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愛媛県越智郡佐島・宮ノ浦遺跡 古墳時代前期の製塩遺構を確認

2012年08月20日 | Weblog
 上島町弓削佐島の製塩遺跡「宮ノ浦(みやんな)遺跡」を発掘中の愛媛大考古学研究室の調査チーム(代表・村上恭通教授)は、古墳時代前期(3~4世紀)の製塩遺構を新たに確認し、8月19日に講演会を開催する。
 昨年8月の調査で、県内で初めて中世(13世紀)の塩田跡を発見し、その下層に古墳時代の製塩遺構があるのを確認していた。
 8月19日(日)13:00から、『中国の製塩考古学を学ぶ~佐島・宮ノ浦(みやんな)遺跡がつなぐ、山東と愛媛~』と題した、記念講演会がせとうち交流館(愛媛県上島町弓削下弓削)で開催される。 
[参考:愛媛新聞、上島町HP]

過去の関連ニュース・情報
 2011.8.18 愛媛県越智郡佐島・宮ノ浦遺跡 県内初の塩田跡を確認
 愛媛大考古学研究室の調査チームは17日、越智郡上島(かみじま)町に属する、弓削島の隣の佐島東部の海岸沿いに位置する宮ノ浦遺跡を試掘調査した結果、県内で初めて中世の塩田跡を確認したと発表した。
 文献では、多くの記録が残る中世の塩の荘園「弓削島荘」の初の考古史料発見としている。
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