台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

台南鹽水 阿妙意麺

2016年07月10日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

鹽水名物の1つ、「鹽水意麺」。「意麺」は、南投、台南が有名ですね。
私の勝手な想像ですが、日清カップラーメンを発明した安藤百福氏は、台湾にいたころに食べた「意麺」をヒントに、常温で保存できて、お湯で戻してすぐ食べられるチキンラーメンを作りだしたのではないかと。
意麺の定義は、「小麦粉と卵」で作り、乾燥或いは揚げて、常温で数日保存ができる、というよなものだと思います。
★小麦粉を使った食べ物で、水を入れないで焼いたり、乾燥させると結構日持ちするみたいですね。

茹でると、微妙な歯ごたえのある、それでいて、コシがあるようなないような、つるっとしているような、独特のものがあります。私は、こういうの嫌いじゃないので、小吃店なんかで、軽く食事する際に、メニューに「意麺」とあれば、迷わず注文します。


麺は縮れがあります。つるっとのど越しもいいです。


「鹽水観光グルメマップ」

さて鹽水の中山路を中心とした小吃通りには、「意麺」の看板があちらこちらに見えます。
初めて来たので、どこがいいか分からなかったのですが、11時ということもあり、少し早めの昼食、それでも人が数人入っているお店に入ってみました。




お店には、いろいろ有名人や取材が来たらしく、写真がいっぱい貼ってありました。


至ってふつうの店内。5月のはじめ、初夏の昼時はけっこう気温が高いので、軽くクーラーがついていました。

何を食べようかと、壁のメニュー、手元もオーダー表を見てみました。



「肉燕酥」って初めて見たし、オススメらしいので、これを注文。
スープ付きと無しが選べます。

とりあえず、スープ付きをオーダー。

揚げワンタンでした(^^)。 スープ有無共に20元。
あっさりした塩味スープ。食べ始めと食べ終わりでは、揚げたワンタンの皮の食感に変化があるので、それなりに楽しめます。

さて、本題の意麺もスープ有と無し、さらにはワンタントッピングの有るものも。

ワンタン載せ意麺スープ有。小50元 大60元。


意麺 スープ無し 小30元 大40元。
個人的には、これとスープ付きの肉燕酥を頼むのがおすすめですね。

お店の外では、意麺の箱売りも。街の至る所で売っています。

宅配もできます。保存期限が長くないので、うちは小で充分。中には20玉くらい入っていました。
お店で出てくる小が1玉、大が2玉使っているような分量です。





スタッフTシャツ(?)が可愛いので、後ろ姿も撮らせてもらいました。


お店の中にあるレトロなおもちゃなんかもそうですけど、老闆のポップな感覚が分かりますね。

 鹽水點心城阿妙意麺




 


 

 


台南鹽水 「銀蜂氷果室」 スイカジュース

2016年07月09日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

台南鹽水と聞いて思い出すのは、元宵節(旧暦の1/15)に開催される「蜂炮」というお祭り。
台南鹽水蜂炮

とにかく大量の爆竹が空も町も焼き尽くすのではないかと思うような台湾で一番過激な祭りの一つです。

その祭り以外は、至って静かな町。
観光地という雰囲気でもないので、いつも通り過ぎていましたが、またまたテレビの番組で、「スイカジュース」を紹介していたので、墾丁に行く通り道、寄ってみました。5月のはじめ、台湾はすっかり初夏。台湾産のスイカも出回り始めたころです。


鹽水の別名は「月津小城」。鹽水港の別名は「月津」。台湾海峡に面した穏やかで美しい小さな漁港。

台南から北へ数十キロという場所で、この町の歴史も古く、昔は活気にあふれた漁村。
その町で、昔、お見合いと言えばここ。お見合いの際には、「あずきミルクかき氷 黄身のせ(紅豆牛奶月見)」が出されます。1951年に創業した 「銀蜂冰(氷)果室」。日本風に言い直すと、「銀蜂パーラー」でしょうか。当時、街で最もおしゃれで、最もおいしいデザートがあるお店として大人気。今でも、開店と同時に、街の人がひっきりなしにやってきます。この町のお年寄りに聞くと、ここでお見合いした人がたくさんいて、みな懐かしく思いで話をしてくれるそうです。


写真に写っているのは、創業者の祖母の葉おばあちゃん。清朝風の上着に纏足(していた名残)の足元。良いところのお嬢さんだった面影が残ります。
台南の親戚から、冷凍庫とアイス作りの機械を買って始めたお店。


お隣には、意麺のお店や同じようなかき氷やジュースを売るお店が並んでいます。街のメインストリートの角地。
「鹽水小吃通り」という名前もあるようで、昼前や夕方前には、食事やデザート、飲み物を買う人でにぎわいます。

お店の後ろには、街で一番有名な古跡でもある「八角樓」があります。


初夏、台湾のスイカも出回り始めました。






お店の後ろ側が丸見え。カウンター越しにお客さんがバイクに乗ったまま注文したりする姿も見られます。


3代目になる創業者の娘さん。


今でも不動の人気店。


メニューは、ジュースとかき氷。


スイカジュース(35元)とあずきミルクかき氷(30元)。
名物の月見氷にしてみようと思ったけれど、生卵と練乳アイス、、きっとミルクセーキっぽい味なんでしょうが、今回はパス。

スイカジュースのおいしさの秘密は、檸檬。
スイカと同じくらいの量の皮つき檸檬を入れて、ミキサーで混ぜ混ぜ。




檸檬のこの量に驚くと、「檸檬嫌い?」と聞かれ、未知の味に挑戦すべく「OKOK」と返事。


檸檬が手ごわい。


できたジュースを濾して、カップに、「バナナ氷」を入れ、そこに出来立てのジュースを入れます。
砂糖などは全く入っていません。バナナ氷のうす~い甘味のみ。

思ったほど檸檬の酸っぱさはなく、スイカの甘さと香りが引き立つ絶品のドリンクでした。

おいしさの秘密に気づいた私。
創業者の娘さんで、現在のオーナーが「うちは、氷は全部この香蕉(バナナ)氷、使っているから」と言われ、「一般の香蕉氷みたいな化学薬品のにおいしませんね。」と聞くと、「そうなの。昔は使ったけど、薬臭いから、企業秘密だけど、うちのオリジナルの香蕉氷を開発したのよ」と。


毎日、こんなふうにお店オリジナルの「香蕉氷」を作っています。

さらっと、ふわっとした氷。
これだけで食べると、味気ない。


練乳は、このメーカー。

あずきアンコは、毎日、丹念に裏庭で七輪使って、時間をかけて作っているそうで、これもまた絶品。アンコだけでも買って帰りたかったです。
テレビの番組では、毎日のアンコづくりの様子が映っていたので、製造過程を知って、これまた感動。

台南行く際には、絶対寄って行きたいお店。鹽水インターから車で10分ほど。台中からは、台南行きのバスで、鹽水経由もあるみたいです。

「銀蜂冰(氷)果室」
台南市鹽水區中山路1號
電話:06-652-2202
営業時間:9:00 ~ 21:00 (年中無休)


カラー地瓜球(台中 東海夜市)

2014年09月21日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

台中市の台湾大道(中港路)にBRTが開通し、1年間は無料で利用できるので、夜はめったに行かない東海大学方面へ行ってみました。東海夜市は、日中しか行ったことが無く昼間は初めて。金曜日の夜、圧倒的に学生や若い家族連れでにぎわっていました。

一番賑やかな三叉路のあたりに行って何に人気があるのか観察していましたら、常に人が前に建っている屋台が「57號 地瓜球 8種口味」でした。

 


個人的に台湾でお気に入りの小吃の1つ「地瓜球」。「地瓜」はサツマイモのこと。これは日本には無い台湾独特の小吃。日本から来たお客様に食べてもらうと、みな初めての食感、味に感動します。ある人は、「高速のSAに売っていたら、絶対買って食べる」という方もいらっしゃいました。


二重中華鍋で時間をかけて揚げていきます。この鍋、欲しいなあと思ったこともあるくらい。この日の夜の気温は31度。蒸し暑い夜なので、体感温度は、もっと高く感じる熱帯夜。こんな夜に、180度いじょうある油鍋の前で、ひたすら地瓜球を作るお店の人は、手も足も真っ赤。原価は安いけど、手間のかかる小吃なんですね。

「地瓜球 専用中華鍋」 (台湾台中 おせっかい日記)

「地瓜球 できあがり」 (台湾台中 おせっかい日記)





8種類の味は、「元味」「タロイモ」「梅」「「いちご」「チョコ」「紫芋」「抹茶」で1個足りないんですが、紙で覆われているマスが一つあったのでが、どうもミックスのようです。3色ミックス。

サイズも小20元、中30元、大50元とリーズナブル。一人暮らしの大学生でも気楽に帰る小吃です。

小サイズを買ってみました。中には9個、元味が3つあり、他にいちご、梅、チョコ、タロイモなどが入っていました。
色だけかと思っていたら、案外味もちゃん名前の通りでした。


このお店の物は細長い形が特徴的(一般的には球形)。一口では大きすぎるので、二口でいただきました。
外はさっくり、中は半分空洞、半分がもっちもちの食感。お芋の甘さの他に、各色毎の味もします。

他にももう1軒、人気のお店がありましたが、この日はあきらめました。というのも、この地瓜球は、出来立てをいただくのが一番おいしく、時間がたつと、硬くなったり、油っぽくなるので、買ったらすぐ食べましょう。


次回挑戦予定のお店。ここは元味の地瓜球にいろんな調味粉をかけるタイプです。

 



 


花蓮名物 爆弾卵葱油餅 創業店と人気店 食べ比べ

2014年07月12日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

花蓮の名物小吃、、、一般的には「曾記麻曙」などのミニ大福ですが、たまたま台湾のグルメ番組を見ていたら、「炸蛋葱油餅」を紹介していたので、今回の花蓮旅行では、まず、この「爆弾卵葱油餅」を食べることに。

午後、花蓮に到着し、今回のホテルは海に割合近い花蓮市郊外の「翰品酒店」にチェックイン。フロントで花蓮マップを入手し、ベルさんに「爆弾卵葱油餅」のお店を教えてもらい出発。復興街が「炸蛋葱油餅街」と紹介されていたので、行ってみると、夕方4時半ごろということもあって、地元の人らしき人が買い求めていました。さぞかしたくさんのお店があるのかと思っていたら、2軒。

   
   【花蓮市復興街】

1軒は「創業店」ということで、1969年に花蓮の栄民(戦後、国民党軍として台湾へやってきた人たちの事)の蔡振貴さんが、夕方近くになると、林森路の衛生署前で屋台を出して作って売ったのが起源だと説明があり、現在は2代目の蔡さんがやっています。花蓮の人なら、これを知らない人がいないと言われたくらい人気があったとか。

   
【創業者の蔡振貴さんを紹介した文章】



  
通りに行ったときには、この店には誰もいなかくて、となりのお店の方が行列ができていて繁盛している風でした。2軒を見比べてみたら、こちらが創業店ということで、まずはここのを2個注文。

「爆弾卵」というから、どんな料理かと思っていたら、普通は、油をひいて、鉄板の上で焼いて層を出しながらサクサクに仕上げる葱油餅を、生地もまま油鍋にぼ~ンとぶち込み、膨らませます。生地を膨らませながら、そこに生卵も投入。瞬間的に白身部分が花のように咲き散り、それを器用にはしで集めてふっくらしてきた葱油餅と合体させ出来上がり。 

  
注文を受けてから、生地を延ばします。

  
油鍋に投入。鍋の奥に浮いているのは卵。

  
うまく葱油餅に卵を合体させ、最初からくっついていたように仕上げます。けっこう芸術的な手さばきで見とれてしまいました。

中身は、気味が半熟で、とろ~りとしています。お店オリジナルの醤油ベースのタレと揚げ油と卵が絡むと、これぞ台湾小吃!!と思える味。学校帰りの子供達や街の人のおやつとして愛されるわけが納得。(でも、今これを食べると、夕食が食べられなくかも(@_@。


  

となりのお店はけっこう人が並んでいたので、ここのものも1個買ってみました。
卵無しが20元、卵入りが30元です。2軒とも料金は同じ。

  

  
軽トラックを改造したお店。

  
作る手順はほぼ同じ。右にあるのが「辣椒醤」。隣にある「醤油膏」も、きっとお店独特の配合で、きっとこの味に引かれてこの店を選ぶのではないとか、勝手に食べ比べ判断。
  

花蓮の葱油餅街は、花蓮市役所(市公所)近くの復興街です。

 

  

  拡大↓ 

   
市役所附近に駐車場があります。花蓮站からはタクシーで5分ほど。

ぜひ、花蓮の庶民グルメ「炸蛋葱油餅」を食べてみてください。

他にも、最近花蓮の名物として「麻曙」より人気があるのが、
  
「奶油酥條」。ようは、ラスクの細長いバージョン。いろんな味があります。麻曙よりは、日持ちがするのでお土産向きです。
花蓮市内、どこでも売っていますので、食べ比べしてみてください。



 

  

 


マコモダケ料理(埔里のレストラン)

2014年04月04日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

今回のお客様は、マコモダケ生産関係者でしたので、埔里の食事もマコモダケを使ったものをいくつか入れてもらい、埔里の郷土料理っぽいコースにしました。
観光客がよく利用する「金都餐庁」

ここの料理は、


埔里名物の米粉(ビーフン)の炒め物。埔里のビーフンは、新竹のものより、少し太めでコシがあるので炒め物に向いています。


このワインは、埔里農協で買ったバラの香りのする赤ワインとパッションフルーツで作った白ワイン。どちらも飲みやすく、おいしいワインでした。




壁に書いてある絵は、台湾の伝統的な嫁入り行列を紹介したもので、珍しい風習など、みなさん興味津々でした。


この後、中台禅寺を訪問。となりの中山台博物館も見学。館長からありがたいプレゼントもいただきました。


この日の夜は、桃米村の「樹蛙亭」です。
このお店、桃米生態村の中でも、とても有名で、ご主人は生態村の自然解説員もされています。
3年前に取材したときから、ここが気に入ったので、時々利用させてもらっています。
安くておいしくヘルシーな埔里の家庭料理。

「樹蛙亭」

まずはビーフン炒めから。お店が違うと味も違うので、昼も夜も連続でも食べ飽きない感じです。




鴨肉料理。


マコモダケの甘辛ソースかけ。


これは、お店の調理責任者でもある奥さんがマコモダケ料理コンテストで受賞した料理。
客家伝統の塩漬け豚肉とマコモダケの千切りを蒸したもの。
お肉の塩っ気と脂の感じが、あっさりしたマコモダケの千切りにからむと、絶妙な味わいに。


日月潭の紅茶で煮込んだ豚足。肉がほろっと、脂っこくなくて、これも絶品。


私の大好物、地瓜球(サツマイモボール)と野菜ときのこの和え物。


マコモダケと地鶏のスープ。これも滋味深い味。




こんな感じで10人前3000元。




お酒もすすみますね。
いろいろ埔里の地元の話などで盛り上がった2時間でした。








 


屏東県 東港の華僑市場(小吃)

2014年01月28日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

『東港の三寶:烏魚子(カラスミ)・黒マグロ・サクラエビ』
街の中でも、カラスミを干してあるのをよく見かけます。

話はすでに1年半前のことですが、小琉球を紹介したとき、東港の華僑市場の小吃の部分を書き忘れていたことに気づきました。
東港は、前にも小吃やシーフードレストランの紹介をしていますが、ここの名所「華僑市場」について、まだ紹介していませんでした。


この小琉球行きのフェリー乗り場の左手、海側にある華僑市場。


大きな建物になっています。中もずいぶんきれいになって、昔の混沌としたにぎわいある面影はないですが、相変わらず観光客でごった返しています。

元の名前は「東港漁港漁產品直銷中心」だったのに、なぜ「華僑市場」と呼ばれるようになったかというのにはいくつか説があって、友人曰く「華僑値段の市場だから」とのこと。華僑=お金持ち=市場の品物は高い、ということだとか。地元の人が買い物に行くところではなく観光客専用なんで高く売っているというのですが、日頃、あまりこういう場所で買い物をしないし、台湾は北部と南部では物価が違うので一概に高いのかどうかはわかりません。

しかし東港にきたらかならず行っておいた方がいい場所の一つではあります。以前はちょっと不衛生っぽかったので、子供が小さかったこともあり、敬遠していました。でも今はきれいになったので、大丈夫ですよ。

市場は、ターミナルよりの右側エリアが小吃や食堂になっていて、大勢の観光客が並んでいるお店があります。食堂のおばちゃんたちは、たくましく客引きしています。試食攻勢もすごくて、名物「黒輪(おでんという名前の練り物)」や「花枝丸(イカ団子)」など、試食で引っ張って来て、そのままお買い上げ、みたいな感じです。すごいところは、観光バスの駐車場に待機していて、バスから降りてくる人に次々試食を渡し、そのままお店まで引っ張ってくるそうで、駐車場では、売り子同士の熱い戦いが展開されているようです。

私たちがいつも買うのは決まっていて、「黒輪」と「揚げ花枝丸」です。同じ商品でも人気のある店とそうでないお店があり、心理的に列の長いお店にいってしまいます。


このお店は、テレビの番組でもしょっちゅう紹介されています。行列も長いのです。


魚のすり身を練ったものの中にスライスしたゆで卵をちょこっと挟み込み、成型して油鍋へ投入。この成型する場面、グルメ番組では、かならずレポーターが挑戦して、うまくできなくてお店の人にやり直してもらうというシーンがお約束です。


ゆで上げから揚げます。

おいしそうな色に揚げあがりました。


他にも蝦巻きもあります。


お値段は、こんな感じ。
今回は、黒輪100元、花枝丸100元を買い、その場で半分食べて、後はお持ち帰りしました。


中に挟まれたゆで卵が黒輪のねっとりまったりとした食感と味に良いアクセントとなります。


『成記 双糕潤』このお店も前に紹介しましたが、東港に来たら、必ず買うお土産です。

毎年初夏のころ(5~6月)はクロマグロのシーズンです。年々高価になってきましたが、1年に一回、この時期だけは、黒マグロを食べに行くのを楽しみにしています。

運営機関:東港漁業組合
電話番号:08-832-3121
所在地:屏東県東港鎮朝隆路の入口
開放時間:15時~17時(毎日)

東鴻旅行社では、オリジナルツアーや急なホテル・航空券の予約手配、滞在時のお手伝いなど、台湾中部で長年の営業から培ったノウハウと人脈で皆様の安全で快適な台湾ステイをお手伝いします。「思い立ったら台湾旅行」ということで、お気軽にお問い合わせください。台湾に溢れるパワーは、元気をくれます。
東鴻旅行社: www.t-holiday.com

 

 


レモンビール バナナビール

2013年08月13日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

龍泉というビールメーカーから発売されているフルーツビールシリーズのバナナとレモン。レモンは、期間限定で、キティちゃんデザイン。

ビールにバナナ?という意外が組合せに、なかなか買う勇気も出づらいのですが、アルコール度数3%ということもあり、仕事終わりのコンビニで1本買ってみました。
それが、想像を超えて、いい感じのおいしさ♪。
ビールの苦みがまろやかに包み込まれ、癒される味です。

レモンのほうは、台湾では手に入りにくいカンチューハイのレモン味の代わりになり得ます。
どちらも、コンビニだと32元、大きなスーパーだと、22~29元くらいです。

マンゴーもパイン味も試した方は、ぜひ、このバナナとレモンにもチャレンジしてみてください。
台湾土産にもおすすめです。


台中 春水堂 手揺茶体験

2013年06月12日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

今や世界中で飲まれている『珍珠奶茶』は、1987年に台中の四維街の春水堂で売り出されました。
誰が一番最初作ったとか、売り出したかという話には諸説ありますが、世間的に一番認知されているのが「春水堂」です。

去年から、この春水堂では、『手揺茶体験』ができるようになりました。2名から事前申し込みをすればOKです。

今回、台湾国内旅行会社の研修で、私も初めて『手揺茶体験』してみました。
『手揺茶』は、シェイクティーとでも訳しましょうか。以前は「泡沫茶」とも言い、シェイカーを使ってお茶とジュースや調味料、氷をシェイクするものです。コップに入れたとき、上面に泡ができるので、泡沫茶と言ったようですが、初めて台湾でこの文字をも見たときには、不思議な感じがしました。

この日、春水堂の精明店の3階で行われた『手揺茶体験』。36名で行いました。40名までできるとのこと。4名1テーブル形式。


真中の白い布の上にあるものは4人で使うもの。手前のものは、2人で使うものです。


左の小さな皿には、タピオカの茹でる前のものと茹でた後のもの。紅茶の茶葉。真中には、シロップと奶粉(奶パウダー)。


日月潭の魚池で作られる台湾紅玉18號の紅茶茶葉。


茹でる前のタピオカ。

丁寧にゆでるとこんな感じに。1日しかもたないので、その日のうちに使わないとだめなんだそうです。
食べてみると、すでにほのかな甘みがあります。絶妙な歯ごたえ。


講師の説明を聴きながら作業開始。中国語のみなので、外国人の場合は、ガイドさんに通訳をお願いします。
最初の1杯は泡沫紅茶。


春水堂特製シェイカーに氷をたっぷりと入れます。


次に特製シロップ(糖漿)をお好みの量いれます。


次に予め作ってあった紅茶をいれます。普通の紅茶より濃いめです。


全部入れるとこんな感じ。


講師の説明と合図で~


一斉にシェイク(手揺)開始!!カシャカシャとシェイカーを振る音が会場いっぱいに響き渡ります。ついでに笑い声も。みんな結構楽しそう。今回研修で集まった旅行会社の人たちは、飲料店でアルバイトした経験のある人がいなかったようで、みんな初体験なので、楽しそうでした。


しっかりとシェイクされ、ひんやりとできあがり。

コップに注ぎます。

細かい泡が表面を覆い、なんとも口当たりのまろやかなアイスティーの出来上がり。
まずは、ここで試飲。

次に『珍珠奶茶』作りです。この体験では、アイスティとタピオカ入りミルクティの2杯を飲むことになります。
けっこうお腹がいっぱいになるのです。


まずは、茹でたタピオカをいれて、


別の容器にミルクパウダー(このパウダー、独特のコクと風味があり、ミルクティーの味をすごく濃厚にします)と紅茶、シロップを入れます。


小さな泡だて器でしっかり撹拌。


氷たっぷりのシェーカーにいれて、またシェイクします。


タピオカのはいったグラスに注いでできあがり。

実は、これ1杯で、400キロカロリーくらいあります。

2名の場合、520元/1名
3~7名の場合、480元/1名
8以上の場合、380元/1名

このDIY体験は、台中市内の4店舗のみで開催しています。7日前までの事前申し込みが必要です。

(★東鴻旅行社では、この予約代行を受け付けています。)


この体験では、軽食もついているコースがあり、この日は、旅行業者の研修ですので、普段より多めの種類の小吃や麺がでてきました。

甘いタピオカミルクティなどを飲みながらいただく飲茶風の小皿料理。最初は合うのかなと思いますが、案外飲んで食べておしゃべりして、ちょうどいい感じなのです。


普通のフライドポテト。

お店の看板メニュー「巧夫麺」(汁無し)。


魯味




港式蘿蔔糕


猪血糕の魯味


三沾小麻吉(黒糖味のもちもちしたお菓子)


黒豚の香腸

少しずつ食べていくと、けっこうお腹いっぱいになります。もっともタピオカミルクティだけでも、お腹いっぱいです。でも、お友達とあれこれしゃべりながらだと、案外、ペロッと完食していまうものです。

今の所、台中でしか体験できませんので、ぜひ、お試しを。

 


熊の手バーガー(台中 逢甲夜市)

2013年01月12日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

熊の手の焼印のある刈包(中華バーガー)。
中には、照り焼きチキンとトマト&レタスがサンドされています。
あまじょっぱさとジューシーなチキンの肉汁がフカフカでほんのり甘い中華饅頭(肉まんの皮部分のようなものです)に染み込んでいて、バクバク食べられます。

皮の部分は、普通(ミルク)、黒糖、全粒粉の3種類。

ソースは、マッシュルームソース(台湾のオリジナルきのこステーキハンバーグソース、甘め)55元、タイ風ソース60元、黒胡椒ソース55元、照り焼きソース60元、わさびソース55元、タルタルソース60元、ハニーマスタードソース55元の5種類。

中に具材は、チキンカツ、スパイシーチキンカツ、チーズトンカツ(+5元)、イカカツ(+5元)、フィッシュカツの5種類。

料金は、ソースごとに違うので、それが基準の値段。中の具によっては+5元になります。
この写真は、普通の皮に、照り焼きソース、チキンカツなので、60元。初めて注文する時は、理解できず???。ソースで値段が決まるっていうのも不思議な発想ですよね。

この熊の手バーガー、台湾のテレビや雑誌、新聞で何度も報道されていて、今や逢甲夜市の名物小吃。

この方がオーナー。このお店、もともと始めたお店から30メートルほど奥にはいった路地にあります。元のお店は、もうそろそろ賃貸契約がきれるので、新しいこの場所でイートインコーナーも作ってダブルでやっているそうです。

気さくなオーナーで、日本語も少し勉強中。この熊の手バーガーも日本を旅行中にひらめいたそうです。
私が、「東京ディズニーランドに行ったときに食べて、マネしたの?」
と聞いたら、「浅草とかで日本の伝統的な小吃をたくさん売っていて、それがとても人気があったから、台湾でも伝統的な食べ物をアレンジすればいいと思って、刈包が好きだったから、これを可愛くアレンジして、味を新しいものにしてみたんだよ」とのこと。
台湾でありそうでなかった熊の手の刈包。
奇抜な味ではなく、昔から普通にあったような懐かしく、それでいて新鮮な感じがします。

他にも仙草や愛玉を使ったデザートドリンク、ジュース、お茶類も充実しています。
逢甲夜市へ行ったら、ぜひこの味も試してみてください。

「熊手包」
      台中市西屯區文化路127巷12號
      電話:04-24513118
           営業時間:11:00~23:00 休日前の夜は~24:00まで
    ☆文化路127巷は、逢甲路を逢甲大学前の手前の2件の有名な大腸包小腸販売の屋台のある逢20巷     (別名:便当街)を100m程進むと突き当たる道です)

 


東埔温泉~虹彩瀑布歩道の茶店&温泉街の食堂 ~山のごちそう~

2012年11月03日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

滝への歩道にある一番奥の茶店。

店先からいい香りが、、、。

山の鳥の焼き鳥。ここのご主人が、自分で裏山で獲ってきたものだそうです。


この日は土曜日なので、子供もお手伝い。ほかにも2人の兄弟が。住んでいるのは、この山の反対で、谷を一つ越えたところだとか。夫婦は毎日ここで茶店を経営、子供達は休みの日には一緒にきてお手伝い。ブヌン族の一家だそうでうす。


山の焼き鳥。100元。ニンニク醤油に何度も漬けては焼くので、香ばしくて、肉は案外柔らかくて、おいしかったです。でも、この鳥、街の人は鳴き声がかわいいので、ペットで飼っている人も多く、食べるのはかわいそうだと、夫は食べませんでした。
私はと言えば、ちょっとワイルドに、手づかみで骨のそばの肉まで、きっちりと食べました。
自家製イノシシ肉の香腸。1本30元。
イノシシも猟が解禁されているとき、部族の男たちが山へ入って獲ったもの。猟は何日も山の中に入ってするので、野宿したり、自炊したりと、話を聞いているだけでも、台湾の街の暮らしに慣れた私には、同じ台湾なのかと不思議な気持ちに。

夏休みなどは、息子たちもつれて、山に狩猟に行き、伝統を教えているんだそうです。

お母さん手作りの愛玉ミックスも30元。冷蔵庫がないので、あまり冷えていなかったのですが、素朴な味がしました。


こんな大きなサルノコシカケ。1両(37.5g)50元。1個300元ほどらしいです。
サルノコシカケって、高級漢方薬というイメージですが、案外安いもんだなと。となりにある袋詰めのものは、このサルノコシカケを切ったもの。このまま煎じて飲めるそうです。


触ると、軽くて硬くて、まるでプラスチックのサンプルみたい。

温泉街に戻って、唯一開いていた食堂へ。ビールが置いてなかったので、向かいの商店で台湾ビールの缶を購入。朝食と昼食だけの簡単な食事のお店です。


左が食堂。右が商店。この食堂の手前には公共無料の駐車場があります。

この日の昼食は、


排骨飯(70元)


鶏腿飯(70元) おかずの中にある塩サバのフライ。かなりしょっぱかったそうです。夫曰く、軍隊の時に毎日出てきたおかずだそうで、懐かしがっていました。

これらのおかずが、ちょうどビールのつまみになって、個人的にはご機嫌な昼食タイム。


香麺(50元)
薄味でさっぱり。山歩きで疲れた体には優しい味でした。

ここで味わったものは、どれも素朴だけど、山奥の温泉街にあっていて、それなりに満足でした。

『2013年 年越し 苗栗2日間ツアー」
     http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-2013-myaoli.pdf
 2013年への幕開けは、苗栗の高級リゾートホテルで、レーザー花火ショーを見ながら迎えませんか?意外と知られていない苗栗の観光スポットを回り、山海の幸、温泉、古跡、老街をたっぷり楽しむ2日間です。お申込みはお早目に。