「ご報告」

ぬいぐるみの黒猫チビクロにわ、

白黒ハチワレ猫のこちゃん

（のこ氏またわ、のこち）

という１５年来の相棒がいましたにゃ。

美しい瞳に、立派なヒゲ、

とんがった耳、長いシッポに

知的な横顔ですにゃ。

なんでも分かっていたに違いない

ですにゃ。

毎日、毎日

その白いフワフワしたお腹に

モフモフしてくつろぐのが

チビクロとのこちのお約束でしたにゃ。

この７月に

亡くなりましたにゃ。

腎臓の病気がわかってから、

3年でしたにゃ。

のこちゃんわ、保護猫だったのだけど

最後まで、

のこっていた一匹でしたにゃ。

だから、のこちゃん。

縁あってうちに来て

くれたのでしたにゃ。

出会ってから15年も経っていたのに、

まだまだ一緒に過ごせると

思っていたチビクロわ、

ほんとうにおバカさんですにゃ。

いつも玄関の靴箱の上まで

迎えにきてくれてたけど

ある日からできなくなった、

ぼくわ、見てないふりした。

のこ氏がいなくなり、

時間が経つに連れて

欠けた部分を感じるにゃ。

やつわ、自分自身であり、友であり、

家族だったのですにゃ。

最後を看取ることが、

できなかったですにゃ、

ごめんですにゃ。

のこ氏

今までありがとですにゃ。

いつもそばにいてくれたにゃ。

本を読んだり、絵を見る時、

目から汗が出ることがあるですにゃ。

読書や絵画鑑賞わ、

自分との対話だから、

おそらくそういうことなんだろう。

参考までに病気のこと。

3年前食欲がなくなり、

痩せはじめて、

腎臓病ステージ3の診断。

投薬治療と皮下注射の輸液の

点滴をしていました。

途中病気を忘れるくらい

体重も増えていました。

１２月、３月と悪化し始め、

今年の５月からは、

自力では、食べられなくなり、

強制給餌をしてしまいました。

つらい思いを、させてしまったのでは、

ないかと思います。

猫の飼い主さんは、

腎臓の機能は回復が難しいので

早めに見つけてあげてください。

お読み頂きありがとうございますにゃ。