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阿南市・若杉山遺跡 水銀朱の原料となる辰砂の坑道跡を最古となる弥生後期と確認

2019年03月01日 | Weblog
 阿南市と徳島県教委が1日、赤色顔料「水銀朱」の原料となる「辰砂(しんしゃ)」が採取されていた若杉山遺跡(阿南市水井町)の坑道跡が、土器片の年代から弥生時代後期(1~3世紀)の遺構と確認されたと発表した。
坑道跡は太龍寺山(たいりゅうじざん、標高618m)の斜面・標高約250mにあった横穴。全長12.7m、高さ0.7~1.2m、幅3m。
 これまで最古とされてきた山口県美祢(みね)市の長登(ながのぼり)銅山跡の坑道(8世紀)を約500年さかのぼり、国内最古の坑道という。
[参考:共同通信、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞]

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