ということで、ブレーキフルード交換。シマノのフルードの新品の色はピンク。
 古くなったブレーキフルードは、吸湿作用によって水分を多く含むようになり、沸騰しやすくなります。つまりフェードが起こりやすくなります。また、酸化がすすんだフルードはパーツの劣化の原因になったりします。
 なので、定期的なブレーキフルード交換がオススメ。
 まずは古いブレーキフルードを全部抜き出して、新しいフルードを一度通したあとまた吐き出して、さらに新しいフルードを充填していってエア抜き作業をします。
 Tさんは今日ライドに行ったみたいなので、ブレーキを含めて今までよりさらに「ヤバイ!」となったライド感を体感されていたらいいなあ。
 みなさまも定期的なブレーキフルード交換をオススメします。


 定期メンテナンスでお預かりしていたハードユーザーTさんのTURNER / 5 SPOT。前後のサスのオーバーホールに始まり(こちらもいい感じで使い込まれていました)、リアサスをばらしてクリーニング&小細工、伸びたチェーンの交換などなど行いましたが、リアショックやフォークがあれだけいい感じになっていたんだったらブレーキフルードも・・・と開けてみたら、ご覧の通り透明というか汗というか色が変わり果てたブレーキフルードらしいものになっていました。