goo blog サービス終了のお知らせ 

台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

「無老養生鍋」~明治アイス豆腐~

2010年04月08日 | 台湾のレストラン 餐廳

お店の鍋底は、2種類。先日、簡単に紹介しましたが、もう少し詳しく説明します。

紅いのは、「無老長生辣香鍋」で、月桂樹の葉、殻付桂圓(龍眼を干したもの)、花椒、八角、紅棗、そのほかにも無数の香辛料。色は、上の部分が、ラー油なので、赤く見えますが、実際には、コーヒー色。香りと味は、1口目「カレー?」、2口目「鼎王の麻辣鍋?」です。小辣、中辣、大辣を聞かれますが、小辣でも十分汗が噴出します。辛いものは得意!というかたも、まずは、小辣からはじめましょう

白いのは、「明治冰淇淋豆腐鍋」。そのまま日本語に直すと、「明治アイスクリーム豆腐鍋」です。
去年のオープン前に、開店予告の垂れ幕でこの字を見たとき、きっと、食後のデザートが、「明治のアイスクリーム食べ放題なのでは?」と思っていました。

本当は、オーナーが日本の岐阜へ旅したとき、豆腐作りの名人おばあちゃんから、明治時代からの秘伝の豆腐の作り方を習って、店の鍋用に改良をしたものでした。写真の右にある小さな鏡餅か、アイスクリームみたいなものが、「明治アイス豆腐」(←それにしても、紛らわしいネーミング)です。この白いスープに入れると、中で独特の風味が広がるそうです。

スープの中で溶けるの?と思っていたら、何のことはない、「ハンペン」でした。
日本のハンペンとは、微妙に違いますが、食べると、もっちり弾力があって、柔らかでした。これは、別注文ではなく、この鍋底を頼むと、人数分付いてきます。

このスープのベースは、とんこつ。時間を掛けて、とんこつからスープを作り、そこに漢方薬、香辛料、クコのみなどが入っています。とんこつの匂いのわりには、あっさりした味。子供も食べられます。(スープご飯にして、2杯食べました)

どちらの鍋底にも、凍豆腐と鴨血が入っています。途中でスープが少なくなると、足してくれます。

「無老養生鍋」
    住所:台中市公益路二段74號(大聖街口)
    電話:04-2319-1158
    営業時間:11:00~次の日の朝04:00
    URL: http://www.無老.tw/aboutus.php


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。