台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

小琉球  ⑩ 花瓶岩

2013年08月21日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

この花瓶岩こそが、小琉球のシンボルなのです。
東港から高速艇で港に到着する時に右側に見えてきます。


台北にあり野柳の女王の首と似ているので、小琉球の女王の首という言い方もあるようですが、上のほうは、まるで生花でもしたかのように、草が生えています。人の顔の横顔にも見えますね。


ツーリストセンターの下のほうにあるので、島めぐりの一番最初に見に行ってもいい場所です。
ぽつんと波打ち際に残っている姿が見ものです。

小琉球の街自体は、そんなに大きくはなく、港の所とその少し上の部分に、商店街やホテル、民宿が集中しています。

このあたりが商店街のメインでしょうか。






お祭りの為の神様の神輿も出ています。

少し商店街を離れた道沿いは、島の人達の暮らしが見えます。






個性的な民宿も多く、親戚の家に遊びにいくような感覚です。





風光明媚で、自然の景観が面白い島。
季節風の影響も少ないらしいので、10~4月ごろに訪れるのがいいでしょう。
島はレンタルバイクや自転車での移動が基本になるので、台湾の免許か或いは、国際免許を準備しましょう。ただ、国際免許では貸してくれないお店もあるので注意が必要です。
台湾人の友人と行くのがおすすめです。

小琉球 終わり


小琉球  ⑨  小琉球のスィーツ

2013年08月20日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

旅先での楽しみの一つにご当地スィーツがありますね。
10月とはいえ、まだ夏のような気候の小琉球。昼食時間を過ぎても、食欲が無く、冷たいものが食べたい気分。どこかかき氷のお店がないかと探していたら、お客さんでにぎわうお店を発見。


「小琉球のかき氷女王」と書かれたのれん。
たくさんのテレビ局や雑誌が取材に来たようです(台湾は、そういうお店が多いですね)

このお店のおすすめは、「女王招待氷」(5種類のトッピングを選べます)
たしか80元だったか100元だったか。けっこういいお値段です。


器の貝は、要返還です。


ほかにも綿綿氷や雪花氷のシリーズがあり、マンゴーを頼みました。(トップ写真)

かき氷のお店は、港の付近の商店街にはなくて、島の少し内陸にはいった幹線道路沿いでした。
バイクか自転車がないとたどり着けない場所ですね。

さらにバイクで島をぶらぶらしながら、見て回ると、人がたくさん集まる場所があったので、立ち寄ってみました。



島の名物、「麻花捲」のお店。「寶哥」のお店でした。あまりに人が多かったので、買うのも大変そうでパス。
海のそばを走っていると、静かな小さな道の横に、家族総出で作っているようなお店があったので、そこに立ち寄ってみました。



「黄家手工麻花捲」。

このお菓子は、こんなふうに小麦粉で作った生地を延ばして、くるっとねじって油で揚げて、味付けしたものだったわけです。


いろいろ味があります。甘いの、辛いの、しょっぱいの。
1袋50元程度。お土産にちょうどいい感じです。

5袋買ってみました。

そのあと、さっきお客さんがいっぱいいた「寶哥」のお店の前を通ったら、もう誰もいません。
でも、すでに5袋も買ったので、次回のお楽しみに。

この後、この小さな島に3泊4日もいた同僚が、いろんなお店の麻花捲を食べ比べたそうですが、このお店のものはありませんでした。それだけ、お店が多いってことですね。

小琉球といえば、「麻花捲」。ぜひ、味見だけももしてくださいね。

小琉球 ⑩へ続く


レモンビール バナナビール

2013年08月13日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

龍泉というビールメーカーから発売されているフルーツビールシリーズのバナナとレモン。レモンは、期間限定で、キティちゃんデザイン。

ビールにバナナ?という意外が組合せに、なかなか買う勇気も出づらいのですが、アルコール度数3%ということもあり、仕事終わりのコンビニで1本買ってみました。
それが、想像を超えて、いい感じのおいしさ♪。
ビールの苦みがまろやかに包み込まれ、癒される味です。

レモンのほうは、台湾では手に入りにくいカンチューハイのレモン味の代わりになり得ます。
どちらも、コンビニだと32元、大きなスーパーだと、22~29元くらいです。

マンゴーもパイン味も試した方は、ぜひ、このバナナとレモンにもチャレンジしてみてください。
台湾土産にもおすすめです。


台中永豊桟酒店 創作鍋料理「頴」 ②

2013年08月12日 | 台湾のレストラン 餐廳

2度目に行ったときのお鍋は、スープが、カレーとハトムギ野菜にしました。
野米薏仁鍋(ハトムギ野菜)は、薄味で、身体によさそうな優しい味です。

少し味が足りない場合は、ホテルメイドの金華ハム入りXO醤を付けると、ものすごく美味。








あっさりしているけれど、各素材がいい味で、いくらでも食べれます。


千層腐衣(湯葉)100元を頼みました。
この湯葉は、他のスープの時でもおすすめ。


総合手工餃(魚、蝦、核5個)150元。中身がぎっしり詰まって、煮込むとプリッとした歯ごたえ。


満口鮮蝦漿(180元) 適当な大きさにして鍋に入れます。
蝦の味が十分に楽しめます。


この日の揚げ物プレート。

この日の前菜を5種類、



デザートも食べ放題。8月末までは、自分で自由にトッピングが楽しめるかき氷。

こんな感じに作ってみました。練乳をたっぷりかけるのがおすすめ。


ホテルメードのチェリータルト。
小さく切り分けてあるので、いろいろな味を楽しめます。


チョコレートケーキ。


ミルフィーユ。


スポンジロール。
スィーツも日替わりなので、毎回楽しみ。

土日は予約をしてから行った方がいいですね。

 台中永豊桟酒店 「頴」
   住所: 台中市中港路2段9號(東興路口)
   電話:04-2326-8008(代表)
   営業時間:11:30~14:30  17:30~23:00


台中永豊桟酒店 創作鍋料理「頴」 ①

2013年08月11日 | 台湾のレストラン 餐廳

台中永豊桟酒店の2階、以前は澳門香港料理のレストランだった場所が、春に改装され、6月ごろにリニューアルオープン。創作鍋料理のお店になりました。

ホテルで鍋料理専門店なんで珍しいのですが、ホテルのマネージャーに誘われて、食事に行きました。

2階への階段を上がると、

新しい卓越したアイデアという意味だそうです。台湾の若い人の名前によく使われています。

 







 


作家の作品が所どころに飾られ、販売されています。

間取りは以前のお店と同じで、入って左部分が、メインダイニング。右側には、個室が並びます。



1卓で最大10名まで。大きなテーブルの場合には、鍋を2つ置けます。

メインの方は、


中央の台には、食べ放題の前菜やデザートが。



料金は、2名で999元(別10%サービス料)で、鍋底(スープ1種類)、鴛鴦にする場合は、150元追加。


右は、牛テールと野菜(150元追加)、濃厚なミネストローネって感じです。
シェフのこだわりだそうですので、頼んでみました。
左はカレー。マレーシア系のカレーっぽい香辛料の使い方。

そこに、

野菜プレート

お肉プレート(手前が豚で奥が牛肉)

日替わり海鮮プレート。この日は、手前がブラックタイガー、奥が魚頭酥。
この魚頭酥をカレースープに入れると、まさにマレーシアの魚カレー。食べたかったので、すごくラッキー。


日替わり揚げ物プレート。これはスープに入れても、そのままでも食べれます。


8月末までは、1000元消費で、このお肉プレート(580元相当)がサービス。
食べごたえあります。


材料をお鍋に入れて、煮えるのを待ちます。入れる材料で、スープの味が、いろいろ変化するのも、台湾の火鍋のおいしさです。


まずは、カレー味から。
ホテルのレストランだけあって、素材の質はかなり高レベル。

この日の前菜は、7種類。和風と洋風。ほんと一口サイズなので、鍋が煮えるまで、一口ずつ楽しめます。



それで999元+お寿司(150元)、クリスピーローストチキン(ハーフ。480元)、烏梅汁(1ポット120元)などを頼んで、1900元ほど。ちょっと頼み過ぎた感じです。この日は3人だったので、1人前の鍋底費用を150元別に足して、999+150元を基本セットにしてもらいました。

お鍋の口休めに、お寿司もいけます。5貫150元。


皮がパリパリ。これだけでも、十分おつまみになります。

ここ、「初霧」という日本酒と焼酎もボトルやグラスでオーダーできます。


②へ続く

 台中永豊桟酒店 「頴」
   住所: 台中市中港路2段9號(東興路口)
   電話:04-2326-8008(代表)
   営業時間:11:30~14:30  17:30~23:00

 


小琉球  ⑧  烏鬼洞

2013年08月02日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

烏鬼洞とは、その昔(17世紀頃)、台湾南部で勢力を拡大していたオランダ人が、鄭成功によって台湾から追い出されたとき、インドネシアあたりから連れてきた奴隷をこの島に置き去りにし、その奴隷たちは、ここにあった洞窟の中で、ひっそりと隠れながら暮らしていたという伝説があります。
その奴隷たちの肌の色が黒かったので、「烏鬼洞=黒いやつらの洞窟)」という呼ばれたそうです。
その当時は、内部も結構広かったようで、石でできたテーブル椅子、銀食器などがあり、そこでしばらく生活していた様子があったそうですが、その後、洞窟内部の崩落によって、現在は、人ひとりが通り抜けられる5メートルほどの細長い洞窟です。


入口では、昔、洞窟に隠れ住んだ人(黒い肌をした人達)を祀ってあります。


中は本当に真っ暗なので、貸懐中電灯があります。私はスマホの懐中電灯機能を使いました。


ここから入ります。一方通行です。


この奥に5メートルほどの洞窟があり、反対側抜け出られます。
実は、私は閉所暗所恐怖症なので、この穴の入口から中が見えた瞬間、「ここにはいったらダメ!」という声で雷に打たれたように、入口に向かってダッシュで戻りました。夫と息子は中へ。私は、そのままこのエリアの海岸方面の散策へ。


歩道が整備されていて、ここでも波風による浸食でできた奇岩が多く、その間を縫うように散策します。

このあたりには波が強く当たるようです。


岩の隙間から見える海。


岩の間の低い隙間を抜ける場所も。


山の水がここに流れてくるようで、ここに小さな池が作られていました。水は枯れ気味、、、。

探検気分で、20分ほど散策して、ここを後にしました。
今でも、ここには昔、異郷で怖い思いをして隠れ住んだ人達の魂があちこちから人々を覗いているような、そんな気配のする場所でした。

小琉球 ⑨へ続く