おとといの井手川直樹プロのステップアップスクールの話の続きです。
 ワダはこの日は撮影&アシスタントに徹していました(一部発病あり/笑)。さがみ湖プレジャーフォレストのMTBフィールド名物、フリーライドゲームスの舞台でもあるショートダウンヒルコース(フリフリコース)でも講習をし、ジャンプやコーナーリングなどを丁寧にコーチしてもらいました。なるべく同じ位置からみなさんのコーナーリング時のフォームがわかるように撮影したのですが、やっぱり井手川プロだけフォームがまるっきり違うし、ラインも、視線や頭の向きなども違っていました。
 コーナーリングフォームには「こうでなければならない!」という形(かた)みたいなのはないものだとワダは思っています。一番スムーズに、そして一番早くコーナーを走れ立時のフォームがベストのフォームだと思います。だから人それぞれ。
 でも、たとえフォームに違いがあっても、ベストフォームな時の荷重バランスの位置、視線などは一緒なんじゃないかな。そしてリラックスしています。特に上半身に余計な力が入っていない。そうするとカッコよくも見えますよね、この写真だけで井手川プロのすごさがわかる。このフォーム。やっぱりすばらしい。
 また、井手川プロは全体的なスムーズさやリズム感の話を何度かしていました。得意な箇所のコーナーだけ速くても、コーストータルで速くないとレースでは勝てないから、すべてをスムーズにつないで走ることが大事。これって、普段のトレイルライドでもまったく同じですよね。ライド全体を通してスムーズに走ることが大事。すべては繋がっています。