チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

こども展 @森アーツセンターギャラリー 六本木ヒルズ

2014-05-22 23:00:00 | 美術館 博物館
チビクロは、
ステキな絵に会いにでかけましたにゃ。



こども展
名画にみるこどもと画家の絆

2014年4月19日(土)~6月29日(日)
会期中無休

森アーツセンターギャラリー
六本木ヒルズ森タワー52階
10時~20時
火曜日は17時まで
入館は閉館の30分前まで


チラシより引用します。
「パリで約20万人に愛された
展覧会が、ついに来日。

モデルは、
可愛らしい子どもばかり。
描いたのは、モネ、
ルノワール、ルソー、
マティス、ピカソといった
錚々たる画家約50名。
彼らはカンヴァスにどんな思いを刻み、描かれた子どもたちは
その時何を想ったのか。
作品に秘められたそんな両者の
想いや絆に迫るのが、
このこども展です。
2009年から2010年、
パリ・オランジュリー美術館で
大人気を博した展覧会
"Les enfants models
(モデルになった子どもたち"を
日本むけに再構成。
オルセー美術館と
オランジュリー美術館の支援のもと、およそ三分のニが日本初公開という
約90点の子どもの肖像画が、
この春、日本で一同に集います。


チビクロは、
ブロガー向け特別内覧会に
応募しましたにゃ。
ですので、
美術館より
特別に写真撮影の許可を
得ていますにゃ。


たくさんの人が、集まりましたにゃ。
チビクロは、ドキドキしましたにゃ。

説明を聞くチビクロですにゃ。


レゴ好きなかたは、
必見ですにゃ。
今回美術展のポスターにも
なっている
アンリ・ルソー
《人形を抱く子ども》 が、
レゴで、つくられちゃいましたにゃ。



この「子ども展」は、
美術館で、ステキな絵を
見たいけど、
なんか難しいの?
みたいな人に、ぜひ、おすすめの美術展ですにゃ。
かわいくて、優しい気持ちになる作品で、楽しめますにゃ。

87点の出品作品のうち、
半数が、個人蔵で、そのおうちに代々伝わってきた絵ですにゃ。
だから、今回見ないと、今度は
いつ見ることができるか、
分からない作品もありますにゃ。





チビクロは、この美術展で、
カワイイ女の子に出会い、
ハートが、キュンキュンに
なりましたにゃ。
その女の子の名前は、
「ジュリー・マネ」ちゃんですにゃ。
切れ長の美しい瞳、
優しい微笑み。
お膝にいる猫さんが、
とってもうれしそうですにゃ。

ピエール=オーギュスト・
ルノワール
《ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子ども》左側
1887年油彩 オルセー美術館



今回ジュリーちゃんに、まつわる
作品は、五点ですにゃ。
ぜひご覧くださいですにゃ。

ベルト・モリゾ
《庭のウジェーヌ・マネとその娘》
《猫を抱く娘》
ピエール=オーギュスト・ルノワール《ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子ども》
ジュリー・マネ《オーギュスタンの肖像》
エルネスト・ルーアール《書斎のジュリー》

チビクロは、思いましたにゃ。
このジュリーちゃんの絵、
いつものルノワールの絵と
ちょっと
違うかもにゃ。
調べましたにゃ。

ウィキペディアより引用します。
「1880年代前半頃から、
光の効果におぼれ形態を見失った印象派の技法に疑問を持ち始める。
1881年のイタリア旅行で、
ラファエロらの古典に触れてからは、この懐疑はさらに深まった。
この時期、1883年頃からの作品には、新古典派の巨匠アングルの
影響が、顕著で、明快な形態、
硬い輪郭線、冷たい色調が目立つ。」

ルノワールが、ジュリーちゃんを
描いたのが、1887年なので、
ぴったりこの時期の作品なのですね。
ジュリーちゃんのお顔は、
すべすべした感じの、新古典派で
背景などは、印象派の雰囲気なのですにゃ。

ルノワールが、こうした影響を
うけたのは、1880年からの約10年で、1890年代に入ると、
暖かい色調に戻るので、
ルノワール好きな方は、ぜひ、
見比べてみては、いかがでしょうか?

ジュリーちゃんのママは、
ベルト・モリゾ。
パパは、マネの弟のウジェーヌ。
でも、この絵が描かれた8年後、
両親が、亡くなってしまいます。
でも、ルノワールなどが、後見人になり、大人になり、画家さんになりましたにゃ。
ジュリーのだんなさんになったのが、
《書斎のジュリー》を描いた、
エルネスト・ルーアールですにゃ。
ジュリーは、
ルーアールと結婚して、
三人の息子を育てたそうですにゃ。
幸せになったんですにゃ。
よかったですにゃ。

今回開かれている
「こども展」では、グッズが、
とってもカワイイですにゃ。
もう、チビクロは、みんな欲しくなって、困りましたにゃ。

貴和製作所
オリジナルブレスレット
きらきらのスワロフスキービーズを、たくさん使った
夏にぴったりの
アクセサリーですにゃ。
レッド=
ルソーの作品
《人形を抱く子供》をイメージ。
ピンク=
ジュリーちゃんをイメージ。
ホワイト=純粋でピュアな子供を
イメージ。


日本橋の「あめやえいたろう」の飴


世界のお茶専門店「ルピシア」
こども展のオリジナルフレーバードティーを限定発売。
おとな用
アデュルト:オランジュエポム
オレンジ&アップル味
こども用
アンファン:スリーズ
さくらんぼ味








チビクロは、ビックリしましたにゃ。500色のクレヨン。



ステキな絵を見ることができて
うれしい時間でしたにゃ。
ぜひ皆さまも絵を見る楽しさを
ご一緒にどうぞですにゃ。

ブロガー内覧会を
開いて下さいました
森アーツセンターギャラリー様
広報事務局ウィンダム様
内覧会をご紹介してくださった
青い日記帳Takさん
ぬいぐるみのチビクロと
ご一緒してくださいました
会場の皆さま
ありがとうございましたですにゃ。


会場で、
カッパのルララ君
パンダのルパン君と
お友達になり、
記念撮影をしましたにゃ。
とてもうれしかったですにゃ。
また、
会える日を楽しみにしていますにゃ。