ひねもす日報

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屁のようなもん

2008年04月11日 | Weblog
 ここ数日実家に帰っていた。前に小津 安二郎の「東京物語」で観た、孫より子供がやっぱり可愛いという話。それを覚えていたのだが、父が同じことを言う場面に遭遇。
 二人で孫を連れガソリンスタンドへ立ち寄った時に、スタンドの人たちが「おじいちゃん、お孫ちゃん可愛いでしょう」と声を掛けた。すると「孫げな屁のようなもんたい。子供が可愛いけん、孫も可愛いったい。可愛さが全然違うと」。

 産気づかせる為に臨月愛宕山へ行った時に、茶店で同席したおばあちゃんの発言。「赤ちゃんはおじいちゃんおばあちゃんのおもちゃ」。
 見ていて思う。確かにそう。自分は子供には責任があるから、手放しに可愛がってばかりいられない。でも、祖父母は年齢もいっているし、手放しに可愛がる。その様は愛玩犬のよう。 
 今は愛玩犬のようでも、あっという間に声変わりして可愛げなくなるんだよ。祖父母に、そのような年ごろになっても、今のように可愛がれよな!!と意地悪く思うが、きっと無理な要望なのだろう。 
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2 コメント

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隣をみて思う (亜古)
2008-04-11 20:43:07
いやぁ孫に思いが伝わらんのか
同居でも親の育て方なんか
物心ついたあたりから
出掛け際に
死んでこいと言われた爺は
孫が改心しようが歩み寄りは無いご様子(笑)
色んな家族模様がありんす(笑)
返信する
死んでこいって(苦笑) (編集人)
2008-04-11 20:59:27
>亜古嬢
お孫ちゃんがお爺ちゃんに言ったとでしょうか?
うちの亡き母は、毎晩中洲へ行く父が玄関を出る時に「もう帰ってくるな!」と台所で友人と酒飲みながら叫んでいました(^^;)。
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