチツボスミレあたりのほうが「群れて咲き」ます。

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ノイバラ

2016-11-05 08:18:25 | 11月の植物


ノイバラ 2016.11.30
 ローズヒップ茶というのがあるそうですが、バラの果実から作るお茶だそうです。ちょっと調べたらヒップはお尻とは関係ないそうですが、それ以上のことはわからないので、ちょっと納得できていません。むしろなんとなく丸い果実とお尻を連想するというほうが自然なような気がします。いずれにしてもあの白い花が果実になると赤い実になります。ハマナスの果実はよく知られていますが、これを何倍も大きくしたような実です。


ハマナス 2016.10.14 横須賀
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ツルウメモドキ

2016-11-04 08:22:23 | 11月の植物


ツルウメモドキ 2016.11.30
 玉川上水にところどころある明るい場所に生えていることがありますが、とくに特徴がなく、花はまったく目立たないので、気づきにくいものです。ところが冬になって果実ができると急に目立ちます。赤い実わきに黄色いものがあるので、その効果でよく目立つのです。黄色は果実の皮の部分、中の赤いのが種子ですが、中にある黄色の種子が仮種皮につつまれていて、ガマズミなどのように果皮が赤系、なかにおいしい果肉があって、中に硬い種子があるというのとは違っています。
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カマツカ

2016-11-02 08:20:56 | 11月の植物


カマツカ 2016.11.30
カマツカは玉川上水にわりあいよくある木ですが、花をつける個体は多くありません。小さくかわいらしいいかにもバラ科という花を咲かせ、いかにもバラ科という果実をつけます。小さいですが、食べてみるとリンゴの香りがします。
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