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石岡市・瓦塚窯跡遺跡 新たに10基が見つかる 

2013年06月04日 | Weblog
 石岡市教委は、同市部原の瓦塚窯跡(かわらづかかまあと)遺跡で、新たに瓦窯跡10基が見つかったと発表した。これまで24基を確認しており、瓦窯跡は計34基になった。1カ所に瓦窯跡が集中する遺跡としては全国最大級という。
 同遺跡は、8世紀半ばに創建された常陸国分寺・尼寺(同市石岡地区)に瓦を供給した窯跡。 今回の調査で、国分寺より古い瓦を確認。操業期間は8世紀前半〜10世紀前半の200年間にわたることが判明した。
 現地説明会が9日(日)午前11時と午後2時の2回開催される。
[参考:毎日新聞]

石岡市・瓦塚窯跡遺跡
2011.2.10 これまでに見つかった13基と合せ24基となり、かすみがうら市の松山瓦窯を越え、県内最大の遺跡となった。関東最大とされる南河原坂窯跡(千葉市緑区)の20基に並び、関東地方でも最大級の窯跡であり、常陸国の瓦の生産拠点だったことをうかがわせるとしている。操業は10世紀まで継続して行われていた可能性がある。
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