『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

生かされている自分(すべての命は、つながっている)

2004-11-22 22:16:44 | Weblog
どのように考えても、私は「与えられた命」を生きていると思うのです。
この命は、与えられた命ですし、この命を維持するための食物も、自分で創出した植物ではなくて、自然の摂理の中で生み出された食物の生命をいただいて、生命の維持をしているのですから、私たちがここに存在するということは、徹頭徹尾、与えられ続けているということが、事実を事実として見た「道理」(TAO)だと思うのです。

『生かされている自分』という言い方がよくされますが、
私は、『すべての命は、つながっている』という言い方もします。
そのように考えれば、『すべては、一つの生命』なのかも知れません。

諸富祥彦さんの『生きていくことの意味』(PHP新書)の中に
ご自分の体験として、若い時期に「人間はなぜ、生きているのか?」
「人生の意味とは何か?」と問い続け、悩み続けた果てに・・・、

『私は、人生とは何かを問う存在ではなくて、
「問われている存在」である』ということに気付く場面が描かれていて、
私はその箇所がとても好きなのですが、こういうコペルニクス的転換
こそが、「知足」の真髄です。(*^_^*)

♪「ああ~。気付いてみたら、すべて与えられていた」というわけです。(^^;ゞ


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