チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「ルーヴル美術館展」国立新美術館 @六本木駅or乃木坂駅

2015-05-19 21:00:00 | 美術館 博物館
六本木にいるチビクロわ、
もうひとつ
美術展へ、行きましたにゃ。



「ルーヴル美術館展
日常を描く-風俗画にみる
ヨーロッパ絵画の真髄」
国立新美術館


チラシより引用しますにゃ。
「フェルメールの《天文学者》、
待望の初来日。
ルーヴル美術館だからこそ、
実現、風俗画の歴史を一望する
初の本格的展覧会。

「風俗画」とは、人々の日常生活の情景を描いた絵画です。

(中略)
風俗画には、必ずしも現実が
描かれているわけでは
ありません。
日常の装いの中に、
複雑な道徳的・教訓的な意味が
込められていることもあります。
これらを読みといていくことも
風俗画ならではの楽しみと
いえます。」

チビクロが、
気になった作品ですにゃ。

7.ジョゼフ=マリー・ヴィアン
《アモルを売る女》

アモルって売られちゃうの?
おいくらぐらいなのですかにゃ。
ローマの建築や衣装を参考に
描かれた作品ですにゃ。
衣装の布や真珠の飾りが
美しいですにゃ。

11.リュバン・ボージャン
《チェス盤のある静物》
描かれているものわ
五感を表しているというにゃ。
パンとワインわ、キリストで、
トランプとわ、聖と俗を対比
しているのですにゃ。

13.クエンティン・マセイス
《両替商とその妻》

同じ構図、モチーフで
たくさん描かれているそうですにゃ。
うーむ、意味ぶかいですにゃ。

14.マリヌス・ファン・レイメルスウァーレに基づく
《徴税吏たち》
コミカルに思えて
思わず、笑ったですにゃ!

17.アドリアン・ファン・
オスターデ
《魚売りの屋台》
当時の暮らしぶりがわかって
楽しいですにゃ。
江戸時代でいうところの
浮世絵に描いてある
魚やさんですにゃ。

19.ヘラルド・ダウ
《田舎の料理人の女》または
《水を注ぐ女》

左の窓から差し込む光。
キャベツと白菜みたいな
キレイな色の野菜に
ホレボレしますにゃ。
ニンジンのひとつが
先がかけてますにゃ。
後ろにわ
鳥がぶらさがっていますにゃ。
それにしても
この時代のお料理する人わ
たくましいですにゃ。
やっぱり、お肉さばくとこから
始めるですにゃ。

21.マルタン・ドロリング
《台所の情景》
子供が床にすわっているし、
猫もいるですにゃ。
ほんわかするですにゃ。

23.ジャン・フランソワ・ミレー
《箕をふるう男》
今年わよくお会いする
ミレーの作品ですにゃ。

38.ヨハネス・フェルメール
《天文学者》
フェルメールが描いた
男性が主役のふたつの作品のうちの一点ですにゃ。
柔らかい光の差し込む様子や
布の表現が
フェルメールらしいのかもと
思うですにゃ。

天文学者の背後にかけられている
絵にわ、聖書に登場する
預言者モーセの物語が
描かれていて、
星の研究を始めた人と
言われているそうですにゃ。

謎にみちたフェルメールの作品
見ることができてうれしいですにゃ。

44.ピーテル・デ・ホーホ
《酒を飲む女》
取り持ち女って
ヨーロッパの絵の本を読んでると
よく目にしてたけど
最初
トリモチオンナだと
思ってたのですにゃ。
オトナのオシゴトだったのですにゃ。

47.ピエール=ユベール・
シュブレイラス
《鷹》

道ならぬ恋の
ロマンチック絵画ですにゃ。
猫さんどうどうとしていますにゃ。
ブチブチ柄。

53.パウル・ブリル
《鹿狩り》
大きな作品ですにゃ。
その中で
右下に書き込まれた
小さな植物たちが
愛らしく思えるですにゃ。

64.フランス・ファン・ミーリス
一世《みづくろいをする女性と
召使いの黒人女性》
マネのオランピアみたいだなと
思ったですにゃ。

74.バーレント・ファブリティウス
《アトリエの若い画家》
フェルメールとも
知り合いの画家さんと
きいたですにゃ。

80.オクターヴ・タサエール
《アトリエの情景》

暖炉にわ、スープ。
寒い季節にわピタリ。
ボクも暖かい火にあたるにゃ。
飼い主さまわ
デッサンしようかなと思いつつ
眠くなってる模様ですにゃ。
あー、わかりますにゃ。
チビクロも
おうち帰って
ブログ書こうと思っても
こういう風に眠くなるですにゃ。
わかるですにゃ。

81.ユベール・ロベール
《ルーヴル宮グランド・ギャラリーの改修計画、1978年頃》
セイビでおなじみ
廃墟のロベールさん。
ルーヴルの設計に携わり、
ルーヴルわロベールの家って
いわれてるらしいですにゃ。


チビクロわ
パリに行ったことないし
残念ながら
行く予定もないから
今回
ルーヴル美術館展で
たくさんの作品を
見ることができて
すごくうれしいですにゃ。
ありがとうございますにゃ。


ここの美術館に来る時わ
いつも青空で
なんか
空を撮りたくなっちゃうん
ですにゃ。
ヘリコプター撮れたですにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「若冲と蕪村」サントリー美術館@六本木駅

2015-05-16 21:00:00 | 美術館 博物館
チビクロわ
出かけましたにゃ。


この展覧会わ終了していますにゃ。
「生誕三百年 同い年の天才絵師
若冲と蕪村」
サントリー美術館

構成
第一章
18世紀の京都ルネッサンス
第二章
出発と修行の時代
第三章
画風の確立
第四章
新たな挑戦
第五章
中国・朝鮮絵画からの影響
第六章
隣り合う若冲と蕪村
交差する交友関係
第七章
翁の時代

チビクロ
気になった作品ですにゃ。

4.諸家寄合椀
チビクロが見にいった時わ
お猿で有名な森狙仙の描いた
お椀が
ありましたにゃ。
チビクロが不勉強なだけ
なんだけど
円山応挙と若冲って
同時代なんですにゃ。
びっくりですにゃ。

あと、作品リストを見ていたら
若冲の作品に
賛をつけている
雨月物語の上田秋成の
名前があったですにゃ。

12.隠元豆・玉蜀黍図
13.花卉双鶏図

全体で見てもカッコイイし、
細部を見ても素晴らしいですにゃ。
若冲わ鶏で有名だけど
小鳥もすごく感じよく
描くのですにゃ。
すごく細かいですにゃ。
描きあげるのに
どのくらい時間を
かけたのだろかにゃ。

145.鶴亭 筆 四君子図巻
150.鶴亭 筆 草花教絵貼屏風
151.若冲 花鳥野菜図教絵貼屏風

168.棲 園画帖
トーハクでよく見るし
チビクロも好きな
松村景文も描いているですにゃ。

202.蕪村 山水図屏風
部分的なライトで
銀箔が光り、
彩色がほんのりついてますにゃ。

205.蕪村 富嶽列松図
三横物。
左に掛かれている松わ霞んで
いますにゅ。
大気光時間の変化をあらわしていますにゃ。
富士松空。

双鶴図
霊亀図

一筆で描いたみたいな
鶴の輪郭が
まるっとしていて
かわいいですにゃ。
さらっと描いたのかと
思ったけど
足を見ると細部にわたって
描きこまれてますにゃ。
亀のほうも
目がかわいいと
思わせておいて亀甲が
描きこまれていて
すごいなと思うのですにゃ。
色を使った細密画みたいな作品も
いいけど
墨の作品もいいですにゃ。

219.托鉢図
222.象と鯨図屏風
パオーン とザブン の絵。
有名な絵を
チビクロわ
初めて見ることができて
感激したですにゃ。

今回会場が結構混んでいたのと
前から好きな若冲だったので
チビクロわ頭が
くらくらしてしまいましたにゃ。

メモをあまりしなかったので
ほかにもいいと思った作品わ
イッパイあって
若冲って、やっぱり好きだし
すごい絵師なんだにゃ、と
思ったですにゃ。


この作品わ
見ることわできなかったけど
お猿の目がかわいくて
ポストカードを買ったですにゃ。
とがった形の桃わ
外国の種類なのかにゃ。
葉っぱの感じも好きだし
枝振りが
デザインされているのが
さりげないにゃ。

チビクロわ
若冲中心に
見たけど
蕪村絵画作品を見ることが
できて、いい機会になって
よい展覧会でしたにゃ。

ステキ作品に出会えて
ありがとうございますにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。






「アンティコ カフェ ミッドタウン店」@六本木店

2015-05-03 00:00:00 | グルメ
チビクロわ
出かけましたにゃ。
今日わステキな絵を見に
六本木に来ていますにゃ。
前から入ってみたかった
おしゃれカフェに入りましたにゃ。

アンティコ カフェ
アルアビス
六本木ミッドタウン店



イタリアのバールを
イメージしたという
お店わ、カッコイイけど
カジュアルな感じだし、
なんか
外国にきたみたいですにゃ。

チビクロわ
ブレンドコーヒーと
キャラメルバナナロールと
ビニエにしましたにゃ。

キャラメルバナナロールわ
すっごく甘くて
濃厚なキャラメルのソースが
かかっているですにゃ。

ビニエというのわ、
イタリアのシュークリームの
ことですにゃ。



チビクロわ
お腹すいてたし、
この後ふたつ
美術展見る予定だったから
濃厚スィーツで
元気になったですにゃ。

こちらのお店わ
パニーニも
とてもおいしそうだったので
今度わ
そちらも
食べてみたいですにゃ。

お飲みものの種類もいっぱい
ありますにゃ。


おいしいスィーツ
ごちそうさまですにゃ。
またきますですにゃ。



天使の翼って
大きいですにゃ。
この前グエルチーノ展で
天使の翼の絵を見て、
天使の翼について
考えていたので、
3Dというか立体を見れて
チビクロわ
感激してしまいましたにゃ。
ニケさん
なんとお美しいのでしょうかにゃ。






本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。







「博物館でお花見を」トーハク@上野駅

2015-05-02 01:00:00 | 美術館 博物館
チビクロわ
トーハクへ行きましたにゃ。


この展示わ終了していますにゃ。
「博物館でお花見を」
トーハク


こちらわ
トーハクで
おなじみの
春の企画ですにゃ。
絵画や工芸品の中に
描かれている
桜やお庭に咲いている
10種類以上の桜を
楽しんじゃいましょう
というトーハク限定
トクベツなお花見ですにゃ。

チビクロが気になった
作品ですにゃ。


こちらわ
浮世絵などでも
よくリメイク?されている
場面ですにゃ。
いたずらな猫さんが
柏木さんと女三ノ宮さんを
キューピッドしてしまう場面です
にゃ。




一対の作品ですにゃ。
呼応しているような
バランスがスバラシイにゃ。
見えない、描かれていない部分が
また日本的に思えますにゃ。




つくし、すぎのこまで
描かれていてかわいいですにゃ。




琳派といえばこの方ですにゃ。
色紙と屏風が別々になってしまうこともあるのに
よくぞ、ご一緒に。


室町時代の作品ですにゃ。
どんな人が
注文したのか?
どんな所有者を経て
21世紀にたどり着いたのですかにゃ。
知りたいですにゃ。

鳥さんが生き生きとしているし、
海からのさわやかな風を
感じるかのようですにゃ。

金雲の描かれ方に
しびれますにゃ。
ビリビリ!



鯉さんの目わ
とてもミズイロで
印象的でしたにゃ。
新芽って
植物によってわ
キミドリでわなくて
赤かったりするし、
この場面だとさらに
幻想的に
見えるですにゃ。



スゴく楽しくなっちゃう
風神雷神さまですにゃ。




違うと思うけど
もしかしたら
森の精なの?
ベールに包まれたような
画面にとてもひかれましたにゃ。


チビクロわ
この作品にとても
お会いしたかったのですにゃ。

なんと
硬質な美ですにゃ。
こんな朧月夜
初めてですにゃ。




ぜひぜひ
木島桜谷の作品を
もっと
見てみたいと思いますにゃ。
京都にある
桜谷文庫にも
いつか行ってみたいと
思っているのですにゃ。

今日わステキな
絵にお会いできて
うれしいですにゃ。
いつも
ありがとうございますにゃ。





本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。