台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

台湾 第三原子力発電所

2010年08月31日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル
この川は、この近所に有る第三原子力発電所(第三核發電廠)の冷却用の水を流すためのものだそうです。途中で色が薄い水色に変わるので、何事かと思ったら、水の勢いを調整する為に底が階段になっていて、底に水がぶつかって大量の気泡を含むので、薄い水色になるそうです。
この川沿いを海に向かっていくと、原子力発電所によってつくられた先端の海を見る広場のようなものがあります。何も無いけど、バシー海峡が目の前。

 ここから猫鼻頭も見えます。

後壁湖にあるマリーンスポーツの施設で申込むと、ここでマリンジェットやバナナボートなどができます。少し入り江になっているので波が穏やかなようですね。墾丁の南湾あたりは、お客さんでごったがえしているので、人気の少ない所でのんびり楽しみたい場合は、ここが穴場かも。

林投茶

2010年08月30日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ
台湾は、フルーツに関しては、さまざまなものが出回っていますが、このあたりでしか見られないものもあります。

猫鼻頭のツーリストセンターの横の建物には、何件かおみやげ屋兼小吃&飲料などを売っている店があって、6時ごろでしたが、まだお客さんがいるので、けだるそうに商売していました。

この写真にある果物(黄金果)も、柿みたいな、ミカンみたいな、、、。
釈迦頭は、以前は秋ごろに台東のほうで収穫される果物だったのに、最近では、夏場でも市場に出回っていますね。

商売っけがないのか、説明もなく、買っていけともいわれず。
挑戦すればよかったのですが、この次に。

「コレステロール、血糖値を下げる 林投茶  20元」

コレステロール値が高いので、こういう看板を見ると、すぐに挑戦。
味は、薄い冬瓜茶+レモンティーみたいで、暑い日、冷たい状態で飲むとおいしいです。
それにしても不思議な形の果物ですね。
切った中身は見ていないので、ずっと気になっています。
そのままでは食べにくいでの、お茶にしているのでしょうか。

猫鼻頭 (墾丁)

2010年08月29日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル
墾丁の西の突端にある「猫鼻頭」。
岬の向こうにある波に浸食されてできた岩が「猫」がしゃがんでいるように見えるからこの名がついたそうです。

夕方行くと、ゲートには誰もいなくて、無料で入れました。
時間外は駐車料いらないのかな、、、?
ここは鵝鑾鼻(アーランビー)公園と違って、入場料金もかかりません。

 この先を上って この階段の先の展望台へ。

ここは、台湾海峡とバシー海峡の接点です。
東の方向を見ると、鵝鑾鼻(アーランビー)も見えます。

ちょうど夕暮れで、風も涼しくなって、気持ちよかったです。
この日は雲が多く、夕日が沈むのを見れませんでしたが、お天気がいいと、きれいな夕日が見えるのでしょうね。

「猫鼻頭」 
住所: 屏東縣恆春鎮水泉里下泉路100號
開放時間: 04-10 月 am08:00-pm05:30 、11-03月am08:00-pm05:00停車費:大型バス60、普通車40、バイク10

「国立海洋生物博物館」(墾丁)

2010年08月28日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル
墾丁エリアにある「国立海洋生物博物館」は、台湾で唯一の国立の水族館です。
20年ほど前から計画が始まり、2000年に今の形になってオープンしました。

広々としたエリアで、入場ゲートから最初の建物へ行く前に、大きなクジラが人工池(浅くて、中で水遊びができます。)でお出迎え。

毎回、このクジラを見ると、「海生館(一般的には、略してこう呼ばれます)に来たんだなあ」と思います。
   
上の写真は、「えさのキャベツに群がる魚たち」。普通、海の中で生きていたら、食べないものでしょうが、ここのお魚たちは、キャベツが好きなようです。私が見たときには、すでに芯の部分しか見えず、キャベツだとわかるまで時間がかかりました。

             
               ジンベイザメ(鯨鯊)の食事ショー。
周囲にいる魚は食べられているのではなく、えさのおこぼれに群がっているだけです。
毎日、10時と15時(台湾水域館 大洋池にて)
             
             
              水槽のガラスの掃除中


             
               「ニモ」と「ドリー」
3つのテーマ館(台湾水域館、珊瑚王国館、世界水域館)に分かれていて、各館、展示方法も多彩で子供も大人も楽しめるし、勉強になる場所です。
世界水域館まで、海を見ながら外を歩いて移動しますが、この間に、アイスクリーム屋、香腸屋などの屋台があります。
息子は、ここの「トルコアイス(粘着タイプのアイス)」を売っているトルコ人らしきおじさんに、3年前、さんざんからかわれたのを覚えていて、
「この人、僕をだますから、絶対食べない」と、怒っていました。
彼のここでの記憶はそれだけです。
海の生物の記憶が吹っ飛ぶほどの、6歳児には、悔しい思い出だったのでしょう。
トルコアイスを買うときは、気をつけましょう。

台湾の水族館だなあと思うのは、エリア内に、すごい数の食べ物を売る屋台やレストランなどがあることです。もっとも、この海生館の周囲には、何もないので、ここで食事したり、買い物したりするのがいいでしょう。

「国立海洋生物博物館」  http://www.nmmba.gov.tw


     




新千歳空港  空弁(豚丼)

2010年08月27日 | 日本 おいしいもの
個人的には、日本の空港で販売されている「空弁」のレベルは高いと思っています。
(日本以外の国の空港で、こういうお弁当を売っているのを見たこと無いですし、、)

台湾のお客様は、「冷たい弁当」=「おいしくない」と思っていらっしゃいます。
日本のおいしい空弁を食べる体験も面白いので、新千歳空港を午後1時発の全日空便に乗るため、各自好きなお弁当を選んで買ってもらいました。

私は、搭乗手続きに手間取り、お客様に選んで買って来てもらったのですが、それが「豚丼」でした。日本人の私も、空弁で、「豚丼」は冷たいとどうなのかなと思いましたが、全然問題なし。

肉も柔らかく、豚の脂身が白くなっていることもかく、味も濃すぎず、ちょうど良い感じ。
炭火焼の風味もしっかりでていました。
料金は、900円。

台湾のお客様は、それぞれいろんなお弁当を買って食べられましたが、冷めていてもおいしいという感想でした。

日本国内の旅の楽しみに、「空弁」は必須です。




北海道開拓の村 2010年

2010年08月26日 | 日本 おすすめ観光
教育旅行のコースに、外せないのが「北海道開拓の村」。
日本の中で、近代に大きく変化をしたのは北海道。
ある意味、台湾と同じ、移民により開拓された新天地。
そして先住民族(台湾では、「原住民」と表記)の作り上げた文化伝統も残るエリアです。

台湾の学生さんたちの教育旅行において、北海道を理解してもらうためには、二風谷のアイヌ文化博物館と北海道開拓の村で見たり、知ったりすることが大切だ思い、コースに入れるようにしてます。

旭川を午後2時に出発したのでので、開拓村に到着したのは4時少し前。
見学時間は、1時間しかありません。
私のおすすめ見学ルートは、馬車鉄道の出発時間が間近であれば、入り口付近から農村群まで乗っていき、そこから農村群の建物を少し見て、漁村群の「ニシン御殿」へ向かい、そこから市街地群の大通りを歩いて戻ります。
今回、1時間で説明しながら回りました。最低でも2時間はほしいですね。

馬車鉄道 片道270円(冬季は、馬ソリになります)

ショップで売っていた「生キャラメル」。
箱もステキで、食べ終わった後、参加者の女性の方が記念にとお持ち帰りしました。


「北海道開拓の村」」http://www.kaitaku.or.jp/

旭山動物園 2010年夏

2010年08月25日 | 日本 おすすめ観光

ここ数年、日本の動物園といえば、「旭山動物園」とすぐに名前が挙がるほど人気のある動物園。
台湾でも、旅行会社の作る北海道のコースでは、この動物園参観を売りにする商品も数多くあります。

今回も、台湾の学生の教育旅行のモデルコースとして、旭山動物園をアレンジにいれました。

 ペンギン館 
この時期、産卵して卵を抱いている(擁卵)しているペンギンが多かったです。
人気の高いペンギン館。スイスイと飛ぶように泳ぐ姿はいつまでも見飽きません。

 しろくま館 
ここも人気のしろくま館。この日(7月11日)は20分ほど待って入れました。
真近で見ると迫力あります。
しろくまさんも人間に興味があるのか、何度も目が合いました。

 この日は昼間の登場無し。夜行性だから、、、。

7月の日曜日の昼11時半ごろに到着。午後1時には、ここのモグモグテラスでランチを予約してあったので、1時間強の園内散策です。人気のあるエリアでは、入場までしばらく並びましたが、予定通り人気のあるエリアを回り、時間通りランチを取れました。

旭山動物園の動物エリアは楽しいのですが、東ゲートの施設の混雑振りが大変です。
トイレも少なく、混雑すると、トイレで20分待ちという状況も。
団体で訪れて、出発時間が決まっている場合は、お客様も困ってしまいます。

関係者の方、ぜひ、入り口エリアのトイレの数を増やしてください。




「アートコレクション福原記念館」と「神田日勝記念美術館」

2010年08月10日 | 日本 おすすめ観光
今回の北海道教育旅行下見ツアーでは、鹿追町にも行きました。
毎年行くのですが、今年初めて「アートコレクション福原記念館」も見学しました。
小雨降る中、広い庭のアプローチから入ったのですが、一つ一つの植木鉢に傘が差し掛けてあるのが印象的でした。
    
然別湖のホテル福原の関係施設でもあるので、然別湖をテーマに書いた絵画もあります。
今回宿泊した2泊3日のうち、中1日小雨でしたが、帰る日の朝には、朝日に輝く湖面と「くちびる山」を見ることができました。

今回は、鹿追町立「神田日勝記念美術館」へも立ち寄りました。
毎年、鹿追高校を訪問させてもらって、神田日勝氏の絶筆となった馬の絵のレプリカを見ていたのですが、それまでは正直、「何で半分の馬の絵、、」と思っていたなぞが、ここに来て初めて分かりました。
神田画伯の生い立ちや絵に対する周囲からの影響要因の解説を聞いてから、氏の作品を見ると、すーっと絵の中に入っていけるようになりました。
私の中の好きな作家リストに加わりました。

ここ数日、瀬戸内国際芸術祭でも多くの美術館へ行き、北海道でも博物館や美術館へ行きましたが、現場で解説を聞きながら見たり感じたりすると、理解度が大幅に上がります。
そして、その作者の世界に入っていくことができます。
私は不器用なので、絵は上手に描けないし、物作りは得意じゃないのですが、作品を見て、自分がその擬似世界のなかで作者と同じような気持ちを体験するのが好きです。

観光もそうですね。
地元ガイドに、きめ細かい解説をしてもらって巡るのと、観光マップを見ながら巡るのでは、その場所の感じ方も違ってきます。
費用は割高になるにしても、観光されるときには、現地のガイドをお願いしておくと、時間も有効に使えるし、理解度も深まって印象深い旅になると思います。

「アートコレクション福原記念館」
http://www.art-fukuhara.jp/

「神田日勝記念美術館」
http://kandanissho.com/

然別湖畔 ホテル福原
http://www.h-fukuhara.jp/

びらとり和牛

2010年08月07日 | 日本 おいしいもの
二風谷アイヌ文化博物館の見学の後、昼食は、車で約5分のところにある、「びらとり温泉」のレストランでいただきました。

びらとり町ご自慢の「びらとり和牛」と「びらとり豚」の焼肉。それと、「トマト」。
牛肉(手前)は、脂っこくなく、口に入れて少しかむととろける軟らかさ。
豚肉(後ろ)も、しっかり焼いた後でも、十分軟らかくジューシー。
トマトは、さわやかな酸味と甘みで、前菜としても、焼肉の途中の箸休めとしても大好評。
台湾では、こういう大きなトマトを切って、サラダ前菜代わりに食べることも少ないので、どんな反応かなと心配しましたが、「さっぱりさわやかでおしいい」と好評でした。

帰りには、地元の人おすすめの、「びらとり牛カレー」辛口、中辛のレトルトパック、それにトマトジュースとトマトジャムも。トマトジャムは、微妙な甘みでしたが、体によさそうな味でした。


              

びらとり温泉  http://biratori-onsen.com/onsen/restaurant.asp

二風谷アイヌ文化博物館

2010年08月06日 | 日本 おすすめ観光

台湾からの教育旅行のコースとして、北海道に来たら、外せないのが「アイヌ文化」の紹介。
前日、登別に宿泊したので、平取町までは約2時間。
道内でも、この施設のみが公立で博物館です。

事前アポをしてあったので、駐車場にバスが到着したときには、職員の皆様の歓迎がありました。


    

          アイヌの伝統楽器「ムックリ(口琴)」の演奏。

午前中に到着すれば、アイヌ文化の紹介と体験学習(民謡舞踊、ムックリの製作と演奏、木彫りコースター、刺繍など)をし、昼食はアイヌ文化食を食べ、約4時間の行程が組めます。

団体での申し込みが基本のようですが、木彫りと刺繍の文化体験学習は、事前予約すれば、一人からでも可能だそうです。

平取町立二風谷アイヌ文化博物館
 URL:http://www.town.biratori.hokkaido.jp/biratori/nibutani/