玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します

ヤブラン

2016-08-01 08:51:40 | 8月の植物

ヤブラン 2016.8.17

近い仲間にヒメヤブラン、ジャノヒゲ、ノシランなどがありますが、玉川上水では一番よく目にするように思います。ヒラタアブが受粉にきていました。
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ノシラン

2016-08-01 05:46:42 | 8月の植物

ノシラン 2016.8.17

ヤブランが咲いているすぐ傍に咲いていました。純白の花で、花の柄に関節があり、そこから先は円筒状になっています。ヤブランにくらべると花がまとまり悪くついている印象を受けます。
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ツルボ

2016-08-01 04:39:55 | 8月の植物

ツルボ 2016.8.17

明るい草地や路傍に生えていて、暑い真夏に似つかわしくない爽やかな薄紅色の花をつけてくれます。花序を見ると下から上に咲いていくのだと、当たり前のことに木津きます。花に近づいてみると「ユリ科の3数」が確認できます。
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センニンソウ

2016-08-01 03:54:52 | 8月の植物




センニンソウ 2016.8.28

林の縁などにみかけるツル植物で、ハンショウヅルなどの仲間です。属名をClematisといいますが、園芸種でクレマチスとして知られていますし、テッセン(鉄線)が有名です。野山ではボタンヅルがよくありますが、それにくらべるとセンニンソウは葉が厚く、光沢があって、いかにも南のそれも海岸などにあるのがふさわしいような感じがします。花は花弁のようにみえるガクが4枚で、手裏剣のようにすっきりときれいです。

 

商大橋から喜平橋にかけての野草観察ゾーンでよくみます。
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クズ

2016-08-01 02:30:52 | 8月の植物

クズ 2016.8.28

人のもつ感覚ですから、なんとも理屈ではどうしようもないことがあります。私はどうもこの花が好きになれない。ごめんなさい。マメ科の典型的な「蝶形花」で、フジが上からぶらさがるのに対して下から上に登る、これもごくよくあることです。それはいいのですが、この赤みがかった花の色と黄色のもよう。これがフジのように薄紫であればずっと印象は違ったでしょうに。それに葉が異様にといってよいほど大きく、つるの伸びるのの速いことはおそろしいくらいです。そのため、手入れの悪いスギの林などはクズに覆い被さられて枯れそうな木もあるほどです。
 ですから、林業家はクズをみつけるとナタで切ってこまめに森林の手入れをするのですが、クズがほかの国に入るとえらいことになるようで、いやな外来種として嫌われています。
 これが秋の七草のひとつに選ばれているのもやや腑に落ちないとことです。同じようなところに、ツリガネニンジンとかワレモコウなどほかにもよい花がいくらでもあるのに・・・と思うのです。
 「嫌い」というのとは違います。「大味にすぎてちょっと・・・」といったところです。
 ひとつ申し添えるなら、クズには思い出があります。高校生のころ、陸上競技をしていました。真夏に何本も50メートルのダッシュをさせられたものです。終わったときに仲のよかったともだちと、グランドの脇の芝生に倒れこんで空をみながら大きく息をついていました。そのとき、「ファンタグレープ」の匂いがしたのです。「なんでここでファンタグレープの匂いが?」と思いながら視線を動かしたらクズが咲いていました。匂いを嗅ぐとまさにその花から出る香りでした。この花をみるといつもそのときのことを思い出します。

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