鹽水名物の1つ、「鹽水意麺」。「意麺」は、南投、台南が有名ですね。
私の勝手な想像ですが、日清カップラーメンを発明した安藤百福氏は、台湾にいたころに食べた「意麺」をヒントに、常温で保存できて、お湯で戻してすぐ食べられるチキンラーメンを作りだしたのではないかと。
意麺の定義は、「小麦粉と卵」で作り、乾燥或いは揚げて、常温で数日保存ができる、というよなものだと思います。
★小麦粉を使った食べ物で、水を入れないで焼いたり、乾燥させると結構日持ちするみたいですね。
茹でると、微妙な歯ごたえのある、それでいて、コシがあるようなないような、つるっとしているような、独特のものがあります。私は、こういうの嫌いじゃないので、小吃店なんかで、軽く食事する際に、メニューに「意麺」とあれば、迷わず注文します。
麺は縮れがあります。つるっとのど越しもいいです。
「鹽水観光グルメマップ」
さて鹽水の中山路を中心とした小吃通りには、「意麺」の看板があちらこちらに見えます。
初めて来たので、どこがいいか分からなかったのですが、11時ということもあり、少し早めの昼食、それでも人が数人入っているお店に入ってみました。
お店には、いろいろ有名人や取材が来たらしく、写真がいっぱい貼ってありました。
至ってふつうの店内。5月のはじめ、初夏の昼時はけっこう気温が高いので、軽くクーラーがついていました。
何を食べようかと、壁のメニュー、手元もオーダー表を見てみました。
「肉燕酥」って初めて見たし、オススメらしいので、これを注文。
スープ付きと無しが選べます。
とりあえず、スープ付きをオーダー。
揚げワンタンでした(^^)。 スープ有無共に20元。
あっさりした塩味スープ。食べ始めと食べ終わりでは、揚げたワンタンの皮の食感に変化があるので、それなりに楽しめます。
さて、本題の意麺もスープ有と無し、さらにはワンタントッピングの有るものも。
ワンタン載せ意麺スープ有。小50元 大60元。
意麺 スープ無し 小30元 大40元。
個人的には、これとスープ付きの肉燕酥を頼むのがおすすめですね。
お店の外では、意麺の箱売りも。街の至る所で売っています。
宅配もできます。保存期限が長くないので、うちは小で充分。中には20玉くらい入っていました。
お店で出てくる小が1玉、大が2玉使っているような分量です。
スタッフTシャツ(?)が可愛いので、後ろ姿も撮らせてもらいました。
お店の中にあるレトロなおもちゃなんかもそうですけど、老闆のポップな感覚が分かりますね。