チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「山崎博 計画と偶然」東京都写真美術館@恵比寿駅

2017-05-17 23:00:00 | 美術館 博物館
自由が丘を後にした
チビクロわ、
恵比寿へと向かいましたにゃ。



この展覧会わ、終了しています。
「山崎博 計画と偶然」
東京都写真美術館



チラシより引用しますにゃ。
「(略)
本展は写真・映像を
時間と光というエッセンスに
よって捉え、
1960年代末より活躍してきた
作家・山崎博1946-の仕事をたどる公立美術館で
初めての展覧会です。
長時間露光によって太
陽の光跡を視覚化した
代表シリーズ<HELIOGRAPHY>をはじめ、
<水平線採集>や<櫻>の
シリーズなど代表的な写真作品と、
また作家が写真と平行して
追及してきた映像作品、
さらに新作を含む
出品点数約200点によって、
現代のコンセプチュアルな写真・映像の先駆者・山崎博の歩みを
今日的な視点から通覧します。

山崎の作品は光の現象の持つ無限の豊潤さや時の流れを感じさせます。作家はつねに一定の枠組みや単純化された方法論をとりながら、「太陽」、「海」、「櫻」といった普遍的なものに一貫して
取り組んできました。
その作品は、
対象と装置、被写体とイメージの関係性を示唆するとともに、
光の表現の豊かさや
静謐で美的なクオリティを
獲得しています。




70年代の初め、山崎は
「いい被写体を探して撮る」への疑いから、
「被写体を選ばずに撮る」ことを模索し、自宅の窓のような制約のある風景、特徴のない単純な海景といった「与えられた枠組」の中で方法的な探求を行うスタイルに行き着きました。
計画性にもとづく制作と、写真行為の中で起こる偶然性がその作品の大きな特質となっています。
作家は
「計画がなければ偶然もない」と言います。
「計画と偶然」の二つの要素が
相互に作用することで、
山崎博の作品は成立しているのです。
本展は45年以上のキャリアにおよぶ作家の主な作品シリーズを通して、その表現世界の本質に触れる試みです。」

チビクロわ、ネットで
展覧会の情報を見て
直感的にこれわ、
いかなくてわならぬ
展覧会だということが、すぐに
わかったですにゃ。

チビクロが不勉強だからだけど
初めて知った写真家さんで
山崎博氏わ、
武蔵美術大学の先生を
しているらしいですにゃ。

計画と偶然とわ、
相反する意味だけれど
計画という考えがなければ
物事わ、すべてスルーしてしまう
わけで、綿密に計画された中に
偶然という想定外のものがあり、
それを許容することで、
ただの写真でなく
アートになるということなのでしょうかですにゃ。

とても興味深い写真だと
思ったですにゃ。

一部の作品が、撮影することが
できたので、ご紹介するですにゃ。














対の掛け軸みたいですにゃ。
現代の茶室にかけたら
似合うような気がしたですにゃ。




ネットで見た
「水平線採集」という作品集わ、
空と海の写真なのだけど、
それにわ、
松岡正剛さんが
文を寄せているようですにゃ。
ぜひ、読んでみたいと
思ったですにゃ。

今日もすばらしいアート作品に
出会うことができましたにゃ。
ありがとうございますにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。