以前もこのブログで何度か紹介した「秋山堂」ですが、1年前に朝馬店を閉め、国立美術館の敷地へと移転しました。気になっていたのですが、なかなか行くこともできず、先週の土曜日、天気が良かったので、美術館方面へ行った際、久しぶりに尋ねてみました。
お店は、美術館の東側の地下1階部分にあります。東側の庭の遊歩道を歩くと、ぽっかり地下へ続く入口が見えます。地下と言っても、掘り込んだ中庭があるので、日差しも十分。
春水堂の店内に秋山堂の入口があります。
入口付近は茶道具の展示販売。
美君店長も健在。日本語もだいぶ上手になったので、簡単な会話はOKのようです。
入口入って左側には、試飲とレジスペース。
秋山堂は、試飲といっても、その日準備してあるお茶しか試飲できません。
試飲というか、普通に「お茶飲んでいきますか?今日は、〇〇茶です。」という感じ。
茶葉を買う時には、説明を聞く意外方法はないのが残念ですが、説明だけでも十分わかります。
茶葉の品質も料金も、私の知る限り、台湾では一般的な値段ですし、良質のものを取り扱っています。
観光客用のお土産としての茶葉ではなく、台湾に暮らす人が、自宅で飲む為に買い求めることが多いことでもわかります。
ここは、お茶の体験教室などに使うスペース。人数が多い場合は、となりの広いスペースになります。
↓内側。
お店の中央は広いスペースになっていて、音楽会やイベントをするのにも使えます。
広々としたスペースの中、静かにお茶を楽しむことができます。
庭を眺めながらお茶をいただくのもいいですね。
外のテラス部分は、春水堂のオープンエリアで椅子テーブルがあり、天気がいいと週末の昼時は、多くの家族連れが食事やお茶を楽しんでいます。その喧騒も店内まで届かず、静かな環境。
店内にある骨董品。どれも中国でずいぶん前に買い求めたものだそうです。
レプリカではない深い味わいがあるように感じます。
美術館で作品を鑑賞した後、ここで静かにお茶の回甘を楽しむのも、なんだか素敵な時間になりそうですね。
お茶の体験教室も受け付けています。事前予約が必要です。お問い合わせは
東鴻旅行社:masae@t-holiday.comまで。
550元(1名様) 茶葉、茶水、茶點心付き。お茶の入れ方を実演指導してくれます。時間は営業時間内なら自由にお過ごしいただけます。美しいお茶の作法を習ったら、のんびりとお茶をいただきながら、おしゃべりをして過ごすのも楽しい時間です。
最大30名様まで受け入れ可能。
「秋山堂」
住所:台中市五權西路1段2號B1(国立美術館内)
電話:(04)2376-3137
営業時間;11:00~22:00 (1年に一回、除夕のみ休み)
facebook:秋山茶司 yam天空:心遊秋山
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