台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

小琉球 2017年春節

2017年07月31日 | お知らせ

2017年 春節のころの話になりますが、家族3人で臺灣南半周4泊5日の旅行を楽しみました。

大晦日に当たる除夕に、台中から屏東県東港へ。ここから快速艇で小琉球まで約30分の船旅。


2016年ごろに新しくなった東港の港ターミナル。


今回利用したのは、泰富船運
★乗船には、保険を掛けるためにID(台湾籍)か、パスポート番号(外国人)が必要なので、台湾籍じゃない方は、台湾の島に行くときは、パスポートを携帯してくださいね。

東港⇔小琉球 往復410元(大人) 2017年7月現在


船のターミナルなのに、ヘルメット着用PRのシマウマ君。
台湾南部や山間部の人って、バイク乗ってもあまりヘルメット着用しないからかな。
快速艇には、島の人達がバイクごと利用する人も多いからからかな?など、すごく気になったシマウマ君。


バイクや自転車載せて渡る人も多いです。

さて、船の乗船時間まで時間があったので、ターミナル横にあり東港の観光名所でもある「華僑市場」でおつまみ調達。
ここの名物は、「旗魚黒輪」。



この介紹は、過去の記事(東港の華僑市場)をどうぞ







船の出発まで、コンビニで調達した缶ビールと華僑市場で調達したおつまみで、昼ごはん。

この東港から小琉球の港までは、約30分(波の状況などで23~40分くらい)


鮮やかな色で、海の上でも目立ちます(^_^;)

船内はエアコンも効いていて、夏でも快適。今回は1月末ですが、南国故、クーラーはがっちり利いていました。

島では、一般的にはスクーターを借りて、足代わり。
借りる人はは免許証を業者に提示が必要。
250~300元/1日くらいです。
小さい島なので、ガソリンは満タン返しでなくてもよかったようですが、業者さんの指示に従ってくださいね。


ここ数年、スクーターに乗れない方の為に、ゴルフカートが人気のようです。
4人乗りや大勢乗れるのもあって、これなら免許はいらないのかな、、、。

入場料の必要な観光地は、前回見て回ったので、今回小琉球の2泊3日では、ひたすらバイクで島をブラブラ探検。
主人と息子は、ジョギング三昧。

お天気に恵まれていたので、どこの景色も素敵でした。
民宿では、サービスで、夜の島の動植物生態観察ツアーがあって、これもバイクで参加。
地元の人が講習を受けてガイドになっていて、島独特の動植物の紹介などしてくれました。
最後には、少し広めの空き地での星空観察。初めて、星空を見て、星座を連想できた貴重な体験でした。
台湾本土では、あまり経験できないことも多い小琉球。
ただし言語的には、ある程度の中国語の語学力とスクーターの免許があった方がいいですね。

今回の宿泊した民宿は、新しくて、快適でしたが、写真を撮るのを忘れて残念。
島の西側の高台に位置していて美人洞の近く。目の前は大海原。夕陽も見える素敵な環境でした。


















民宿の前から見えた夕陽。
この島生まれの若い夫婦が經營する民宿↓
小琉球星海民宿









 


国立故宮博物院南部院區 (故宮南院)

2017年02月21日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

台北にある故宮博物院の南部院區として2015年12月にオープンしました。
地理的には、台湾高鐡嘉義站から4キロほど(タクシーで5分)。路線バスも多く出ています。

 故宮南院 路線バス



故宮南院や高鐡嘉義站のあたりは、以前は一面サトウキビ畑。台湾製糖の土地が広がっていました。
そこに高鐡が開通し、駅ができ、県庁もできたので、新しい開発エリアとなりました。

駐車場の隣に、シャトルバス乗り場などがある観光案内所があります。




園内はかなり広いので、シャトルバス(カート)やレンタル自転車で散策する事もできます。
博物館の見学のみなら、徒歩で十分。至美橋まで100m、橋も100mくらいあるので、とりあえず200m程歩いて博物院の入口です。




至美橋のデザインは、博物院の本館建物に合わせて、流線形、不規則性、中国風などの要素が多いようです。
脚下にあるデザインも、中国伝統の聖獣(龍、虎、馬、獅子等)の模様が図案化され、ひとつひとつ違うので、上から下までゆっくり鑑賞しながら渡るのがおすすめ。






故宮南院建築の歴史や意義を記した石碑。


本館内部も、曲線を多用してあり、広い空間を贅沢に使っています。

国立故宮博物院南部院區 (日本語サイト)

開館時間や入場料などは、こちら

台湾中部の旅をされるかたには、ぜひお勧めの場所です。




好好 good days (台中)

2017年02月11日 | 台湾のレストラン 餐廳

2017年も春節が過ぎ、明日は元宵節(旧暦の1月15日、日本でいう小正月)。
春節の終わりごろから、巷のニュースは、食べ過ぎ飲み過ぎの日々を過ごした増えてしまった体の余分なものをどう処理しようか、ということ。
人と会えば食事という文化なので、1日何食も食べたり、めでたい気分で脂こってりの大肉大魚、アルコールにスィーツなど、どれだけ体の中に入ってきたんでしょう。

そんな時は、オーガニックな食材をゆっくり食べて、体と心をリセット。
このお店はベジタリアンレストランではないので、お肉もお酒もあります

テーマは「好食材」。

生産者と直接関わって、いい食材を集め、食事として提供してくれる、「体に良いことはしたいが、面倒なことや、おいしくないものはイヤ」という私には、ありがたいお店。

ここ数年、レストランが立ち並ぶ朝富路沿いにあるものの、あまりにもひっそりしたたたずまいで、毎回、どこだっけ?と通り過ぎることしばしば。


控え目看板、奥まった感じ。


友人のお宅におじゃまする感覚。

お店に入ると、手前には、お店セレクトの「好食材」などの販売コーナー。
けっして安くはないけど、健康安心を求めるには適性価格(かな)




日本でもブームの「多肉植物」。手入れ簡単の上、癒されるとかで、グータラな私もつい欲しくなるグリーン。


こういうの、おうちにも欲しいなあと思うけど、どこに置く?






オープンキッチン。カウンター席もあり。
さて、お食事する前に、一杯


日本を中心に、いろんな国の地ビール類が充実。
今回は日本産の「雪蔵」 150元/1本

フルーティで飲みやすく、食事前にぐっといただくには最適。

あまりに飲み心地よく、のどが滑らかになり過ぎて、もう一本注文したら、雪蔵は最後の一本だったようで、別に「生きビール」を注文。
「生(なま)ビール」じゃなくて「生き(いき)ビール」です。


日本の緑茶と柚子入りで、少し辛口。

日本産かと思いきや、オランダ産。

さて食事は、定食スタイルのものをチョイス。


これは、ビーフシチューセット(ドリンク付き) 360元。



シチューの単品は、180元。
見た目ほどこってりしていなくて、驚くほどあっさり。


本日のおすすめ(A) 380元。
鳥もも肉の野菜巻き。
これもシンプルな味。


チョコレート黒カレー(250元)。




主食のコメ飯は、アヒル使った有機農法のお米。
日本で食べるようなねっとりもっちり感はないけど、十分おいしいご飯です。


大根と骨付き肉のスープ。


別で友人が頼んだフルーツ入り サワースパークリングウォーター。


杏桃餡(ナッツ系)の入ったチョコレートタルト。

メニューはこんな感じ。



好食材の紹介。

お店の内装も、レストランですっていう商売感スペースではなく、こういうの得意なお友達のおうちにお邪魔しておる感覚。







濃いめの味の好きな方にはおすすめできませんが、食べた後、なんとな~く体がホッと喜んでくれている気がするお店です。

 「好好 good days」
      






 


マジンガーアンナ(無敵安娜酒場) 台南

2017年02月09日 | 台湾のレストラン 餐廳

台湾の古都、台南の中心地にある青年路沿い、小さな路地に入った先にひっそりと浮かび上がる門。横には大きな「酒場」と書いた提灯。

台南には、日本時代からの沙卡里巴(サカリバと読みます。居酒屋、飲み屋等にぎやかに飲んで食べる場所を表現)文化が今でも残っています。
17年来の友人である安娜は、20代で台南へやってきて、元々の日本好きもあって、いつかは自分のサカリバを持ちたいと思っていたようです。

20数年たって、安娜の人生にもいろいろあり、大きな決断の後、自分の夢だったサカリバを開店しました。
人生は彼女を無敵にしてくれたのか、最初、お店の名前を聞いたときは、(笑)+(驚?)
だけど、すぐに彼女らしいなあと思いました。

無敵の安娜は、「マジンガーZ」だったんです。


けっこう昔、日本で買ったものらしいですが、自分のお店を作ったら絶対飾ろうと思っていたコレクションの1つ。
これは彼女自身でもあるかも。




お店の中には、彼女のコレクションがいろいろ飾られています。
惜しかったのは、店内が暗すぎて、ものすごい数のマジンガーZのフィギアとかが陳列してあるショーケースがきれいに写っていなくて、ここで紹介できないので、ぜひお店に行ってみてください。すごいコレクションです。


↑かろうじて、端っこにコレクションを陳列したケースが写っています。
このほかにもまだケースがあります。

私自身、マジンガーZって、子供のころに見ていたけど、そこまでファンでもないので、コレクション見ても「ふ~ん」ってな感じ。
でも、そのコレクションの多さに、彼女の心を見た気もしました。

しか~し、私にとって大事なのは、飲むことと食べること。

初めて彼女のお店に行ったので、おしゃべりと飲むのに忙しく、大した写真が撮れていないのが残念。
そのあとにもお店に行っても、飲み過ぎ騒ぎ過ぎで毎回写真を忘れてしまい、、(@_@;)

かろうじてお料理の写真があったのでご紹介します。
彼女自身もお料理上手だけど、ちゃんとシェフを雇って、自分のアイデアをいっぱい取り入れた日本風なおつまみメニューが豊富です。

そうそうビールは、SAPPOROの生ビール。道理で何杯でも、ぐいぐい飲めると思いました(笑)


オクラの豚ほほ肉巻き。一見、ベーコンのアスパラ巻ですが、トントロ共言われる豚ほほ肉は、台湾では松阪豚と呼ばれ、好まれています。


鶏つくね。軟骨も叩いて入っているみたいで、アクセントになってました。塩コショウでいただきます。


台南と言えば海鮮。焼きヤリイカ。塩コショウと唐辛子のかかったマヨネーズで、一夜干し風。


定番のから揚げ。

写真には無いのですが、揚げ出し豆腐かと思って食べたら、中身はおでんの大根だったとか、安娜のオリジナルメニューも多く、毎回、お任せで出してもらうけど楽しみです。

台南で泊まることがあったら、ぜひ、無敵の安娜のお店に立寄ってみてくださいね。

 「無敵安娜酒場」
      住所: 台南市東區青年路398號1巷(青年路沿いに看板有) 小路の奥に入ったところ。
      電話:06-2365-869 (予約専用) 0930-806586
      営業時間:17:00~24:00 (毎週木曜定休)
      FB:無敵安娜酒場
      








短脚阿鹿餅乾(台中)

2016年12月30日 | 台湾のスィーツ

ある日、自宅近くを歩いていたら、お店の前に大勢の人がいたので、興味津々お店を覗いてみました。


お店の前にはキリンさん。
テーブルと椅子があって、お客さんたちは、となりのジューススタンドで飲み物買って、のんびり待っています。


せっせとクッキーを缶に詰めています。
見た感じ普通の絞り出しクッキーのようです。


20個入り。
40個入りは、2段になっています。


お店の中に入ってみたら、ほんのりバターと焼き菓子独特の香ばしい香り。
奥から20分に1回ほどの割合で焼きたてのクッキーが出てきます。


ここで粗熱をとって、缶詰め作業。
硬くないので、気を付けて詰めないと、すぐに欠けてしまうのだとか。
時々うっかりかけてしまった売り物にならないクッキーを、待っている子供に上げたりしていました。


機械で絞り出しているのか、見事に同じ大きさ。

注文の仕方は、お店に入って、店員さんに、名前と個数を言います。
「張小姐 小3」とかメモに書いて貼っていきます。
電話番号も何も聞かれず、名字だけ。
同じ名字が多いのに、大丈夫かな?と思いつつお店の外で待つこと1時間。
名前を呼ばれたら精算して持ち帰り。

団体購入が多い日は、個人の分は、ものすごく待たされるらしいです。
待つのが面倒な方は、毎日10:30から電話予約(先着10名)で、3缶まで購入可能。
もし3缶以上欲しい人は、現場で欲しい数が6缶の場合は、2名で行って待つしかないそうです。
名前を呼ばれたときに、その場にいなくて、ある程度時間が過ぎてしまうと、予約が流れてしまうのかどうなのか、、、不安はありますが。



私は近所に住んでいるので、待ち時間1時間と言われたら、一旦家に戻って出直すこともできますが、評判を聞いて遠方からのお客さんが、滞在時間に限りがある場合、諦めて帰って行く人もいました。
SNSの書き込みにも、そのあたり不快な思いをしたお客さんの書き込みがありましたね。
こういう販売方法が良いのか面倒なのかは考える所がありますが、自分たちで手作業で作れる分だけを公平に販売できるようにと考えたのでしょうか。


ここ数年、台湾でも行列のできるお店が増えてきました。
以前は、行列するくらいなら買わない、食べないという文化でしたが、「行列=おいしい、コスパが高い」というイメージになり、繁盛店が出てきました。
今回、私も行列がきっかけで買ってみたクッキー。



さて、肝心のお味ですが、シンプルな味のクッキー。食感がサクサクで、口の中で溶けるようになくなり、どろどろした塊が残らない感じとでもいうのでしょうか。良いバターを使っているのか、ほんのりバターの香りで、甘すぎず、油っぽくなく、いくつでも食べられそうな味です。



お値段も、20個入り250元、40個入り480元と、安くも高くもなく(どっちかというと高い感じもするかもしれませんが、、、)。
FBでお店の「いいね」下のを見せたら、30元引き。


普通でかざっりけもないシンプルクッキー。
買うための手間を考えたら、大切な人に食べてもらいたいと思うのかも。
台湾のお友達のおうちに遊びに行くときなんかの手土産にいいかな

 「短脚阿鹿餅乾」
            住所:台中市南屯區大墩路311號(大墩7街付近 101文具のお向かい)
      電話:04 2473 1978
           営業時間:10:00~20:00 (クッキー焼き上がり時間12:30より、売切れ次第閉店)
             日曜定休
★阿鹿=Y鹿(台湾注音付號表記で Y=あ の意味)





 


 


熱浪島南洋ベジタリアン食堂 台中直営旗艦店

2016年11月02日 | 台湾のレストラン 餐廳

以前から、ずっと気になっていたレストラン。4年前に自宅付近の小さな通りにあったお店。そこそこお客さんが入っているなあと思いつつ、行けず仕舞いで残念に思っていたら、向上路と74快速道路の交差点付近に、大きなお店になってオープンしていました。

ここはまだ開発途中のエリアなので、周囲にお店も少なく、お店の後ろ側の道路一体、どこでも車停められます。
中庭には、屋根のついた砂場もあります。最近のレストランの流行りですね。


自社直営で畑を管理し、生産した野菜を使うレストラン。
タイ料理とシンガポール、マレーシアの味がベースで、もどき肉も使っていて、味も濃くて、辛さもいろいろあって、メニューを選ぶのに苦労します。


これは、海南鶏飯。鶏肉の感じが上手にできていて、ごま油で味付けしたターメリックライスと合います。
小菜類も、野菜やフルーツを多用して、飽きずに最後まで食べられます。


叨沙麺。ココナッツカレースープに、練り物や野菜などを入れて食べる麺ですが、シンガポールやマレーシアに行ったら、まずこれです。
スープの味がしっかりしているので、最後は、ご飯入れて、スープカレーでも行けるかな?と思ったり。
このスープの真空パックを販売しているらしいので、今度買って家でも作ってみます。
259元。デザートと飲料付きです。


サテの定食。タレには、ピーナッツを利用し、コクを出しています。
これの単品もあり、ビールがあればいいのに、、と感じるお味です。

11:00~15:00の定食系には、デザートと飲料がついてきます。

デザートは、モモチャチャと七草茶のパンナコッタ。
甘すぎず、すっきりした味で、これだけを食べにくる価値あり。

飲料の七草茶は、トウモロコシのひげ茶に似た味。

 
何に効果があるのかは、時間が無くて見れませんでしたが、身体によさそうなしみわたり感でした。

ほかにも鍋料理、単品料理、デザート、種類も豊富なので、しばらくは、全メニュー制覇のために通いそうです。

「熱浪島南洋蔬食茶 直営旗艦店」
    




 


台南鹽水  八角楼

2016年07月15日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

銀蜂冰(氷)果室の店の裏にある古跡「八角樓」。鹽水で最も観光名所らしい場所でもあります。


2階の出窓が少し出っ張っていますが、その作りが八角堂の名前の由来です。


説明に依りますと、清朝道光27年(1847年)、製糖業で財を成した「葉連成」という会社で、老闆の葉開鴻氏と4人の息子たちが建てたものだそうです。


入場無料。管理する人も見当たらず、ちょっとお邪魔して中を見学。




明治29年に、当時の当主、葉瑞西先生が、褒賞をいただいたということなど書いてあります。台南州(当時)の参与。


葉一族や鹽水の紹介パネルなど、數部屋に渡って展示されています。









鹽水に来られたら、ぜひ、八角樓も見学してみてください。


台南鹽水 阿妙意麺

2016年07月10日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

鹽水名物の1つ、「鹽水意麺」。「意麺」は、南投、台南が有名ですね。
私の勝手な想像ですが、日清カップラーメンを発明した安藤百福氏は、台湾にいたころに食べた「意麺」をヒントに、常温で保存できて、お湯で戻してすぐ食べられるチキンラーメンを作りだしたのではないかと。
意麺の定義は、「小麦粉と卵」で作り、乾燥或いは揚げて、常温で数日保存ができる、というよなものだと思います。
★小麦粉を使った食べ物で、水を入れないで焼いたり、乾燥させると結構日持ちするみたいですね。

茹でると、微妙な歯ごたえのある、それでいて、コシがあるようなないような、つるっとしているような、独特のものがあります。私は、こういうの嫌いじゃないので、小吃店なんかで、軽く食事する際に、メニューに「意麺」とあれば、迷わず注文します。


麺は縮れがあります。つるっとのど越しもいいです。


「鹽水観光グルメマップ」

さて鹽水の中山路を中心とした小吃通りには、「意麺」の看板があちらこちらに見えます。
初めて来たので、どこがいいか分からなかったのですが、11時ということもあり、少し早めの昼食、それでも人が数人入っているお店に入ってみました。




お店には、いろいろ有名人や取材が来たらしく、写真がいっぱい貼ってありました。


至ってふつうの店内。5月のはじめ、初夏の昼時はけっこう気温が高いので、軽くクーラーがついていました。

何を食べようかと、壁のメニュー、手元もオーダー表を見てみました。



「肉燕酥」って初めて見たし、オススメらしいので、これを注文。
スープ付きと無しが選べます。

とりあえず、スープ付きをオーダー。

揚げワンタンでした(^^)。 スープ有無共に20元。
あっさりした塩味スープ。食べ始めと食べ終わりでは、揚げたワンタンの皮の食感に変化があるので、それなりに楽しめます。

さて、本題の意麺もスープ有と無し、さらにはワンタントッピングの有るものも。

ワンタン載せ意麺スープ有。小50元 大60元。


意麺 スープ無し 小30元 大40元。
個人的には、これとスープ付きの肉燕酥を頼むのがおすすめですね。

お店の外では、意麺の箱売りも。街の至る所で売っています。

宅配もできます。保存期限が長くないので、うちは小で充分。中には20玉くらい入っていました。
お店で出てくる小が1玉、大が2玉使っているような分量です。





スタッフTシャツ(?)が可愛いので、後ろ姿も撮らせてもらいました。


お店の中にあるレトロなおもちゃなんかもそうですけど、老闆のポップな感覚が分かりますね。

 鹽水點心城阿妙意麺




 


 

 


台南鹽水 「銀蜂氷果室」 スイカジュース

2016年07月09日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

台南鹽水と聞いて思い出すのは、元宵節(旧暦の1/15)に開催される「蜂炮」というお祭り。
台南鹽水蜂炮

とにかく大量の爆竹が空も町も焼き尽くすのではないかと思うような台湾で一番過激な祭りの一つです。

その祭り以外は、至って静かな町。
観光地という雰囲気でもないので、いつも通り過ぎていましたが、またまたテレビの番組で、「スイカジュース」を紹介していたので、墾丁に行く通り道、寄ってみました。5月のはじめ、台湾はすっかり初夏。台湾産のスイカも出回り始めたころです。


鹽水の別名は「月津小城」。鹽水港の別名は「月津」。台湾海峡に面した穏やかで美しい小さな漁港。

台南から北へ数十キロという場所で、この町の歴史も古く、昔は活気にあふれた漁村。
その町で、昔、お見合いと言えばここ。お見合いの際には、「あずきミルクかき氷 黄身のせ(紅豆牛奶月見)」が出されます。1951年に創業した 「銀蜂冰(氷)果室」。日本風に言い直すと、「銀蜂パーラー」でしょうか。当時、街で最もおしゃれで、最もおいしいデザートがあるお店として大人気。今でも、開店と同時に、街の人がひっきりなしにやってきます。この町のお年寄りに聞くと、ここでお見合いした人がたくさんいて、みな懐かしく思いで話をしてくれるそうです。


写真に写っているのは、創業者の祖母の葉おばあちゃん。清朝風の上着に纏足(していた名残)の足元。良いところのお嬢さんだった面影が残ります。
台南の親戚から、冷凍庫とアイス作りの機械を買って始めたお店。


お隣には、意麺のお店や同じようなかき氷やジュースを売るお店が並んでいます。街のメインストリートの角地。
「鹽水小吃通り」という名前もあるようで、昼前や夕方前には、食事やデザート、飲み物を買う人でにぎわいます。

お店の後ろには、街で一番有名な古跡でもある「八角樓」があります。


初夏、台湾のスイカも出回り始めました。






お店の後ろ側が丸見え。カウンター越しにお客さんがバイクに乗ったまま注文したりする姿も見られます。


3代目になる創業者の娘さん。


今でも不動の人気店。


メニューは、ジュースとかき氷。


スイカジュース(35元)とあずきミルクかき氷(30元)。
名物の月見氷にしてみようと思ったけれど、生卵と練乳アイス、、きっとミルクセーキっぽい味なんでしょうが、今回はパス。

スイカジュースのおいしさの秘密は、檸檬。
スイカと同じくらいの量の皮つき檸檬を入れて、ミキサーで混ぜ混ぜ。




檸檬のこの量に驚くと、「檸檬嫌い?」と聞かれ、未知の味に挑戦すべく「OKOK」と返事。


檸檬が手ごわい。


できたジュースを濾して、カップに、「バナナ氷」を入れ、そこに出来立てのジュースを入れます。
砂糖などは全く入っていません。バナナ氷のうす~い甘味のみ。

思ったほど檸檬の酸っぱさはなく、スイカの甘さと香りが引き立つ絶品のドリンクでした。

おいしさの秘密に気づいた私。
創業者の娘さんで、現在のオーナーが「うちは、氷は全部この香蕉(バナナ)氷、使っているから」と言われ、「一般の香蕉氷みたいな化学薬品のにおいしませんね。」と聞くと、「そうなの。昔は使ったけど、薬臭いから、企業秘密だけど、うちのオリジナルの香蕉氷を開発したのよ」と。


毎日、こんなふうにお店オリジナルの「香蕉氷」を作っています。

さらっと、ふわっとした氷。
これだけで食べると、味気ない。


練乳は、このメーカー。

あずきアンコは、毎日、丹念に裏庭で七輪使って、時間をかけて作っているそうで、これもまた絶品。アンコだけでも買って帰りたかったです。
テレビの番組では、毎日のアンコづくりの様子が映っていたので、製造過程を知って、これまた感動。

台南行く際には、絶対寄って行きたいお店。鹽水インターから車で10分ほど。台中からは、台南行きのバスで、鹽水経由もあるみたいです。

「銀蜂冰(氷)果室」
台南市鹽水區中山路1號
電話:06-652-2202
営業時間:9:00 ~ 21:00 (年中無休)


永豊桟酒店墾丁(TEMPUS KENTING) ⑤オリジナルツアー「恒春の文化の旅」

2016年07月08日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

2日目の午後4時過ぎ、家族3人で「恒春の文化の旅」に参加。
チーフガイドの黒皮さんもそうですが、地元の人がよく口にするのは、「他から来た人は、恒春に来ても、台湾の南部の先端全域を「墾丁」だと思っている。墾丁は、恒春鎮の一つの地域なんだけどねえ。墾丁の名前が有名過ぎて、恒春と言っても、みんなピンとこない」ということです。
たしかに、私もずっと台湾の南端全域を「墾丁」と思っていました。

ここ恒春の歴史は台湾の中でも台南と同じくらい古居歴史があります。
清朝時代、このあたりは、鹿等の野生動物が多く、原住民が動物を捕まえ、毛皮などを清朝の商人に売っていたので、古くから華人が街を形成していました。高雄の附近もそうですが、ここ恒春も、このあたりの貿易を中心とした経済と政治の中心でした。



ということで、清朝時代に作られたレンガ造りの街を囲む城壁や門が残っています。
ここは、普通に車が通るのですが、車高の高い車は無理。時々、小型バスなどの運転手は、通れると思い込み、途中ですっぽりはまって抜けられなくなることがあるそうです(T_T)


城壁の門の上は上がってみることができます。
城壁の上部分は、馬に乗って入ることができる幅の通路にもなってたそうです。


このあたりはサンゴ礁が隆起してできた地質。以前はここに小さな城みたいのもあったとか。






恒春で、最も有名な祭り「搶弧」(チャンクー)。
以前、日本の某番組で外国で芸能人がホームステイして、いろいろ体験し、涙のお別れをするという番組で、石丸謙二郎さんが、台湾東北にある頭城で体験していたお祭りです。
台湾では、頭城と恒春の2か所で行われている祭りで、ここ数年は外国人参加者も多いのだとか。日本人も参加しているそうです。
祭りは、毎年、農暦の8月15日(中元節)に行われます。近くでみると結構太い柱で、そこに牛脂をたっぷり塗って、男たちが上にある旗を奪い合うという行事です。
現在は観光の為、一年中、ここに会場が作られていて、見ることができます。
祭り当日の熱気を想像しながら見てみました。日本の神事に関する祭りでもそうですが、家族や集落の人の家内安全、豊作豊漁などを祈って代表の男たちが真剣に神様のご加護を獲りに行く姿はかっこいいですよね。


この日のツアーの締めに、ガイド黒皮さんのプライベート夕陽鑑賞スポットへ連れ行ってもらいました。
このあたりの海岸線には、いくつか夕陽スポットがありますが、どこも観光客が多くで、ゆっくり見られないことが多いというので、誰も来ない秘密の場所へ。しばらく台湾海峡に沈む夕陽を堪能しました。

他に参加したお客さんもいなかったので、けっこうプライベートなわがまま聞いてもらい、恒春の歴史や現在の観光形態、街の様子など教えてもらい勉強になりました。台湾が清朝時代に「大圓」と呼ばれていたころにすでに城壁に囲まれた街があった恒春。閩南系はもちろん、原住民系も客家系も閩南語(いわゆる台湾語)を話す恒春。原住民が狩猟や原始農業をして過ごしていた頃、華人がやってきて物々交換の貿易を始めたころ、オランダ人やスペイン人がやってきて、いろいろあったりしたこと、日本人がやってきてその政策の下で生活していたころ等等、静かに沈む夕陽を前に、この地の歴史を一人遡って想像していました。
ビーチリゾートが有名な台湾南部ですが、こういう歴史的なツアーも、なかなか面白いものがあります。

 永豊桟酒店墾丁 

台湾の旅のお問い合わせ: 東鴻旅行社

 

 


永豊桟酒店墾丁(TEMPUS KENTING) ④オリジナルツアー「亀山の古跡と自然探検」

2016年07月02日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

私が宿泊したときのホテルの宿泊費用には、1日5回の食事、館内の施設すべての使用、高鐡左営站までの往復送迎、エコツアー(1日1回、午前/午後から選択)がありました。季節ごとに内容を変えるそうですが、この時期は、「亀山の古跡と自然探検」「恒春の文化の旅」でした。

到着した初日に、1人で参加(家族は興味なし、、、(T_T))
ホテル専属のチーフガイドの黒皮(ハッピー)さんに案内してもらいました。


彼は、ここ恒春の地元生まれ育ち。両親は、父方が排湾(パイワン)族、母方が、魯凱(ルカイ)族と卑南(ベナン)族のハーフだそうで、3つの血統を持つそうです。小さい頃、祖父祖や両親から、この地の歴史、部族の歴史や風俗など、いろんな話を聞いて育ったので、私があれこれ質問しても、なんでもこたえてくれるすっごいガイドさんでした。植物生態にも詳しく、これらは、原住民として受け継がれた素晴らしい遺産ですね。

16:00 ホテル出発し、車で10分ほどの「亀山」へ。国立海生館の上のそば。

クジラの形をした建物のあるのが、国立海生館。
ここは入り江になっていて、1874年の牡丹社事件の際に、西郷従道(西郷隆盛の実弟)が、事件に関わった原住民を征伐するためにここから上陸。牡丹社事件は、別名征台の役(せいたいのえき)、台湾事件(たいわんじけん)とも言われます。私も以前から牡丹社事件に興味があったので、黒皮にあれこれ聞きました。黒皮曰く「牡丹社事件の話をさせたら三日三晩かかる」と言われたので、「10分くらいにダイジェストで話して」とお願い。その他に両親の父親(おじいちゃん)は、どちらも高砂兵として出兵したんだよ、と。その話でも10分。

日本側からしてみれば征伐ですが、当時の原住民が、なぜ遭難して上陸した宮古島の漁民を殺害することになったのか、その理由とか、それまでの原住民と外部からやってきた異国の人々とのかかわり合いなど、彼らが年寄りたちから伝え聞いてきたことを話してくれました。
要は、外部の世界を知らなくて、言葉が通じなかったため起きた不幸な事件。


向こうに見える山々で起きた牡丹社事件。たった130年前、そこで起きた凄惨な事件。今では何事もなかったような恒春の景色。




恒春縦谷平原は、台湾中央山脈の南端の麓、台湾海峡に面しています。果樹栽培が盛ん。


亀山には新石器時代の遺跡がいろいろ発見されています。台湾西側では最も古い人類の文化遺跡。
ちなみに台東の長浜遺跡は旧石器時代。


今でも、足元には、新石器時代に作られた焼き物のかけらや、人の手で細工された石のかけらなどはごろごろ。

植物の生態に関しても、いろいろなことを教えてくれました。


何の実でしょう、、、、食べられるのだったかどうだったか。


無患子の実。黒皮は、子供のころ、これをいっぱい集めて、泡を出して遊んだそうです。


いい香りのする葉っぱ。

他にも写真には無いのですが、「過山香」という山を越えて香ってくるから名づけられた植物もあり、(実際には、そんなに強い香じゃなかったですけど)彼らの昔からの香水だとか。虫よけハーブ(蛇避けとの説も)としても使えるそうです。

かわいらしい白い花をつけた植物。花がくるくると舞い落ちてきます。


かわいらしい木の実ですが、猛毒\(◎o◎)/!。





この亀山には、新石器時代の遺跡、豊富な植物生態の他に、もう一つ秘密が。
サンゴ礁が隆起してできた丘には、あちらこちらに日本が第二次世界大戦時に作った塹壕や基地として使われた空間が残っています。
ここの地質は、とても硬く、これだけのものを掘ったのは、すごいらしいです。
とくにロープや柵で囲ってないので、足元を注意して歩かないと、塹壕に落ちたりする危険性も。







1時間半ほどの散策でしたが、彼から聞いた台湾原住民の話は貴重なものでした。

こういうツアーはホテルオリジナルなので、外部からツアーのみの申込はできないのですが、墾丁のいくつかのホテルでは、このようなツアーをやっているところもありますので、機会があったら、ぜひ、参加してみてください。

 永豊桟酒店墾丁 

台湾の旅のお問い合わせ: 東鴻旅行社


 


 

 


永豊桟酒店墾丁(TEMPUS KENTING) ③食事

2016年06月30日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

ホテルの食事は、朝、昼、アフタヌーンティー、晩、夜食の5回。

15:00 チェックイン


3段式イングリッシュスタイル。
穏やかな海を眺めながら、久し振りに墾丁に来たことを思い出し、、、。


この後、ホテルオリジナルのツアーに参加。
戻って、しばし休憩。

19:00 ディナー
コース料理で、メインを4品から選べます。


前菜は、コンソメゼリーに浮かぶ恒春の若筍と近海の青魚のマリネ。
わさびムース添え。


まずはホテルワイン白。ほかにも台金牌ビールや赤ワイン、等等。


ホテルメイドのパンは、毎回焼き立てがでてきます。
今回の滞在中、いろいろなパンが出てきましたが、焼きたてのパンと発酵バター、ワインだけでも3日間過ごせると思うほど、どれもおいしかったです。


2日目の前菜は、ホタルイカとしめサバのお刺身。台湾の南端で、故郷の富山湾のホタルイカに出会い、お互い遠くに来たものだと話しかけてみました。


1日目 トコブシのコンソメスープ。


2日目 台湾栗南瓜と海鮮のポタージュ。


1日目の魚料理。地元の野菜添え。


2日目の魚料理。(カジキマグロのステーキ)
この後、口直しのシャーベットが出て、メイン料理に。




メインの1つ。ロブスターのグラタン。息子は2日連続、この料理。


大きなクルマエビ(大明蝦)のガーリック蒸し焼き。


台中の永豊桟酒店でも食べられる低温熟成のビーフステーキ。
これは、台中でも私のお気に入りの1品。


ハーブ入りロールチキンフライ。


台湾黒豚のパイ包焼き。ヘルシーなお肉でした。


鴨のロースト。


1日目のデザート。チーズムースケーキ。


2日目のデザート。ホワイトチョコとカシューナッツムースのケーキ。

 22:30 夜食(宵夜) 3種類から選びます。


卵粥(鶏蛋粥)


豚骨麺(個人的におすすめ。若い頃、飲んだ後の締めの一杯のラーメンみたいな感じ)


豚足ご飯 (豬脚飯) 絶品!!


2日目は、お部屋に運んでもらいました。


07:00~09:00 朝食 


朝からビール飲んで、スタッフを驚かせてしまいました(>_<)
日本人のリゾート地での素敵な習慣ですと、解説しておきました。

メインは3種類からチョイス。

本日の朝粥(1日目鮑粥、2日目は、シラス粥↑)


本日の卵料理。(1日目ベーコンオムレツ)


本日の卵料理 (2日目 スパニッシュオムレツ)


焼き鮭ご飯。


ホテルメイドの焼きたてパン。



食後のフルーツ。

12:00 なんだかんだで昼食の時間。

サラダから始まり、前菜、スープ、メイン、デザート。


本日のスープ(1日目 オニオンスープ)


本日のスープ 2日目(ポタージュ)


前菜というか、メイン前の魚料理。ハタの中華蒸し(清蒸班魚)


ランチの魚料理は、カジキマグロのステーキ風。


鴨腿肉のコンフィ。


シンガポール風湯麺。


本日の和風ご飯(2日目 チキンカツ&白ご飯。)


本日の和風ご飯(3日目 トンカツ&白ご飯。)


中華海鮮丼


焼きプリン。

2泊3日。2日目のアフタヌーンティはパス。夜食もほぼ食べられず。

1泊5食は、ある意味お腹すかすために、ジムやプールで運動したり、動いていないといけないので、のんびりリゾートには向かない過ごし方でした。
食べなければいいだけの話ですが、毎日、永豊桟酒店の味がいろいろ楽しめると思うと、どの食事の捨てがたく。その上、お風呂入りながら1杯。ベランダから海を眺めながら1杯、と飲む方も忙しく、、、。お客様も少ない時期、お天気にも恵まれ、台湾生活で一番贅沢に過ごした3日間になりました。

訪れた時期は、まだ本営業前なので、このコースしかなかったのですが、夏に向けて1泊2食プランも出てきて、お値段も少しお安くなるそうです。
次回からは、2食プランで泊まることにしますが、夜食の豚足ご飯や麺がおいしかったので、これだけでも食べに行きたい気分。

 永豊桟酒店墾丁 

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永豊桟酒店墾丁(TEMPUS KENTING) ②施設設備

2016年06月29日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

バシー海峡に面したホテル。後壁湖港のそばなので、波は穏やか。干潮の差により、目の前の風景も変わります。


部屋から見る日出前の風景。

屋外にあるプールは、後壁湖港を出入りする朝早くから漁に出る大小
様々な漁船、蘭嶼へ行く高速艇、ダイビングやクルーズに行く船など、海面とほぼ同じ目線で見ることができます。




子供用に浅めのプールもあります。

館内にはジムもありますが、ランニングマシンが無い(@_@;)


変わった種類のマシン多数。使いこなせなくて残念(>_<)

ただ、このマッサージチェアには、何度もお世話になりました。

目の前にはダーツや、子供用のおもちゃなどあるコーナーも。

この周辺は国家風景保護区なので、民間のホテルを建てるのは無理だと聞いていましたが、ここは民間の建設okな土地。ただし、地元漁民がホテルができることで、海の水質が悪くなることを懸念し反対。建設前に何度も説明会を行い、ホテル独自の下水処理システムを紹介。オープン前にホテルへ招待し、見学して納得してもらったそうです。

ホテルの中庭にある生態池。ホテル内で使用された排水は、すべて汚水処理システムで浄化し、この生態池に流し、そのあと海へと流れていくそうです。



プライベートウエディングもこの中庭で行われます。




鯉などの淡水魚がいっぱい泳いでいます。


このあたりから海へ。


メインダイニングHORIZON(海平線)。
食事は朝昼晩、アフタヌーンティ、すべてここ。

③では、ホテルでの食事をご紹介します。

ホテルの料金などは、直接ホテルへ問い合わせください。

 永豊桟酒店墾丁 

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永豊桟酒店墾丁(TEMPUS KENTING) ①ROOM

2016年06月26日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

台中で5本の指に入る5つ星ホテル「永豊桟酒店」が、2016年の2月に台湾の南端、墾丁でリゾートホテルをオープン。夏にグランドオープン予定。

場所は、台湾の南端、墾丁に行く手前の後壁湖。ここは、漁港と蘭嶼に行くカーフェリーの港がる場所で、貓鼻頭の近くです。

ホテルの親会社は建設会社。ここは海に面した南のリゾート地ということですが、台中のホテル同様、床や壁などには大理石を使い涼しさを、室内は木材を多く使い温かさを感じる、なんとも贅沢な建物です。


広々としたロビー。外界の暑さとは無縁の空間。


木製のオブジェ。コブダイかな?蘭嶼に数匹いるらしいです。


台中の永豊桟酒店大墩館と雰囲気かぶってます。

今回家族3人で宿泊したのは、メゾネットタイプ(シービュー 4人部屋)。
1、2階とも独立した作りになっているので、2家族で利用可能。


メゾネットタイプ(シービュー 4人部屋)の1階。ベランダに面してジャグジー付の大きな浴槽。


部屋には、ベッドルームに各1台、バスルームに各1台、入口の小さなリビングにも1台の計5台。
これならチャンネル争い不要ですね(^^)


2階にも同じく浴槽付のバスルーム。
明るく開放的です。


ベッドの横には、小さいスペースですが、フローリングの小上がりスペース。


部屋のドアを開けたら、小さなリビングルーム。ここからは靴を脱いで、2階へ行く階段も。


烏龍茶、台湾紅茶、ネスプレッソ(カプセルは3種類。無くなっても頼めばすぐに補充)。
ついでに、台湾のカップラーメンも。(近所にコンビニなどないので、夜中やふとお腹すいたらどうぞって)


冷蔵庫の飲み物のも無料。

ホテルの部屋は全部で24室程度。
スィートを特別に参観させてもらいました。


以前台中で勤務していたMIKO(日本語OK)。数年前からダイビングにはまって、ダイビングと仕事を両立したいということで、ここに転勤。

スィートルームのリビング。

キッチンもあるので、シェフがお部屋で料理してくれることも可能。


窓際にあるのは、テレビ収納庫。リモコンでテレビが出てきます。


部屋から、まったりと海を眺められる書斎。

部屋専用のプールも付いています。(水が入っていなかったので、写真は撮っていません)

他にも、各部屋を見学。
スタンダードなダブルの部屋もプール付、シービューなどがあります。


スタンダードシービューダブル。(バーカウンター付)




プライベートプール付の部屋。

②では、館内の他の施設をご紹介します。

ホテルの料金などは、直接ホテルへ問い合わせください。

★2016年5月の平日に宿泊したときは、メゾネットシービュー4人部屋、1泊5食付で60,000元/部屋でした。3人でも4人でも同じ料金。

 永豊桟酒店墾丁 

 

 

 

 

 


餡老満 台中文心店

2015年12月24日 | 台湾のレストラン 餐廳

台湾の中華料理のおいしいものは多いのですが、最近、宴会コース料理ばっかりで食傷気味。簡単かついろんなものをちょこっと気の合うひとっとつまむのに、最近はまっているレストランが「餡老満」。
文心路と大隆路の交差点、台中警察署前にあるオフィスビルの1階、2階には10数軒のレストランがあり、その中の1軒。あまり目立たないので、これまでずっとスルーしていました。あるビジネスランチで利用していらい、はまっています。

外観や通りの写真を撮るのを忘れましたが、警察前のモスバーガーのあるオフィスビルですので、分かり易いと思います。

 

店内はそう広くはないのですが、以前この中央のテーブルで、なんと14名一緒にランチしました。

お店の特徴は、老満という店名の通り、中国東北の料理がメインで、餃子(焼きでも、茹ででもOK)や麺料理、小皿料理がいろいろあり、1人でも大人数でもオーダーの仕方でいろいろ食べ合わせができます。

写真付きのメニューなので、選びやすいですね。

お店の方も、料理について、量や数など相談にのってくれます。

1つ1つお皿に、食用カラーシロップを使って絵が描かれていたり。

緑豆のお菓子は和菓子みたいで、大好きな1品です。

金沙(火局)鮮筍 260元
見た目は甘くどそうですが、すっごい薄味。筍やナッツの味をゆっくり味わえます。

芥末白菜 1枚1枚はがしながらいただきます。
ナスのからし漬けの白菜版とでもいいましょうか。
ぴりっと、そして甘くさわやかな味。


老満餃子(海老、豚肉、くわい、皮蛋入り)を鍋貼にしてもらいました。
見事な羽根つきで、ぱりぱり&ジューシー。

他にも、いろいろ紹介したいのですが、あまりいい映像がなかったので、割愛させていただきます

薄味で食べやすいですが、人によっては物足りないかも。たれなどついてくるので、それで調整してください。
たくさん食べても、なんとなく胃に負担の少ない料理の数々です。

「餡老満 台中文心店」  http://www.xianlaoman.com.tw/