台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

2014年 埔里マコモダケのミスコンテスト 参加者募集中!!

2014年04月12日 | 台湾の生活

★埔里農會から「日本の女性で、どなたか参加しませんか?」と連絡がありました。ゴールデンウィーク中に台湾へ旅行の予定のある未婚の女性は、紀念に参加してみませんか?情熱的で温かい埔里のみなさんとの交流付きです。連絡は下記へメールください。申込み代行できます。

「2014年 埔里ミスマコモダケコンテスト 応募申込メール」

 

マコモダケ(茭白筍)の別名は、「美人腿」。皮を剥いたマコモダケは、白くてすらっと長く、2本並べると、きれいな脚に見えます。

ということで、埔里農協では、毎年、開催期間はバラバラですが、「美人腿(美脚)コンテスト」を開催しています。
南投はもちろん、台湾全土、中国からもエントリーがあります。ミスに選ばれた女性がモデルになったカレンダーもありますが、著作権の関係上、ここでは紹介できません。

8回目の開催となる今年は、5/3,4が予選、5/10,11が本選です。

応募要項は、埔里農會(農協)のHPから抜粋し、日本語訳にしたものを紹介します。

一、主催:南投縣政府
二、実行:埔里鎮農會
三、活動時間:103年5月3日(土)
  103年5月4日(日)
  103年5月10日(土)
  103年5月11日(日)
四、イベント会場:埔里花卉物流中心
五、イベント参加方法:
  (一)、参加申し込み資格:国籍や居住地は不問。満16歳以上の未婚の女性で、未成年や学生は父兄及び學校の許可が必要。熱心に埔里のマコモダケプロモーションに協力してくれる人。
  (二)、申込に関して:
     1、2014年1月1日~5月2日まで。
     2、申込用紙1式(2部用意)
     3、パスポートサイズのプロフィール用写真2枚、普段撮ったお気に入りの写真2枚。
     4、自己紹介の文章(中国語で300文字程度)
     5、身分証明書(日本人の場合は、パスポートなどの写真のある頁のコピーなど)
     6、以上の資料を埔里農協へ書留で送付。住所:南投県埔里鎮西安路一段六號
     7、参加申し込み場所:埔里鎮農會(049-2991005#201)
            (049-2991005#301)
  (三)、選抜方法:
     1、予選で選ばれたら、次週の本選に出場。
     2、予選時間:2014年5月4日(服装は自由)。
     3、本選時間:2014年5月11日(服装は農會から支給されたものを着用)。
     4、リハーサル:予選2014年5月2日。  本選2014年5月10日。
  (四)、選考基準:ミスコン選抜委員会によって協議、選出。
  (五)、入賞商品など:
     1、このイベントは予選で選ばれたら、次週の本選に出場。
     2、第一位:賞金50,000元(賞金、クィーンのたすき、当選証書)。
     3、第二位:賞金20,000元(賞金、クィーンのたすき、当選証書)   
     4、第三位:賞金10,000元(賞金、クィーンのたすき、当選証書) 
     5、その他の賞は、ミスコン選抜委員会によって決定。
  (六)、ミスに選ばれた人は、主催者側と1年間のイベント広報活動に関する契約を結び、マコモダケ産業のプロモーション活動を行う。

他にも当選したら、埔里農協で1年働けるという特別枠もあるそうです。
興味のある方は、ぜひどうぞ。
これまでのミスを見る限り、何と言っても、「脚線美」が大事そうです。


去年のミスをカレンダーを使って熱心に紹介する何総幹事。
気合いの入ったイベントのようです。


埔里農協でも熱烈な歓迎を受け、次回は、埔里農協が菰野町を訪れることを約束。

マコモダケでつながる縁ですね。(2014年3月4日 南投県埔里鎮にて)


地唄舞 古澤侑峯氏 と 笛 雲龍氏 (台湾埔里 紙教堂にて)

2014年04月05日 | 台湾の生活

先日、三重県菰野町の「マコモの会」が埔里を交流訪問されたメンバーの中に、マコモダケ生産関係者以外の方がいらっしゃいました。事前の下見の際に、「舞と笛をどこかで奉納したい」ということで、桃米地区の紙教堂へ案内し、打合せはしていたのですが、当日、ほぼぶっつけ本番で舞と笛の演奏を発表することができました。

地唄舞 古澤流お家元の古澤侑峯氏とお弟子さんで名取の古澤侑久氏。そして、笛奏者の雲龍氏。

地唄舞 古澤流

笛 雲龍

事前告知も無く、ただ埔里のマコモダケをはぐくむ大地への感謝の舞ということで、3月4日の午後7時から紙教堂にて開演。平日の夕方なので、ここを訪れていた観光客は数多くなく、それでも関係者と一般観光客50数名が見守る中、おごそかに始まりました。


夜、真っ暗な園内に明るい照明で浮かび上がる紙教堂。これを設計した板茂氏は、今年、2014年の建築界のノーベル賞と言われるプリツアー賞を受賞されました。

まずは古澤流名取の古澤侑久氏の舞。





次に雲龍氏の笛。




笛の演奏の話なども交え、まずは1曲。

桃米の自然に溶け込んでいくような笛の音が、耳にしみわたっていきます。
ただただ感じるままに聴き入りました。

後半は、古澤流2代目家元の古澤侑峯氏の舞と雲龍氏の笛です。


左の端に見えるのは、菰野から持ってきたマコモダケの葉とここ埔里のマコモダケの葉を合わせて、奉納する形にしたもの。

侑峯氏もマコモダケの葉を持って舞ます。





今回、私事ながら、突然のリクエストで舞を奉納したいというリクエストに、この紙教堂を選んだのは大正解だったと、勝手に満足させてもらいました。

街にいては感じにくい、大地から湧き出すエネルギーに包まれ、素晴らしい舞と笛の音を体験できたことは、仕事とはいえ、幸運でした。

次回は、事前に告知をし、もっと多くの皆様とこの感動を共有したいです。

 


 


マコモダケ料理(埔里のレストラン)

2014年04月04日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

今回のお客様は、マコモダケ生産関係者でしたので、埔里の食事もマコモダケを使ったものをいくつか入れてもらい、埔里の郷土料理っぽいコースにしました。
観光客がよく利用する「金都餐庁」

ここの料理は、


埔里名物の米粉(ビーフン)の炒め物。埔里のビーフンは、新竹のものより、少し太めでコシがあるので炒め物に向いています。


このワインは、埔里農協で買ったバラの香りのする赤ワインとパッションフルーツで作った白ワイン。どちらも飲みやすく、おいしいワインでした。




壁に書いてある絵は、台湾の伝統的な嫁入り行列を紹介したもので、珍しい風習など、みなさん興味津々でした。


この後、中台禅寺を訪問。となりの中山台博物館も見学。館長からありがたいプレゼントもいただきました。


この日の夜は、桃米村の「樹蛙亭」です。
このお店、桃米生態村の中でも、とても有名で、ご主人は生態村の自然解説員もされています。
3年前に取材したときから、ここが気に入ったので、時々利用させてもらっています。
安くておいしくヘルシーな埔里の家庭料理。

「樹蛙亭」

まずはビーフン炒めから。お店が違うと味も違うので、昼も夜も連続でも食べ飽きない感じです。




鴨肉料理。


マコモダケの甘辛ソースかけ。


これは、お店の調理責任者でもある奥さんがマコモダケ料理コンテストで受賞した料理。
客家伝統の塩漬け豚肉とマコモダケの千切りを蒸したもの。
お肉の塩っ気と脂の感じが、あっさりしたマコモダケの千切りにからむと、絶妙な味わいに。


日月潭の紅茶で煮込んだ豚足。肉がほろっと、脂っこくなくて、これも絶品。


私の大好物、地瓜球(サツマイモボール)と野菜ときのこの和え物。


マコモダケと地鶏のスープ。これも滋味深い味。




こんな感じで10人前3000元。




お酒もすすみますね。
いろいろ埔里の地元の話などで盛り上がった2時間でした。