台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

小琉球  ⑦  蛤板彎

2013年07月29日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

山猪溝を散策した後、北方面に下ってしばらく行くと、海岸へ下りていく道らしく場所があり、「蛤板彎」と書いたあったので、下まで降りてみました。けっこうたくさんの観光客がいて、広くはない石ころいっぱいの砂浜で海水遊び。




かなり遠浅のようで、岩がごろごろしています。裸足で入ると、かなり痛い場所。


時期は10月でしたが、気温が30℃くらいあって、遠浅なので、海水温も25℃くらいあるようだったので、泳いでいる人もいました。岩が多いせいか、透明度の高い波打ち際です。

ただし、ここには水道施設や浜茶屋もなく、小さなお土産屋の所に、「温水シャワー50元」だったか、「洗脚10元」というような看板も見えました。たくましい商魂です。寒くもなかったので、さっと砂を払って、そのまま出発。バイクで2分もしないうちに、「烏鬼洞」に到着。

小琉球⑧「烏鬼洞」に続く


小琉球  ⑥  山猪溝

2013年07月01日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

杉福漁港からすぐのところに、山猪溝歩道があります。「山猪溝」は直訳すれば、「イノシシの路」です。

名前の由来は、その昔、このあたりに修行を積んで神通力を持つようになったイノシシがいました。そのイノシシは、天女に一目ぼれし、長年にわたり求愛をし続けました。その熱心さに、天女もとうとう求愛を受け入れることにしました。イノシシは嬉しさのあまり、雄叫びを続け、興奮しすぎて死んでしまったことから、それを哀れに思い名付けたそうです。
きっと、この山にできた道は、イノシシは毎日天女の下に通ったためにできた道だったんでしょうね。

この山猪溝は、道路の山側に広がる歩道です。
美人洞歩道が海岸沿いの奇岩がメインだったのに対し、ここは、小琉球毒優の植生や地質の形成変異を見ることができる場所です。


歩道はかなりきれいに整備されて、幅も広いので、歩きやすいです。


詳しい植生の説明がないので、どこの植物が固有種なのか、あまりわかりません。こういう時には、地元のガイドに案内してもらうと、理解がぐっと深まります。


サンゴ礁が隆起してできたというのがよく見える岩肌。そこにもびっしりと植物が生え、一体化しているようです。

  
岩の裂け目のような場所もあります。


こんな穴も。防空壕と書かれた場所もありました。実際には使っていないのでしょうが、いざという時には、と、覚悟していた時代もあったようです。


ここにも下の方には洞窟が広がっています。

神木となったガジュマルもあり、少し迷路のようになったこの歩道エリア、日陰も多く、神秘的な静けさが素敵な場所でした。

 澎湖島の夏がやってきました。まだ飛行機やホテルの予約ができる日もあります。
   3日間の休みが取れたら、澎湖島へ~!

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