台北にある故宮博物院の南部院區として2015年12月にオープンしました。
地理的には、台湾高鐡嘉義站から4キロほど(タクシーで5分)。路線バスも多く出ています。
故宮南院 路線バス
故宮南院や高鐡嘉義站のあたりは、以前は一面サトウキビ畑。台湾製糖の土地が広がっていました。
そこに高鐡が開通し、駅ができ、県庁もできたので、新しい開発エリアとなりました。
駐車場の隣に、シャトルバス乗り場などがある観光案内所があります。
園内はかなり広いので、シャトルバス(カート)やレンタル自転車で散策する事もできます。
博物館の見学のみなら、徒歩で十分。至美橋まで100m、橋も100mくらいあるので、とりあえず200m程歩いて博物院の入口です。
至美橋のデザインは、博物院の本館建物に合わせて、流線形、不規則性、中国風などの要素が多いようです。
脚下にあるデザインも、中国伝統の聖獣(龍、虎、馬、獅子等)の模様が図案化され、ひとつひとつ違うので、上から下までゆっくり鑑賞しながら渡るのがおすすめ。
故宮南院建築の歴史や意義を記した石碑。
本館内部も、曲線を多用してあり、広い空間を贅沢に使っています。
国立故宮博物院南部院區 (日本語サイト)
開館時間や入場料などは、こちら。
台湾中部の旅をされるかたには、ぜひお勧めの場所です。