台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

小琉球 2017年春節

2017年07月31日 | お知らせ

2017年 春節のころの話になりますが、家族3人で臺灣南半周4泊5日の旅行を楽しみました。

大晦日に当たる除夕に、台中から屏東県東港へ。ここから快速艇で小琉球まで約30分の船旅。


2016年ごろに新しくなった東港の港ターミナル。


今回利用したのは、泰富船運
★乗船には、保険を掛けるためにID(台湾籍)か、パスポート番号(外国人)が必要なので、台湾籍じゃない方は、台湾の島に行くときは、パスポートを携帯してくださいね。

東港⇔小琉球 往復410元(大人) 2017年7月現在


船のターミナルなのに、ヘルメット着用PRのシマウマ君。
台湾南部や山間部の人って、バイク乗ってもあまりヘルメット着用しないからかな。
快速艇には、島の人達がバイクごと利用する人も多いからからかな?など、すごく気になったシマウマ君。


バイクや自転車載せて渡る人も多いです。

さて、船の乗船時間まで時間があったので、ターミナル横にあり東港の観光名所でもある「華僑市場」でおつまみ調達。
ここの名物は、「旗魚黒輪」。



この介紹は、過去の記事(東港の華僑市場)をどうぞ







船の出発まで、コンビニで調達した缶ビールと華僑市場で調達したおつまみで、昼ごはん。

この東港から小琉球の港までは、約30分(波の状況などで23~40分くらい)


鮮やかな色で、海の上でも目立ちます(^_^;)

船内はエアコンも効いていて、夏でも快適。今回は1月末ですが、南国故、クーラーはがっちり利いていました。

島では、一般的にはスクーターを借りて、足代わり。
借りる人はは免許証を業者に提示が必要。
250~300元/1日くらいです。
小さい島なので、ガソリンは満タン返しでなくてもよかったようですが、業者さんの指示に従ってくださいね。


ここ数年、スクーターに乗れない方の為に、ゴルフカートが人気のようです。
4人乗りや大勢乗れるのもあって、これなら免許はいらないのかな、、、。

入場料の必要な観光地は、前回見て回ったので、今回小琉球の2泊3日では、ひたすらバイクで島をブラブラ探検。
主人と息子は、ジョギング三昧。

お天気に恵まれていたので、どこの景色も素敵でした。
民宿では、サービスで、夜の島の動植物生態観察ツアーがあって、これもバイクで参加。
地元の人が講習を受けてガイドになっていて、島独特の動植物の紹介などしてくれました。
最後には、少し広めの空き地での星空観察。初めて、星空を見て、星座を連想できた貴重な体験でした。
台湾本土では、あまり経験できないことも多い小琉球。
ただし言語的には、ある程度の中国語の語学力とスクーターの免許があった方がいいですね。

今回の宿泊した民宿は、新しくて、快適でしたが、写真を撮るのを忘れて残念。
島の西側の高台に位置していて美人洞の近く。目の前は大海原。夕陽も見える素敵な環境でした。


















民宿の前から見えた夕陽。
この島生まれの若い夫婦が經營する民宿↓
小琉球星海民宿









 


駅からあるく♪週末台湾~(ガイドブック)2015年

2015年07月01日 | お知らせ

今年2月に、「翔泳社」から、「駅からあるく♪週末台湾」というガイドブックが出版されました。
帯にもあるように、「台中もはいってます」ってことで、30ページにわたって台中のお店や場所を紹介しています。

台北のライターさんからの紹介で、私が台湾中部、台中を担当することになって、去年の10月に、カメラマンさんと一緒に、あちこち取材に行きました。
表紙は、自宅と会社の間にある「無為草堂」です。いつもの風景が本の表紙になっているのも、不思議な気がします(^^)

台湾のガイドブックは、台北が中心になってしまい、台中のページがあっても、いまだに「寶覚寺」と「台中公園」しか出ていないものも多く、台中へ来られても、行く場所がないって思われている方多いようです。そんなことはないんですよ~。
台北ナビのライター8年、台湾で唯一の日本人の有資格ガイドとして5年、15年住んでいる台中のいろいろを紹介できるのは、私にとっても嬉しいことです。
30ページなんて、少なすぎますけど、今回は、ここに紹介されているところをめぐるだけでも、3日ほどかかります。

他にもこの「台湾台中おせっかい日記」や「台北ナビ」で、台中の事をいろいろ紹介していますので、ぜひ、そちらのほうもご覧ください。

書店に無かったら、アマゾンでも買えます。
「駅から歩く♪週末台湾」

 

 

 

 

 

 

 

ぜひ、この夏休みは、暮らすように台中を旅してください。良いところですよ♪

 


2015年 春節連休 台湾国内ツアー(3日間) 絶賛発売中

2015年01月17日 | お知らせ

2015年 あけまして おめでとうございます。1月も半ばを過ぎての初投稿(>_<)。
ネタはいろいろあるのですが、なかなか更新できません。今年もできる限り、役に立つ情報をお知らせしていきますね。

そこで、まずは、台湾の春節(2/18~2/23)の連休、台湾国内旅行は、電車も高鐡もホテルも、なかなか取りづらく、結局、台中市内でのんびりという方も多いのでは。今年の春節は、2月の後半です。お天気もずいぶん暖かくなっていますし、桜のシーズンでもあります。

そこで、東鴻セレクト 春節国内ツアー3日間をホームページにアップしましたので、国内旅行を検討中の方はぜひ、ご検討ください。すでに多くのツアーが定員になって来ています。まだ1カ月、と思わず、気になったツアーがありましたら、ぜひお問い合わせください。

せっかくの連休。台湾の国内を台湾らしく楽しむのもいい思い出になります。

2015年 春節連休 国内ツアー 

  問い合わせメール(東鴻旅行社 藤井まで)


一風堂 台中店 8/1 オープン

2014年07月27日 | お知らせ

先日7/24に、お仕事で、一風堂台中店のメディア招待会へ行ってきました。
行列しないで一風堂のラーメンが食べられるのは、この仕事ならではの喜び、、(でも、挨拶やらなんやらで入店1時間後にようやく食事(>_<)

三越の9階。


前は何のお店かなと思いだしても思い出せず、、、なるほど以前は催事場の空きスペース。


今はお試し営業中。
この期間は替玉(40元)無料です。




サイドメニューも充実。ラーメンだけ食べるというよりは、ラーメン居酒屋のような感じです。
個人的にも非常に嬉しいメニューラインナップ。


お勘定場。


元が催事場だったので、あまり広くはない店内。でも、上手にレイアウトされていて、狭苦しさもなく、ゆったり感さえ。


椅子席の下には、荷物置き用のカゴ有。帰るときにはお忘れないように。


台湾店おなじみの赤白蓮華&どんぶり。


廊下側の壁は、赤白のブラインド風。
壁の圧迫感が和らぎます。


元気な店員さんたち。
今日がお客さんへの初接待なので、打ち合わせ時から多少緊張気味ですが、カメラを向けたら、ちゃんとポーズも作ってくれました。


台中店は、お冷じゃなくて、ルイボスティ(國寶茶)。健康に良いと思うと、アルコールがはいっていなくても結構飲めるものです(笑)


日本以外の国々で38店舗展開。台中店が正式にオープンすると39店舗。


台中店は、台湾7番目の店舗ということで、「7」。
ラッキーセブンでしょうか。


一風堂台湾の技術総監の吉田氏の説明。
世界の店舗のことや味についてなど、通訳を入れながら、10分ほど。

『一杯のラーメンを、一人のお客さまに』の概念は、抽象的な言葉なので、日本人なら、なんとな~くわかりそうな文言でも、中国語に訳して理解してもらうのは難しそうです。「一期一会」みたいなものかしらねえ、と同行した台湾人同僚がいうので、「たぶん、そんな感じ」と答えてみました。ラーメンたべるまえに、突然お茶席にきた気分になってしまったような。ということで、心していただきます。


おしぼりのパッケージが真っ赤なんで、周囲の台湾人記者の人達、何?何?って。


最初に出てきたのは、台中店のオリジナル先行発売メニュー。


下にたれが入っているので、混ぜてから頂きます。


日本人の渡しには、ちょっと味が薄かったので、ゴマをすりながら入れてみました。なかなかコクがでていけます。


調味料の説明も丁寧です。

他のメニューも食べたいけれど、今日は記者招待発表会なので、

のコースです。8/31までの限定メニュー。

タンメン野菜の次には、トッピング盛り合わせとから揚げ。



トッピング盛り合わせは、メニューにはありません。


衣にコーンフレークを使っているので、ちょっと固めですが、それくらいの方がお肉の味をしっかり味わいながら噛めるので◎。
台湾では、から揚げ食べたいときは、「継光香香鶏」か「モスチキン」しか食べないのですが、一風堂のから揚げも、お気に入りに追加しました。

さて、お待ちかねのラーメン。


白丸元味(210元)
基本ですね。飲んだ後でも、軽く一杯食べられます。
14年の台湾生活で、すっかり薄味になった私にも、舌とのどに優しいスープ。
日本のスープよりは、多少薄目になっているそうです。
それでも、台湾の人には濃い(しょっぱい)と思われるかもしれないので、味を薄めるサービスもあります。


赤丸新味(230元)も、コクが更に増して食欲すすみます(^_^;)


日式叉焼(バラチャシュー)。しつこくない脂。これぞ、ラーメンチャーシュー。


梅花叉焼(肩ロース)。これはこれでまたおいしい。

2人前セットなので、一緒に行った同僚と半分ずついただきました。さすがに2杯は無理無理、、、。


ニンニク潰し器もあります。この後仕事じゃなかったら、入れたんだけど、、。


テレビ局の取材もあり、食べながら、時を見て写真撮ったり、記事構想書いたり。
真剣にラーメン食べられなかったのは残念ですが、近所なんで、次の機会が楽しみ。


麺が伸びてしまうので、時々ラーメンを作り直しています。
赤丸新味の最後の味入れも、職人技のパフォーマンス!!


技術総監の吉田さんが定期的にお店を回って味のチェックをするので、いつの間にか日式ラーメンになっちゃった、、っということがないでしょう。
8/30までは、ラーメン1杯頼むと、御茶園シリーズの京都風花茶が1本プレゼントです。

お店に行けば見れるメニューですが、ここでも紹介します。










見るだけでも、み~んな食べたくなってきます。
今度は、夕方、ビール飲みながらおつまみメニュー制覇してみます。

「一風堂 台中店」
     住所:台中市台湾大道三段301號9階
     営業時間:平日 11:00~22:00  土日 10:30~22:00
     電話予約不可。お店の前に順番番号券の発券機があるので、この番号券を取って、待ち時間を確認してからデパート内のお買いものをするといいでしょう。



 

 











 

 


阿里山1日ツアー 激安1700元 3/22 私がガイドです♪

2014年03月18日 | お知らせ

**********下記の阿里山1日ツアー、3/22、私がガイドします。***********
★現在、台湾国内で、唯一日本人として日本語ガイドをしています。台湾流の「お・も・て・な・し」ガイドで快適なツアーをサポートします。

今なら申込み可能。今が櫻花満開の季節。週末はお天気もよさそうですし、阿里山へ行ったことのない方はぜひ!!!
申込は、東鴻旅行社申し込みメール

去年末から、台湾観光バスのツアーに、「阿里山1日ツアー」が加わりました。
なんと、お一人様1700元で、台中発着で、阿里山を楽しめます。

行程は、
08:00~08:40 台中出発
10:20頃  天長地久
11:30頃  阿里山国家風景區 入園
12:00頃  阿里山賓館にて昼食
13:00頃  神木區等 散策~2時間ほど
15:00頃  二延平歩道 散策
16:00頃  現地出発
18:00~19:00 台中到着

【費用】 1700元(現金でお支払ください)
費用に含まれるもの:1日のコースの車代(専用車)、ガイド(基本は中国語か英語ですが、東鴻旅行社予約の場合、特別サービスとして、日本語ガイドを手配いたします)、昼食(阿里山賓館)、阿里山国家風景區入園料、保険(死亡200萬元/アクシデント事故医療20萬元)

お二人様から催行。混載になりますので、台湾国内、外国からのお客様との乗り合わせになることもございます。

阿里山の春は、梅(2月)と桜(2月末からは千鳥櫻、3月初旬からはソメイヨシノ)の季節でもあります。幽玄な霧や雲海、樹海、その中に咲き誇る梅や桜、これぞ桃源郷というにふさわしい世界です(が、、、例年、この時期は人でがピークで、どこかの夜市のような人波に圧倒されることもあります)

申込はお早目に。 taiwanmasae@hotmail.com (東鴻旅行社:担当 藤井)

 228三連休 花蓮3日間ツアー(台中発着 飛行機+プユマ号、高鐡利用)

阿里山国家風景區


遊歩道は歩きやすく整備されています。

夕方になると晩霞が見られます。


阿里山站(1日ツアーでは、鉄道には乗車しません)

 


2013年 4月 清明節四連休 台湾東部3日間ツアー 

2013年03月09日 | お知らせ

4月4日は、清明節。農暦で行事をすることが多い台湾でも、清明節は、24節季で行うので、4月5日(4年に一度4月4日)です。

今年は、4月4日(木曜日)が清明節で、台湾は休日。政府の方針で、4月5日の金曜にを休みにし、四連休を作りました。この金曜日の休みの代わりに、次の週の土曜日が學校、仕事がある日になります。

せっかくの四連休。台湾人家庭では、1年に1度の大切な墓参りがあるので、実家が遠い人は、墓参りのために実家に戻ります。
最近では、家族の仕事や学校の事も考えて、清明節の1箇月前あたりの土日に済ませてしまう家族も多いようです。

墓参りの必要のない人にとっては、海外旅行には短く、家でじっとしているには勿体ない4日間。

そこで、台湾鉄道を利用して、2日間では難しい台湾東部のツアーをご紹介します。
台中出発(苗栗、彰化も可能)
★台中からは、北廻りで花蓮へいくのと、南廻りで台東へ行くのは、ほぼ同じ時間。


①台湾鉄道 北廻りで行く花蓮 3日間
http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-tour-2013spring1.pdf
ここ数年、新しい観光地として人気の「ムクムギ半日ツアー」や、定番のタロコ観光、海洋公園(2者択一)、自然豊かな富源胡蝶谷の温泉&グルメ、花蓮の陸海ぜいたくに楽しめる3日間。

65歳以下大人 8700元~
3~12歳未満 150㎝以内 7900元~
115~149㎝ ノーベッド  6800元
3歳未満 ノーベッド 席無し 1800元

②台湾鉄道 南廻りで行く台東 ロハスな温泉 3日間
台東の手つかずの自然が残る縦谷国家公園區を自転車で巡ったり、台湾随一の米どころ「池上郷」や原住民、客家文化をじっくり見て回り、東海岸の名湯「知本温泉」に泊まる、ロハスな3日間です。
http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-tour-2013spring2.pdf

65歳以下大人 7900元~
3~12歳未満 150㎝以内 7100元~
115~149㎝ ノーベッド  5100元
3歳未満 ノーベッド 席無し 1500元

③台湾鉄道 南廻りで行く台東 緑島の温泉 3日間
緑島は、4月~6月がベストシーズン。気候も安定し、波も穏やか。島には、台湾で唯一の海底温泉があります。ご来光、スノーケリングと海も温泉も楽しめる貴重な3日間。今回の一番のおすすめです。
4/5のみまだ席があります。このコースは私が日本語ガイドで参加しますので、旅がより一層、快適で興味深いものになるでしょう。
http://www.t-holiday.com/pdf/taiwan-tour-2013spring3.pdf

65歳以下大人 8600元~
3~12歳未満 150㎝以内 7600元~
115~149㎝ ノーベッド  5900元
3歳未満 ノーベッド 席無し 1500元

どのコースも4/4,4/5出発。席に限りがありますので、お早目にお申込みください。


2013年 台中ランタンフェスティバル ~文心公園~

2013年02月19日 | お知らせ

昨夜、2/18から、台中のランタンフェスティバル(元宵節)が始まりました。
今年の目玉は、何と言っても、『霊蛇護珠』というタイトルのメインランタン。



珠寶を守るようにぐるっと回って上に登っていきます。ジェットコースターにつかうようなレールの上をゆっくり上って、しばらく停止。その後、暗くしてから、そっと下りていき、次にスタンバイ。1時間に1回、ゆっくりと登っていく姿が見られます。


夜7時に開会。数日前から、何度も試運転していた霊蛇、今夜はうまく登っていきました。
実は、昨夜の最終試運転の時、途中で止まってしまって、それをテレビのニュースで報道されてしまったんです。他人事ながら心配して見守っていましたが、本番は大丈夫でした。

期間は、3/3まで。土日の夜はステージで様々なショーがあります。周囲のエリアでも、毎日、何らからのイベントがあり、小吃屋台もたくさん出ていて、にぎやかです。




会場には、様々な企業や大学、国から出品された作品も多くあります。
中国の4つの省からのランタン。中国文化の色合い濃い作品が多かったです。


四川省の作品。像が大きな壺を載せて行進する様子は、平安吉祥をイメージするものだそうです。象なので、タイかと思ったら、意外でした。

ランタン回廊にもたくさんの作品があります。


白蛇オブジェは文心路からも見える場所にあり、けっこう目立ちます。


国立台中技術大学の作品。この時、まだ未完成らしく、大勢の学生が仕上げに取り掛かっていました。


玄武の親子。やたらと首が長いのですが、玄武は亀と蛇のハーフだからでしょうか。


「愛情女神女媧」 幸福の女神が愛情のエネルギーをアーチにしている様子だそうです。


メイン入口から劇場へ続く恒例のランタントンネル。今年はもちろん蛇模様。


2/24の元宵節の夜のオープニングイベントは、日本の鳥取の太鼓ショーです。
綺麗な満月が見られるといいですね。


これは、今年から台中市内を走る予定のBRT(Bus Rapid Transit)。
新交通システム(地下鉄やモノレール)の1/25のコストで運営できるそうで、市内のどうろに専用の道、標識を作り、3~6分に1本という形で走らせる予定。外見もバスとは違う斬新な感じになるそうです。これも楽しみですね。

台中はまだお天気の良い日が続きます。土日は会場が大変混雑しますが、平日の夜なら、ゆっくり作品を見て回ることができます。ぜひ、『霊蛇護珠』見に来てくださいね。

 



 

 

 


信義郷 久美部落と馬彼得老師

2012年11月05日 | お知らせ

 東埔温泉の帰り道、同じく信義郷にある一つの、「久美」の入口にあった壁画に誘われて入ってみました。ここは普通にここの人々の暮らす地域で、何もないのですが、以前、ここで行われる祭りの紹介をテレビで見たことがあったので、入ってみました。ごく普通の日なので、何もない集落でしかなかったのですが、人々が寄り添って生活してる雰囲気を感じ取ることはできました。


ブノン族かな、、、


たぶんこっちはツゥオ族。杵つきしています。

ここは、信義の中でもツォオ族とブノン族が昔から混じって暮らしてきたで、二つの原住民文化が混ざった珍しい場所でもあるそうです。

原住民の1年の祭事を記した壁画。自然とともに生きる生活を感じます。

もう一つ、ここ信義郷で原住民といえば、3年ほど前、大衆銀行のCMで起用された「台灣原聲童聲合唱團」とその団長の馬彼得(マー ピーター)老師。この合唱団は、台湾のウィーン少年合唱団とも言われます。天使の歌声と絶賛する人も多いです。

その馬老師は名前もピーターだし、顔つきも普通の漢民族とは違うし、外国からの宣教師かと思っていたら、この久美で生まれ育った原住民の人だったんですね。原住民はキリスト教徒が多いので、ピーターという名前になったのでしょうか。

大衆銀行のCM。
http://www.youtube.com/watch?v=Skqc5aqBTEc

彼らを紹介した台湾のテレビ番組の動画があります。
彼らの歌声が、台湾の山々に響き渡る様を想像しながら聴いてみてください。
数千年にわたって、この山々に響き渡ってきた歌声。
きっと、彼らの歌声がこだまする山間のへと出かけてみたくなることでしょう。

「拍手歌」の実録動画。
再生回数がこのシリーズではTOPですが、最初の音声画像が悪いので、少し我慢してください。
http://www.youtube.com/watch?v=76xl9XT1sOM

「非凡電視台灣真善美" 馬校長故事 」
http://www.youtube.com/watch?v=gsyrVX6SbF4&feature=endscreen

「天使合唱團 真實馬校長現身-民視新聞 」
http://www.youtube.com/watch?v=s_c4bmxR294&feature=related

現在は、同じく信義郷の羅娜國小の校長先生です。
動画を見ていただいたらわかるかもしれませんが、この子供達、みなほとんど純粋な原住民です。

馬校長も、村を出て、師範大学へと進学の為、都会に出て行ったとき、周囲の人々は、自分の浅黒い肌を見て、差別するような目つきを気にしていたそうです。そして、へ戻って教師になったときも、の原住民の子供達が、自信を持っていないことに気づき、たまたま合唱に出会い、体育系出身で楽譜も読めない老師と子供達の天使の歌声への道を歩むjことになったのです。

台湾では、原住民の貧困、低学力、親が出稼ぎの為、年寄りと子供しかにいなくて、親を知らないで育つ子供の多いことなど、問題は多数あり、年々、政策や民間の人々の協力によって改善されてきています。

今では、もともとの部族の言語、伝統や文化を大事に伝承し、それを観光資源にしていき、地域経済の活性に役立てたりしていますが、どこも山奥であり、なかなか行くのも大変なので、外国人にはあまり知られていないのが現状です。

「百年禮讚 台灣原童原聲合唱團---明天會更好」
http://www.youtube.com/watch?v=lYWbNEXu7xE&feature=related
原住民の子供達が総統府の前で建国100年を祝うのですが、彼らの前に立つのは、台湾国軍の儀仗兵たち。彼らもまた台湾の子。1945年前に台湾で生まれた人々の95%には、どこらかの原住民の血が混じっているそうです。(と、ガイド訓練の時の台湾民族史で習いました、、、)

台湾の歴史、文化、歴史、民族については、九州よりも小さなこの島国でありながら、どんなに勉強しても尽きない奥深さがあります。
台湾へ旅行といえば、観光名所、美食、マッサージと華やかで享楽的なものも多いのですが、もっと多くの日本の人に、台湾のもっと奥深い本当の文化や暮らしぶりを見てほしいと願っています。一見不便で不自由そうだけれど、パワー全開で前向きに生きる人々を紹介していけたらと、台湾の日本語ガイドとしての勉強を続けております。

 


2012大台中ランタンフェスティバル

2012年02月04日 | お知らせ

昨日、2月3日(金)、台中市にある文心森林公園で、「2012大台中元宵燈會(ランタンフェスティバル)」が開催されました。2月12日(日)までの10日間、毎日、公園内で様々な催しが開催されます。


メインゲート。


公園の4か所にある入り口には、このように龍が寶珠をくわえているデザインになっていて、その後ろに続くのは、龍の体をかたどった光り輝くゲートのトンネルです。各入口テーマが違うので、時間があれば回ってみると面白いでしょう。通り抜けると、いいことがあるかも


こんな感じで後ろに胴体が続きます。

昨日のオープンニングでは、ステージで太鼓を打ち鳴らし、リーダーが、「みんなで龍を呼び起こそう!みんなの両手を貸してください」と叫びながら、会場にいた数千人が一緒に手拍子を取り、盛り上がっていました。




わかりづらいですが、会場のみなさん、両手を挙げて、指示通りに手拍子をしています。

それで何を呼び起こすのかというと、

大会場の真ん中に40メートルもの巨大な龍が姿を現しております。「雲端飛龍」という名称。
反対側から見ると、

土台部分からは、スモークも吹き出て、幻想的です。

そのほかにも会場各地に、龍のデザインのランタンが。



一般募集の入賞作品でしょうか?龍というより、ゴジラ?

龍というより、カバ?


これはロブスターが魚と戦っているとしか見えませんけど、、

今年から、一般の人々に無料で配布していたミニランタンが中止となりました。大台中になったので、他のエリア(旧県の地域)まで配れないとか、環境に悪い電池を使っているからとか、みんなもらうだけもらって使わないとか、ネットですぐに売り出す不とどきものもいるとか、それで中止なんでしょう。

その代り、業者たちがいろいろな商品を販売しています。

100~250元ほです。

公園の南側には、子供の遊び広場(有料)があり、昼でもやっています。

空気マットの遊び場。30分150元。

これ案外難しいです


商品多すぎて迷う輪投げ。1回50元。3回100元。

南東側には、香港観光局や四川省。アモイからのランタンも。



LED燈で作られた巨大な「玉翠白菜」もありました。

大きいでしょう?でも、消費電力は少ないという説明が書いてあります。
 
鳳凰と龍が描かれた寶壺もこの大きさ。

かわいらしいキャラクター化された龍のバンド。


五行をテーマにした企業の協賛作品。




どれも立派でした。
ぐるっと会場を見て回るだけでも、一時間はかかります。
暗い夜に、このあたりの空が昼のように明るく照らし出される様子は幻想的で、見ていて飽きませんね。寒いので、温かくしてお出かけください。





 

 

 

 


2012年 台湾台中 春節の過ごし方 

2012年01月20日 | お知らせ

明日1月22日は、農暦の除夕(大晦日)。ある意味、元旦よりも、この大晦日の方が大事です。
この日ばかりは、一部のレストランを除き、ほとんどの店が早仕舞します。
用事は、昼2時ごろまでに済ませておきましょう。夕方からは、家族で、ゆっくり食事したりするのが通例です。

では、23日からはどうやって過ごせばいいでしょうか?
台湾中央気象局によると、22日の夕方から、今日本にいる大型の強烈な寒気団が、台湾北部から南下してくるそうで、じめ~っと寒い日が続くそうでです。日中は、11~16度くらいです。暖房のない家(ホテルの部屋も、クーラー機能しかありません。どんなに温度を高くしても、外気より暖かい空気にはなりません)で過ごすのは、かなり厳しいものがあります。

そこで、台中にいる方に、お正月の過ごし方の提案です。
寒くて雨なので、屋内で楽しめる場所を紹介します。
こういうところに行って、後は、有名なレストランに予約をいれて、プチ豪華な夕食というのがおすすめ。

①国立自然科学博物館
http://cal.nmns.edu.tw/NMNS_Cal/Detail_Ann.aspx?ANID=5138

1/22(日)除夕は休館。1/23は、「龍年特展」コーナーに関して無料開放。そのほかに3Dシアターなどは料金がかかります。ミイラ展もやっています。館内のマクドナルドも営業中。

②国立美術館
http://www.ntmofa.gov.tw/chinese/news01_1.aspx?NID=1611
1/22(日)除夕は休館。1/23~29は、毎日09:00~17:00までオープン。
ここは、特別展以外は入場無料ですし、子供用のアートに関する施設もきちんとしていますので、まだ行ったことのない方はぜひ。A1の展示室では、『手塚治虫展』を開催中。必見です。

③市内デパートめぐり
新光三越、大遠百、老虎城、、、など
大混雑していることは間違いないでしょうが、何でもあるので、とりあえずぶらぶらするのはどうでしょう。行ったら、その日のランチでも、早めの夕食でも、気になるレストランへ行って、その場で予約しましょう。3~5時間は覚悟してください。

1月27日あたりから、お天気も回復するようです。

1月27日 紫南宮参拝+渓頭妖怪村(昼食付)+渓頭森林遊楽區(入場料込。軽い山道ハイキング)
       英語ガイドの案内

1月28日 飛牛牧場(入場料/昼食付)+大湖苺文化会館+苺摘み(自費での購入になります)+汶水老街散策  日本語ガイド案内

この2つのツアーはすでに催行決定ですので、興味ある方は、ぜひ、お申し込みください。
大人 1500元 3~12歳未満 1400元 3歳未満 無料

masae@t-holiday.com  東鴻旅行社 担当:藤井雅恵
  
1月26日以降にメールで詳細を返事します。