玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します

ピラカンサ

2016-12-01 06:28:36 | 12月の植物


ピラカンサ 2016.12.4

庭に植えられる園芸植物だがときどき玉川上水にある。もっとも玉川上水にはチューリップなどが植えられていることもあるのだから、ピラカンサがあっても不思議ではない。ただ、これは植えられたのではないと思う。というのはこれは冬になるとよく鳥類、とくにヒヨドリに食べられて種子が運ばれるからだ。中に特徴的な種子が入っている。


ピラカンサの種子 一部がつやがある。格子間隔は5mm
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サネカズラ

2016-12-01 03:22:21 | 12月の植物


サネカズラ 2016.12.4

花は大ぶりのなかなかきれいなもので、夏に咲き、秋に真っ赤な実になる。全体では直径5cmほどにもなる。果実をつける中心の球も赤い。


種子は腎臓のような形をしている。格子の間隔は5mm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

センニンソウ

2016-12-01 03:04:51 | 12月の植物


センニンソウ 2016.12.4

玉川上水には縁のところにセンニンソウが多い。とくに塀によくとりついている。純白の花が作る果実は意外な形をしている。全体から受ける印象はフワフワの綿毛の中に茶色ん点々があるというもので、点々は種子である。フワフワは種子からのびた綿毛で、これで風に運ばれる。センニンソウはボタンヅルなどと同じ仲間で、学名はClematisという。テッセン(鉄線)も同様であるし、そのまま「クレマチス」という名の園芸植物がある。大ぶりの華麗な花だ。ボタンヅルなども同じような果実を作る。この綿毛は夕日を受けると、その光を溜めるような感じがする。光はそのまま通過しているのだが、綿毛が光るように見える。フランス語ではこれを「旅人の夢」というそうだ。

果実をひとつ取り出すと種子から綿毛が出ているのがよくわかる。



追記:12月5日にアファンの森にいってボタンヅルをみました。ちょうど午後の光がさして「旅人の夢」にみえました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コナラの黄葉2

2016-12-01 02:42:48 | 12月の植物


コナラ 16.12.4

コナラの黄葉はきれいだが、林の外から見る場合は葉の色を美しく感じるが、林の中では空を背景にした葉に逆光になる美しさがあるだけでなく、黒々として幹が存在感を増す。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コナラの黄葉1

2016-12-01 02:35:39 | 12月の植物


コナラ 2016.12.4

ひとくちにコナラの黄葉といっても、黄色に近いものから橙褐色から、赤に近いものまである。それが太陽の光ともあいまってさらに複雑になる。1本づつが違うだけでなく、1本の木の中でも、枝の中でも違いがある。これは赤みが強い褐色だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする