歴歩

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愛媛県越智郡佐島・宮ノ浦遺跡 4世紀頃の鞴の羽口が初出土

2018年08月21日 | Weblog
 愛媛大考古学研究室と町教育委員会は20日、上島町弓削佐島の宮ノ浦(みやんな)遺跡で、古墳時代前期中頃(4世紀)の鍛冶に使用された鞴(ふいご)の羽口(はぐち)が出土したと発表した。
[参考:愛媛新聞]

過去の関連ニュース・情報
宮ノ浦遺跡



上島・宮ノ浦遺跡 鞴の羽口 初出土 古墳時代前期 鍛冶に使用
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愛媛県越智郡佐島・宮ノ浦遺跡 3世紀の製塩土器を大量に発掘

2013年08月25日 | Weblog
 上島町弓削佐島の製塩遺跡「宮ノ浦(みやんな)遺跡」を発掘調査している愛媛大考古学研究室の調査チーム(代表・村上恭通教授)は24日、遺跡の3次調査で、古墳時代前期(3世紀)の製塩土器を大量に発掘したほか、「揚げ浜式塩田」(12〜14世紀)の跡を確認したことを発表した。
 同遺跡は弓削島の隣島、佐島東部の海岸沿いに位置する。同遺跡では中世の塩田跡の下層に古墳時代前期の塩田遺構があり、一昨年から調査が行われていた。今回の調査で、古墳時代前期の地層から製塩土器片や土師器が大量に出土したほか、人工的に造成された「揚げ浜式塩田」の床土が確認された。床土の上の砂に海水をまいて天日で乾燥、さらに穴に集め海水をかけて煮詰めたとみられる。
 記録では佐島は中世に京都・石清水八幡宮に塩を貢ぎ物に贈り、東隣の弓削島は京都・東寺に塩を納めた荘園「弓削島荘」として知られる。今回は弓削島の塩田跡を探って2カ所を試掘。地下1・4mで13世紀前半の土師器を発掘した。弓削島荘時代の土器の発見は初めてという。
[参考:愛媛新聞、毎日新聞]

過去の関連ニュース・情報
2012.8.20宮ノ浦遺跡 古墳時代前期の製塩遺構を確認
 古墳時代前期(3~4世紀)の製塩遺構を新たに確認
2011.8.18宮ノ浦遺跡 県内初の塩田跡を確認
 県内で初めて中世の塩田跡を確認。中世の塩の荘園「弓削島荘」の初の考古史料。
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愛媛県越智郡佐島・宮ノ浦遺跡 古墳時代前期の製塩遺構を確認

2012年08月20日 | Weblog
 上島町弓削佐島の製塩遺跡「宮ノ浦(みやんな)遺跡」を発掘中の愛媛大考古学研究室の調査チーム(代表・村上恭通教授)は、古墳時代前期(3~4世紀)の製塩遺構を新たに確認し、8月19日に講演会を開催する。
 昨年8月の調査で、県内で初めて中世(13世紀)の塩田跡を発見し、その下層に古墳時代の製塩遺構があるのを確認していた。
 8月19日(日)13:00から、『中国の製塩考古学を学ぶ~佐島・宮ノ浦(みやんな)遺跡がつなぐ、山東と愛媛~』と題した、記念講演会がせとうち交流館(愛媛県上島町弓削下弓削)で開催される。 
[参考:愛媛新聞、上島町HP]

過去の関連ニュース・情報
 2011.8.18 愛媛県越智郡佐島・宮ノ浦遺跡 県内初の塩田跡を確認
 愛媛大考古学研究室の調査チームは17日、越智郡上島(かみじま)町に属する、弓削島の隣の佐島東部の海岸沿いに位置する宮ノ浦遺跡を試掘調査した結果、県内で初めて中世の塩田跡を確認したと発表した。
 文献では、多くの記録が残る中世の塩の荘園「弓削島荘」の初の考古史料発見としている。
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愛媛県越智郡佐島・宮ノ浦遺跡 県内初の塩田跡を確認

2011年08月18日 | Weblog
 愛媛大考古学研究室の調査チーム(代表・村上恭通教授)は17日、越智郡上島町に属する、弓削島の隣の佐島の海岸沿いに位置する宮ノ浦遺跡(みやんないせき)を試掘調査した結果、県内で初めて中世の塩田跡を確認したと発表した。
 文献では、多くの記録が残る中世の塩の荘園「弓削島荘」の初の考古史料発見としている。
[参考:愛媛新聞]

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