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めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

冬の茶碗蒸し

2011-01-08 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
季節(二十四節気)は小寒

この次には大寒がひかえているけど、もう十分な寒さです。

寒さよりは熱さが苦手な者ぞろいの我が家ですが、それでもさすがに「夜はあったかい鍋料理がいいな」なんてリクエストがあがるようになりました。

よって最近は鍋続き。

寒い寒い外から帰ってきて食べたくなるのは鶏肉と葱を入れた鍋

鶏肉は身体を養い温め、葱(特に白い部分)は寒邪を追い払い体内の気血を通す効果があります。

鶏肉は骨つきだと更に効果が高まります。


食べ終わる頃には身体がじんわりぽかぽかとして、まるでお風呂に浸かっているかの様な感覚になり、「病後や虚弱な人には骨つき鶏肉のスープを飲ませると良い」と中国で言われるのがよくわかる様な気がします。

陽の不足による冷え性の人も、血の不足による冷え性の人も、どちらにもお勧めできる組み合わせです。



好みで生姜や唐辛子を加えるのも良いですが、あまり度を過ぎない様に。

加えなくても十分あたたまりますから。



さて、年始に百合根で茶碗蒸しを作ってからすっかり虜になった私+1名。

2回目、3回目は鰹ダシではなく骨つき鶏肉のスープで作りました。

鰹ダシと違って底力があるというか、パワーを感じ、それでいて身体に負担があると言うわけではないのでこの季節にピッタリ且つ風邪で疲れた身体にはとてもありがたい一品です。

中国に留学するまでは鰹ダシ以外には考えられなかった茶碗蒸しですが、今では鶏、豚、魚色々と自由に楽しんでいます。

そして普段は中国風に具は入れません。

その方がダシの味が濁らずに卵とダシの合わさった優しい味をじっくりと楽しめるのです。ほわほわの食感も具がないからこそです。

百合根は香りが強くなく、そのほこほこねっとりな食感が茶碗蒸しにとても合う具材だと思います。


茶碗蒸しは消化が良いので夜遅い晩ご飯になっても身体への負担が少なく安眠の助けになりますね。

百合根入りならさらに安眠効果が高まるし、鶏肉ダシなら身体も温まりポカポカでよく眠れるでしょう。

身体が冷えてお布団の中に入ってもなかなか眠れない、夜中も寒くて目が覚める、、、なんて人は是非是非
百合根入りの鶏肉ダシの茶碗蒸しを! 大変なら、百合根が美味しいこの季節にぜひ百合根入りの骨つき鶏肉スープとかだけでも作ってみて下さい。



我が家には百合根があと半個残っています。数日中に茶碗蒸しにしてこの冬最後の百合根を楽しみたいと思います。





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ウナギ日和はいつに?

2008-07-25 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
毎日暑い日が続きますね~

土用の丑の日も過ぎ、「ああ夏だなぁ」なんて朦朧とした頭で感じています。

   参考までに→昨年のウナギ話

我が家もパルシステムの宅配でウナギを注文していたのですが、残念ながらまだ食べるに至っていません。

暑くて胃腸が疲れ気味なのでウナギのようなコッテリしたものを寝る前にあまり食べたくないのです。

胃腸の調子のいい日にお昼ごはんにゆっくり食べたいなと言うワケで我が家のウナギ日和はもう少し先に


我が家ではウナギを食べる事はとても少なく夏と冬に1回程度。 と言うのも大黒柱様がコッテリした食べ物が好きなので、冷凍庫には“たまのご馳走”と称したコッテリ食材(いくら、カラスミ等)がたくさん眠っているのです。それ以上増やしたくないので…

「ウナギが食べたい」としつこく言い出さない限りは買わないことにしているのです。


国産のウナギは思い立ってすぐ気軽に買えないので余計に遠ざかっていたのですが、パルシステムでは安心&安全な国産のウナギが冷凍で届くので助かっています。

この大隈産うなぎ蒲焼は去年も購入して、ウナギがあまり好きでない私も気に入った商品です。

ウナギを卵でとじて“うなたま丼”にするのもオススメ



カタログによると“8月5日は土用二の丑”との事。→パルシステムは こちら

その日までには食べれるかな~?



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日本人ですもの♪

2008-06-01 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
最近ずっと大黒柱様

「イワシが食べたい、イワシが食べたい」とつぶやいていました。

今では高級魚と言われる鰯。スーパーをマメにチェックする暇は無いし、宅配では鮮魚は扱ってないし、、、あきらめてもらおうかと思っていたのですが、ちょうど所用で出かけた先に美味しいお魚屋さんがあることを思い出し、帰りによってみると

あった

1匹から販売していましたが、迷わず1盛り(8匹)購入です

目は澄んで背中もピカピカで身もしっかりしまって


帰宅後さっそく調理にとりかかります新鮮だと簡単に手開きが出来るので楽だわ~

リクエストの梅煮用に4匹を鍋に入れ、蒲焼用に2匹を生姜醤油に漬け込み、そして迷いつつお刺身用におろした3匹を見つめる・・・・

こんなに雨がざぁーざぁー降ってる日にお刺身ねぇ


健康な人がおかずとして食べるなら問題無いと思うのですが、大黒柱様は雨が降って肌寒い日でも「今日は肌寒いね」とか言いながらキンキンに冷えたビールを2本(350ml×2)飲みます。

普段からお腹を冷やして下痢 しやすい体質なのにねぇ(たぶんそういう生活の積み重ねの結果なんだろうケド)


中医学では“生モノは消化しにくく湿がたまり易い”と考えます。これは体の内部で発生する湿で“内湿”といいます。これに対し雨や湿気が体に影響するのは“外湿”。

消化器系はこの“湿”が苦手で影響を受けやすいのです。



うーん、やっぱり生はやめておくか・・・・・・



でも、これだけ新鮮な鰯は滅多に手に入らないし、せっかくだからなぁ

そうよ!日本人ですもの!!これだけ新鮮な鰯をお刺身で食べないなんて!



結局お刺身にして食べました。美味しかった~

モチロン生姜もたっぷり添えて。生姜はお腹を温め湿気をとばす効果があります。味の上でも欠かせません。

お刺身によく添えてある紫蘇も食中毒予防効果があるので欠かせない薬味です。

さすがお刺身をよく食べる日本人。上手い食べ方を知っているのですね~



日本人ならではの食べ方で美味しいって思うと、「ああ、日本人にうまれて良かった~」って思います。

きっと何処の国の人でもそうだと思いますが

ああ、でも本当によかった~





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事後より事前に

2008-05-15 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
今日は朝から快晴

雨の後だから特に気持ちよく感じます

出かける予定があるので紫外線対策をバッチリしないと~



今週末は私も大黒柱様も“とってもおめでたい宴席”に参加することになっています。私はただのんきに参加するだけではないのでどーっと疲れそうなのですが、大黒柱様はただただお酒を飲んで楽しくワイワイやるだけ。

「手伝うよ」

なんて言ってますが、、、お酒が入るのにそんな事望めるわけがありません。いつも言う事だけは調子がいいんですから・・・・

「お酒を飲んでいたんだからしょうがない」

と言う開き直り?とも言えるセリフを何度聞いたことか

期待しちゃいけないんですよ。うんうん。そうだそうだ。



普段から家でもお酒を飲む大黒柱様ですが、外で飲むとハメをはずしてそりゃあもう、「どんだけよ~」ってくらい飲んじゃいます。

次の日はたいていケロッとしているのですが、たま~に「うっっ さすがに飲みすぎたかも」なんて苦しんでます。

アフターフォローも色々としてきましたが、「気持が悪い」だの「頭が痛い」だのうるさく主張するのを相手にするのも大変だし、本人も辛かろうと思うので、予め予定がわかっている時は事前対策をします。

その方が体への負担も少ないはず


そんなわけで今週は胃腸に優しいアッサリとした食事が中心の我が家。

ホタルイカやカラスミは冷凍庫で眠ってもらったままにして

代わりに取り出してきたのは米沢郷鶏砂肝


今回はお酒だけでなく“ごちそう”もたっぷり食べるので、薬膳の“胃には胃を”の原則に従います。


こちらは毎度お馴染みのパルシステムで購入した物です。

以前紹介した鶏レバー&ハツと同じように餌や飼育方法にこだわった鶏なので安心して食べれます
 
  詳しくはこちら→パルシステムのホームページ


大黒柱様は「砂肝はコリコリした食感が好き」と言いますが、今回は“消化に良い”ことが大事です。←よく噛まないで食べるからなぁ

なので、思いつきで肉じゃがをアレンジした風に煮込んでみました。

先ず玉葱の茶色い皮(一番内側の1枚)と生姜の皮とともに圧力鍋で10分ほど下茹でして、玉葱・じゃが芋とすりおろした人参、醤油を加えて5分煮込むだけ。

砂肝の白いスジの部分が透明になって“ぷりんぷりん”になって

スープにいい具合にとろみもついて、ちょっと肌寒く感じた昨夜の夕食にピッタリのメニュー

スープが最高に美味しかった~


下茹でをした段階でお弁当用に少しだけ取り分けておいたので、また別の味付けでお弁当に登場させようと思います。


玉葱の茶色い皮ですが、以前ヨーロッパのどこかの国で“おばあちゃんの知恵”的な技だと紹介してあったのを見て以来、一緒に煮込むようにしています。確か血糖値を下げる働きがあったはず。

そんな効果をうたった“玉葱の皮のお茶”まであるようですが私は時々思い出した時にやる程度。入れすぎるとにが~くなるので一番内側のきれいな一枚だけ。スープがうっすらと茶色に染まります。興味のある方は是非一度お試しを




それにしても・・・・・・・

もう何度も「気持悪い~」となっているんだからいいかげん反省して飲み過ぎないように自分でコントロールしてもらえないかしら







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美味しい卵で嬉しさいっぱい

2007-11-24 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
今日は卵をどう調理しようかな


これを考えるのが楽しみになったのも、パルシステムで産直たまご(白色)を購入するようになってからです。


それまでは好きでも嫌いでもなく、義務感?イヤ、お手軽感から使っていて、時期によって白身のどろんっとした食感がイヤになったり、黄身の生臭さが嫌いになったりしていました。

卵かけご飯大・大・だーいすきな大黒柱サマがこの産直卵を大絶賛!するので、試しにゆで卵を作って何もつけずにそのまま食べてみたら


お・お・おいしいっっ これが卵の味 生臭さが一切無いよっ


オドロキでした。それからは温泉卵も半熟卵も大好きになり、もともと大好きだった茶碗蒸しがもっと好きになりました。

卵自体の味が美味しくて濃いのでシンプルな調理法が


生みの親は太陽の光や自然の風が入る鶏舎で育てられ、餌も全産地で収穫後に農薬を使用せず、非遺伝子組み換えのコーンを厳選しているとの事。

輸送も低温輸送で行われているようですが、宅配なので冷蔵状態で自宅まで届くので品質の劣化も少ないです。

容器は翌週回収してもらえてリサイクルされるのも

  パルシステムについて詳しくはコチラ→生協の宅配パルシステム


美味しいくってそれだけで嬉しくなる卵ですが、鶏卵そのものは昔から薬としても使われています。

中国の食材辞典によりますと

鶏卵:味甘、性平、無毒。熱をとり精神を安定させる。胎児を安定させる、下痢を止める。食べすぎは気の乱れを引き起こすので普段から“胸のつかえ”や“胃もたれ”がある人は注意(たまに一日2~3個食べる程度なら問題ないと思います)


となっていて、生薬と合わせた治療法が沢山紹介されています。日本の「たまご酒」を思い出しちゃいました。

卵黄と卵白に分けても紹介してあり、大きな違いは卵黄が温性で卵白が寒性であることです。二つ合わせてそれぞれ温と寒が打ち消しあって平性になっているのですね。



卵といえば気になるのがコレステロール。血中のコレステロール値が高い人でも1日1個まではOKとの事ですのでよっぽど食べ過ぎない限り問題ないと思われますけど、、、

実はコレステロールは体内で合成される方がはるかに量が多く、摂取量が少なくなるとどんどん頑張って合成しちゃうんです。

だから「コレステロールはほとんど摂取していないはずなのに、普段から多く摂取している人(や時)よりも血中値が高い」なんて事にもなりかねないのです。(代謝等個人の体質の差にもよる)

ガマンして節制している人にとってはかなり皮肉な話


悪者扱いされるコレステロールですが、細胞膜や各種ホルモンの重要な材料であるので、健康だけでなく美容に関心のある人も是非見直してくださいね。

大豆のイソフラボンパワーも、ホルモンの材料が無ければ意味ナシですよ

そんなワケで私は一般的にコレステロールが高いと敵視されている食品を食べる時は“コレステロール万歳”と思って食べています。

どうせ食べるなら美味しく食べて心も潤いたいですからね

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牛スジでコラーゲン補給

2007-11-23 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
今年の秋は肌の乾燥にあまり悩まされなかった私ですが

油断してお手入れしていなかった為か?さすがに少しかさつき始めてきました

秋は“食材から水分を補う”事で肌をしっとりさせていたわけですが、冬は“コラーゲンでしっとり”を目指します!

ちょうど「ヨガをやっているのになかなか体が柔らかくならないなぁ」とつぶやいている人もいるので、よし!牛スジを煮込むか

と言う事で牛スジを煮込みました。

コラーゲンは肌に潤いを与えるし、スジがしなやかになめらかになると関節の動きもよくなりますからね。


圧力鍋で下湯でをして一度水でさっと洗ってから煮込むこと15分。あとは保温するだけ。ぷるんぷるんの仕上がり

それを一晩窓際に放置すれば翌朝にはスープは固まり、表面に脂が集まって固まってくれるので脂の処理が簡単カンタン スープのゼリーが朝日にキラキラ

ちょうど宅配で届いた“下仁田ネギ”があったので、これを美味しく食べる為に“すき焼き”風にして食べる事にしました。

スープは半分ほどとっておいて、大きめにぶつ切りにした葱と豆腐、えのき、半端に残った蓮根も入れてぐつぐつ煮込みます。

そして、我が家では数少ない“砂糖を入れる料理”の一つである為久しぶりに砂糖の瓶の蓋を開け、砂糖を投入!

脂は僅かながらも“しっかり”としたすき焼きの濃~い匂いが漂って来ます。


大黒柱サマが帰宅するなり「今日はすき焼き」と興奮して聞いたくらいですから  スミマセン期待させて

コレステロールや脂を気にしている方にはオススメのすき焼きですね。


主役は“下仁田ネギ”ですから

とあらためて言う必要が無いくらい葱が美味しくなっていました。葱だけ何本もたべていたいくらいでした。モチロン牛スジもとろんっとろんで

今日のお昼は残りの煮汁にお野菜を足して卵でとじて食べるつもりです あっ うどんを入れて煮込むのもよさそうだな~


人間の消化吸収能力は限られているので一度で大量摂取するよりは何回かに分けて摂る方が効果的だと思うのでちょうどいいですね


夏秋と魚中心の食生活だった為か?この頃肉が恋しく美味しく感じます。体の方でバランスをとろうとしているのかな~?










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豚のモツ煮

2007-11-03 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
昨日は少し肌寒い1日でした。

おかげで姫が私の肉座布団を求めて近づいてくるので、隙を見せない様に必死でした。湯たんぽも用意しているのですが、やはり「温かさ+ぷにぷにの太もも」の方が魅力的なようで

春先に体調を崩し運動をしなくなってから→“夏バテ”へと続いたので身体はすっかりたるんでしまい、ジーンズが入りません

来年の初夏にはジーンズが入るようにしたいなぁ



寒く感じるようになってから「モツ煮」が作りたいなと思っていたのですが、あまり良い状態のモツが見つからなかったのでずっと実現せず。

昨日パンを買うために出かけたついでに駅ビルの地下の食料品売り場にフラ~っと立ち寄り、何気なくお肉屋さんを覘くと豚の白モツ発見!

さすがお肉屋さん!新鮮で形もしっかりして大き目の塊になっているので、もう迷わず買いました。

家に帰って早速圧力鍋で煮込みます。

新鮮だからか?臭みはほとんどなし。デモ一応生姜を一かけ入れて、モツだけをシュッシュッと一煮込み。アクと脂を簡単に取り除き、あとはゴボウ、大根、葱(白い部分)、白菜、木綿豆腐を入れて味噌を入れてぐつぐつ

仕上げに葱の青い部分をみじん切りにしたものを加えて味を調えて完成

ゴボウが甘く感じて美味しかった~


モツ煮は牛スジやその他の内臓ほど頻繁に食べませんが、たま~に作りたくなります。そう、「食べたい!」って言うよりは「作りたい!」って感じ。

そんなモツ。皆さんご存知かと思いますが、豚さんの腸でございます。

“肝には肝臓を”“心には心臓を”って流れから考えると“腸には腸を”でしょうか? 食材辞典を開いてみると、、、


豚腸味甘、性寒、無毒。腎を補い膀胱及び腸の機能の虚弱を治す。熱性の腸出血の人は食べるべし!腸を潤し乾燥を治す。


となっています。

内部の痔の人用の薬膳メニューに“もち米の豚腸詰(生薬ともち米入り)”なんてモノもあったりして

日本では食べやすく切ったものが売られていますが、中国では長~いままだら~んと無造作に置かれて売ってあるので、かなりリアル

ヤギの貧血顔(血はぬいてあるので、、)生首とか見てもマッタク食欲が落ちない私ですが、さすがに取り出したまま?って感じの長~い腸が清潔感を感じない(←これが一番問題か?)台の上に無造作に置いてあると、、、

日本でも簡単に手に入るしって事で中国では1回も買うこと&食べる事はありませんでした。



腸の弱い大黒柱サマにはピッタリのメニューでしたわ

と言うわけで、残りのモツ煮は彼に食べてもらいましょう~

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鶏モツを食べる

2007-08-24 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
我が家の女性陣は夏バテでヘロヘロ

大黒柱は一人で元気です。昨夜もまた飲みに行き、「遅くなる」との連絡ナシに夜中の2時ごろに帰ってきました。 ←反省の色ナシ


姫は夏バテなのか?夜行性なので昼間はダラダラとしているだけなのか?よくわかりませんが、とにかく老けた様な気がします。

最近新しい技を覚え、私を起こすために“お腹に飛び乗りそのまま駆け足でお腹の上を歩いていく”という極めて危険な事をやってくれるので、困っています


ただでさえ夜中や明け方に騒ぐので寝不足気味なのに、その上「ぐふっ」と言って目を覚ますのはあまり目覚めがよくない

我が家の場合、は当てにできないので「自分の身は自分で守る」必要があります。ああ、住環境と言いなんだか中国生活の延長のような気が



いたずら坊主のような姫ですが、やはり心配。そんな訳で鶏レバーでも食べて元気になってもらおう!と思い、早速鶏レバー(心臓つき)を買ってきました。

私はレバーが大嫌いですが、ハツ(心臓)は食べれます。だからハツは私がいただいて レバーをさっと下湯でして姫の分を少しとり、野菜とおからを少し混ぜてご飯を作る事に


途中で「うーん、そう言えば確かあまりレバー好きでなかったような気が」と思い出したので念の為レバーだけを差し出すと、ニオイをかいでぷいっとどこかへ行ってしまいました



そっ そうかあ~  姫は肉より魚の方が好きだしね。 おからやら野菜と混ぜる前に気付いてヨカッタ

と言うわけでレバーはペーストにして大黒柱用に。

それにしても姫の好みって私の好みとソックリ! ちょっとコワイくらい

ハツは量が少ないので私が独り占めして食べちゃいました。姫は欲しがったかな?
だって、最近満足な睡眠を得られてないのですもの。私一人がね。原因は姫ですし。(中医学では睡眠と“心”の関係は深いと考える)

それにお酒を飲む(飲みすぎる)大黒柱には肝臓の方がふさわしいしね~ そう言えばこの人視力もあまり良く無いわ。


ちなみに食材辞典には

心…五邪をはらう
肝…味甘苦、性温  補肝、補腎壮陽、安胎止漏

と書いてあります。

「肝腎同源」と言われるように肝と腎の結びつきは強いので腎に関する記載もあるのですね。



臭みをとるように下処理をかなり丁寧にすませ、更に玉葱、セロリ、ハーブ等々加えて作ったレバーペーストですが、やはり私はダメ~

フォアグラや肝関係の珍味の美味さが理解できない、、、
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お酒の後にシジミ汁

2007-07-30 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
今朝はシジミ汁です

貝のお味噌汁って海の香りたっぷりで、一口飲むたびに心は砂浜へ、、、


今日は煮立たせずに身をふっくらと仕上げる事ができたので、身は生姜じょうゆ漬けにして次のお楽しみに


さてさて、朝から貝のお味噌汁を作る事は滅多に無い私がどうして今朝はシジミ汁なんて作っているのかと言うと、

飲み助が昨夜2時過ぎに帰ってきたからです。

昼1時からのお祝いパーティーに参加し、「夕食はたぶん家で食べるから」なんて言って出て行ったのに、連絡も無いまま夜中の2時です

途中携帯にメールを出したのに返事もなし

以前から「連絡無し」が多いので、何度も何度も連絡するようにお願いして、最近ようやく連絡をするようになりつつあったのに!←でも連絡の時間はかなり遅い

で、帰宅後当然聞きますよね「どういうつもり?」→「何が?」

「なぜ連絡してくれなかったの?」 → 「飲んでいたから仕方ない」

はあ? ですよ。 なんですか?それ??? 反省の色マッタク無し

ちなみに、「出かける前の用意は前の日のうちに!」とも何度も言っているのに、やはり出かける直前になってから「ベルトは?」とか言ってきます。

「なぜ昨日のうちに用意しないの?」 → 「今気付いたのだから仕方ない」

2人で食べるのに1つの皿で出しても気に入ると一人で全部食べてしまう事も多く、

「どうして全部食べてよいか聞いてくれないの?」 → 「だっておいしかったから」

というバージョン?もあります。




今回はさすがの私もブチっと堪忍袋の緒が切れました。


でも朝から体のことを考えてシジミ汁なんて作っちゃうところが“なんちゃって食医”しちゃってます

体調を考えて色々作るのって楽しいんですよね~


さてさて、日本でも「シジミは肝臓によい!」とか、「酒飲みにはシジミ汁を!」なんて言われていて「シジミエキス」なんて健康食品も売られているようですが

中国の食材辞典にも「解酒毒」効果があると記載があります。


シジミ→寒性、甘鹹味. 湿や熱を除き、酒毒(悪い成分)を解毒し、母乳や尿の通りを良くする(「母乳」と「尿」あまり並べて書かない方がいいかもしれませんね)。肌のツヤを良くし、精力旺盛、老化防止効果もあり。

と言う事です。


思い立ってすぐ作れるのは、宅配で購入した蜆(冷凍)が常に冷凍庫にストックしてあるから。使うときに解凍せずに軽く洗ってそのままポンッと鍋に入れるだけなのでとっても便利

貝類は鮮度が落ちやすいので夏は特に助かります。

肌にも良いって事は私も遠慮せずに食べなきゃ~
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土用に田ウナギはいかが?

2007-07-29 | 薬膳&食療(肉/魚/卵)
明日は「土用の丑の日」のようですね

「土用」とは、各季節の終わり18日間を指し、日本では「夏の土用」だけが馴染み深くなっています。と言っても、「土用の丑の日」としてだけかな?

どうしてこの日にウナギを食べるのか?については諸説色々あるようですが、ビタミンもたっぷり含まれているようなので「食べたい!」と思う人、つまり脾胃が弱ってない人は食べて元気になるといいですね


この時期オススメの薬膳メニューに「田ウナギの照り焼き」があります。

実は「田ウナギ」と「ウナギ」はマッタクの別物らしいのですが

ウナギ:ウナギ目ウナギ科 となっていて、タウナギ:タウナギ目タウナギ科 と言う事です。タウナギのヒレは退化していて、胸ヒレ腹ヒレは無く、エラも退化しているので空気呼吸を行わないと窒息してしまうそうです。


パッと見た感じではどちらもヌルッと長くてよく似ていますけどね~


日本でもタウナギ料理を出しているお店があるようなので、「毎年ウナギってのもな~」なんて思っている方は是非お試しを

で、その「タウナギ」ですが、温性甘味で補気益血、強筋骨、除風湿、止血効果があります。最近の研究では血糖値を調節する作用のある成分も含まれているとか、、、(中国の書籍より)

ですから虚弱体質や足腰が弱っていたり、関節痛やリウマチの慢性期で赤みや腫れが酷くない人、温めると楽になる人にオススメの食材です。

と言う事で、体内に「熱」がある人は食べないように


ワタシはウナギのブニョブニョ&じゅわっとした感じがイヤで長く「苦手なもの」としていましたが、関西風のウナギを食べてとても気に入りました

関西では蒸さずに焼き上げるので特に皮がしっかりしていて美味しかったです


どこかに関西風のウナギ売ってないかな~



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