歴歩

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金海・良洞里遺跡で弁韓時代の漆弓と三国時代の短甲などが出土

2011年03月15日 | Weblog
 国立金海博物館は14日、金海市大成洞古墳博物館と共同で、金海・良洞里(김해 양동리)遺跡(史跡454号)を調査した結果、木棺墓等、弁韓時代(변한 시대)の墓39基と石槨墓2基などを確認した発表した。
 遺物では木棺墓から長さ176㎝に達する漆弓が出土した。 木材に木の皮を巻いてその上に漆を塗っており、昌原茶戸里木棺墓で発見された長さ170㎝の弓と似ている。
 三国時代に作られた石槨墓では板甲(短甲)および冑、筒形銅器と有刺利器(미늘쇠)などが出土した。 良洞里遺跡主陵線上に造成された墓で、最高位層の墳墓であることが確実だとしている。
[参考:聨合ニュース]

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 2008-11-28 慶尚南道昌原市北面・茶戸里遺跡 出土品から現れた新しい発見!


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