妙高市教育委員会は、同市北条の西俣古墳群で、平安時代の遺構の下から横穴式石室(全長10m)を持つ古墳時代後期(600~650年ごろ)の円墳(径15m)が確認され、副葬品として金メッキが施された長さ約90cmの「金銅装圭頭(こんどうそうけいとう)太刀」が見つかったことを発表した。
同じ刀は同市の谷内林古墳でも見つかっており、県内で2例目。今回発見した刀はほぼ全形をとどめ、きわめて保存状態がいいという。
石室からは、他にも矢尻などの鉄製品約50点、耳飾りやガラスの小玉など約20点も見つかっており、大きな政治勢力が存在したことを示している。
古墳時代後期の妙高市周辺は従来、古墳が密集する関川左岸の斐太地区が政治の中心と考えられていたという。
しかし、今回、対岸地区で大量の副葬品を有する大規模古墳が確認されたことで、市教委担当者は「7世紀後半段階で、この地区に斐太とは別の大きな政治勢力が存在したことが明らかになった。この時代の歴史の定説を見直す契機になる貴重な発見」と話している。
同市教委は23日午前10時から現地で説明会を開く。
[参考:読売新聞]
同じ刀は同市の谷内林古墳でも見つかっており、県内で2例目。今回発見した刀はほぼ全形をとどめ、きわめて保存状態がいいという。
石室からは、他にも矢尻などの鉄製品約50点、耳飾りやガラスの小玉など約20点も見つかっており、大きな政治勢力が存在したことを示している。
古墳時代後期の妙高市周辺は従来、古墳が密集する関川左岸の斐太地区が政治の中心と考えられていたという。
しかし、今回、対岸地区で大量の副葬品を有する大規模古墳が確認されたことで、市教委担当者は「7世紀後半段階で、この地区に斐太とは別の大きな政治勢力が存在したことが明らかになった。この時代の歴史の定説を見直す契機になる貴重な発見」と話している。
同市教委は23日午前10時から現地で説明会を開く。
[参考:読売新聞]
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